「基礎学力の充実」 | |
[塾長の考え] | |
2009年3月10日 14時50分の記事 | |
塾で生徒を指導しているときにつくづく大事だと思うことは基礎学力の大切さである。指導上、第一段階の目標はズバリ言って基礎学力の充実を目指すことに尽きる。その昔、私自身はこの基礎学力という言葉を聞くとすぐに受けていた印象は「簡単な基礎問題を解ける学力が基礎学力なのだろうから、低学力という意味かな?」というものだった。これはとんでもない勘違いであった。基礎学力とは実際は万能の元であり、一生使える宝物だ。 野球を見てみると「エース」と呼ばれるピッチャーは総じて下半身が立派に鍛え上げられている。ボールを投げるのは腕の振りがよければいいというわけではなく、すべては体のバランスのよさによるらしい。となれば中心は腰でありそこに意識を持っていくためには下半身を鍛えなければならない。 相撲を見てみると「横綱」は総じて下半身が立派に鍛え上げられている。体が大きくて腕力が強ければ相手力士を投げ飛ばせるというわけではなく、すべては体のバランスのよさによるらしい。となれば中心は腰でありそこに意識を持っていくためには下半身を鍛えなければならない。 では、学力向上に必要な考え方は何か? 「下半身」に当たる部分とは「基礎学力」なのである。応用問題や発展問題などの難解な問題を解くのに必要なものは小手先のテクニックなどではない。 基礎学力の充実こそあらゆる問題を解くための万能薬なのである。
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