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| 大幅反発 日銀にアクティブな政策が求められている 「本日のマーケット」 |
| 2008年12月17日 9時3分の記事 |
16日の米国株式市場は、大幅反発。 NYダウが前日比359.61ドル高の8924.14ドル。 ナスダック総合指数は同81.55ポイント高の1589.89ポイント。 出来高概算はニューヨーク市場が15億3974万株、ナスダックが22億3350万株。 FRB(米連邦準備制度理事会)がFOMC(米連邦公開市場委員会)でFF(フェデラル・ファンド)レートの誘導目標を従来の1.0％から0〜0.25％に引き下げたことを好感。 ゴールドマン・サックス <GS.N> の四半期決算が予想ほど悪くなかったことを受けて銀行株が上昇を主導。 ゴールドマン・サックスは１４．４％急伸。この日発表した第４・四半期決算は、１９９９年の上場以降、四半期ベースで初の赤字となったが、一部投資家の予想ほど悪く なかった。ＪＰモルガン・チェース <JPM.N> も１３％高。 家電小売大手ベスト・バイ <BBY.N> の四半期決算が予想を上回ったことも地合いの改善につながる。ハイテク株が上昇。ベスト・バイは１８％近く急伸、マイクロソフト<MSFT.O> は５．６％高、インテル <INTC.O> は７．２％高。ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ） <GE.N> は５．７％上昇。同社はこの日、第４・四半期と２００８年通期の業績見通しを明らかにした。 昨日（16日）の日経平均は反落。 日経平均株価は前日比96円安の8,568円。 TOPIXは同18ポイント安の828ポイント。 東証一部の売買代金は1兆3,896億円。 騰落銘柄数は値上がり439銘柄、値下がり1,195銘柄、変わらず79銘柄。 米株安と円高進行を背景に銀行株や輸出株に利益確定売りが出た。米連邦公開市場委員会（ＦＯＭ Ｃ）などを控え実需筋は様子見姿勢でり、売買は短期筋中心でボリュームは薄い。（東証一部の売買代金は1兆3,896億円） 手掛かり材料がないなか、先物の動きに追随して展開。 まとまった買いに下げ幅を縮める場面もあったが、円が強含むと、主力株を中心に売りに傾く。 目先的な資金を求め、低位株を中心に国内投資家の物色が続いている。来年を見据える動きとして太陽電池関連や風力発電関連などが買い進まれるている。 電池関連では古河電池<6937.T> がストップ高。ジーエス・ユアサ コーポレーション <6674.T> やＦＤＫ <6955.T>も高い。風力発電関連では、発電機用駆動装置を手掛けるナブテスコ <6268.T> などが買われた。 問題は為替動向。ある程度の景気悪化は織り込んでいるが、円高がこれ以上進めば株価判断の前提となる企業業績予想が大きく狂う。 ソニー <6758.T> やキヤノン <7751.T> などハイテク株がさえない。トヨタ自動車 <7203.T> は小幅安だったがホンダ <7267.T> は大きく下落。みずほフィナンシャルグループ <8411.T> 、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ <8306.T> などの大手銀行株もさえない。 全般に個別中心に下値を支えた。昨日は公的年金の買いは観測されていない。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 「本日のマーケット」 |
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