雄鶏(おんどり)物語 ジャータカ物語より | |
[童話] | |
2023年2月6日 18時2分の記事 | |
雄鶏(おんどり)物語 Kukkuṭa jātaka (No.448) アルボムッレ・スマナサーラ長老 これは、シャカムニブッダがマガダ国の竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)におられた時に語られたお話です。 ある時、法話堂で、比丘たちがデーヴァダッタの話をしていました。「友よ、デーヴァダッタは、乱暴者の象を仏陀にけしかけたりして、正覚者を殺すことまで企んでいるのだ」とデーヴァダッタの不徳について話していたところ、お釈迦さまが来られ、彼らの話題をお尋ねになりました。比丘たちが話題の旨を伝えると、釈尊は、「比丘らよ、デーヴァダッタは、過去においても、私を殺すことを企んだことがあった」と、皆に請われるままに過去の話をされました。 昔々、コーサンビーでコーサンバカという王が国を治めていた頃、菩薩は野生の雄鶏(おんどり)として、森で生を受けました。成鳥になった菩薩は、多くの野生の鶏(にわとり)たちと共に森に住んでいました。 つづく
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