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| 若干買い先行後に上値重い 「本日のマーケット」 |
| 2008年12月15日 9時1分の記事 |
12日の米国株式市場は反発。 NYダウが前日比64.59ドル高の8629.68ドル。 ナスダック総合指数は同32.84ポイント高の1540.72ポイント。 出来高概算はニューヨーク市場が14億3382万株、ナスダックが19億326万株。 米上院でのビッグスリー(米自動車大手3社)救済案の協議決裂を受け朝方は売り先行。 その後は米政府によるビッグ3救済期待から買い戻しなどが広がりプラスに転じる。 アップルやインテルなどハイテク株が上昇し相場を支えた。 週末（12日）の日経平均株価は484円安の8,235円。 TOPIXは同35ポイント安の813ポイント。 東証一部の売買代金は2兆4,806億円（うちSQ分で概算5,250億円）。 騰落銘柄数は値上がり252銘柄、値下がり1,408銘柄、変わらず54銘柄。 救済法案をめぐって情報が錯綜する中、「米民主・共和両党の修正協議が物別れ」との情報から米株価指数先物やアジア株が軒並み急落、為替は一時1ドル＝88円台前半まで円高。日経平均が下げ幅を632円に拡大。 公的資金の流入観測もあって、一巡後は下げ渋った。 米金融安定化法案の枠で救済することになるか、あるいは破たんして白紙に戻すか。 どちらにしても市場の混乱は計り知れない。目先、8,500円で上値の重さを意識する展開に逆戻り。 しかし、当コラムを継続して読んでいただいた方には想定の範囲内。 |
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