「自立型個別指導」 | |
[塾長の考え] | |
2009年3月4日 14時49分の記事 | |
私は以前、集団授業の学習塾を経営していたが、今は「個別指導」であり、なおかつ「自立型」の指導をする学習塾の経営者である。 先月私は母校である宮崎西高校で教壇に立って話をする機会を得た。これは保護者の方々が主催する講座の講師としてのものだった。私はかつてパイロットを目指していたのでその頃の話を後輩である西高校の一年生や二年生に話したのだ。 もともと私は集団授業が得意であり好きである。だから、この依頼は嬉しかったし、また楽しかった。教えることに自信がある塾講師ならば誰でも教壇に立ち、クラスの生徒全員をその気にさせながら進める授業が大好きであろう。私もそうだ。 しかし、私は塾生たちを志望校に合格させなければならない立場の最高責任者である塾長である。自己満足のために集団授業をやるわけにはいかないのだ。 はっきりと断言できるが、集団授業で学力をつけることよりも個別指導で学力をつけることの方が容易だ。さらに依存型の塾生よりも自立型の塾生の方が、本物の実力が身につくことは明白な事実だ。 一番効果的な指導は「自立型個別指導」なのだ。これは学習塾での指導だけにあてはまるものではない。私は数千冊レベルでビジネス書を読んできたが、優秀な指導者は部下を指導する際に「自立型個別指導」をしているということを十年前にはっきりと気づいた。だからそれを学習塾バージョンに改良して実行しているのである。
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