そして人が | |
2012年9月26日 13時5分の記事 | |
そして人が自分を真に感動させたことのないものの方へ進むのは結局は虚偽か、少くとも軽薄さではないでしょうか? もちろん人間はどんな絵でも描くでしょうし、またそれはゆるされています。こころみてはならぬ芸術的手段などはないのです。新しいものは生れる方がよい。しかしピカソの方がジオットウよりも新しいとするような考え方自体がすでに古いのです。そんな所からホントの新しいものは生れないでしょう。 作家が自己の全身心をかけた所から促し立てられて押し出してくるものならば自然主義的な写生画もアンフォルメルやモビールも、新旧と価値において全く同じことです。
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