イタチ、罠にかかる | |
[動物] | |
2011年11月2日 22時48分の記事 | |
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先月のアライグマ遭遇の一件で市からアライグマ捕獲用に罠を 借りていたのですが、それにイタチが掛かりました。 罠はいつも人目につかぬよう深夜、神社やゴルフ場の森に面した場所に設置し、 早朝に回収するを繰り返していました。 今回も日付が変わったのでそろそろ仕掛けに行くかと思っていた矢先でした。 ガレージの方からガシャンと音がしたので、ドアを開けると罠のフタが 降りています。 臭いからイタチとすぐに分かりました。
イタチが追いつめられると『最後っ屁』と呼ばれる悪臭を放ちます。 犬を飼ってる人なら分かると思うのですが、イタチにも犬みたいな 肛門腺があってそこから臭い汁を出すんです。 攻撃や反撃の武器として飛ばすのではなく、恐さのあまり漏らすと言った方が 良いかも知れません。とにかく臭かったです。 火山の硫黄臭と牡猫のマーキング臭、タイヤが燃える時に出る臭気を 混ぜたような臭いで、大腸経由の糞便臭とは別物です。 それでも罠と漏れ出た箇所を水洗いしたら臭いは消えたので北米産の スカンクよりは相当マシかと思いました。 体は小っさくても攻撃的で、罠の中からものすごい剣幕で威嚇してきます。 毛並みは赤毛でツヤツヤ。コンディションは良好のようでした。 サイズ的には牡だと思います。 罠には猫が掛からないよう、トウモロコシやスナック菓子の キャラメルコーン、食パンを使っていました。 これで捕まるのはアライグマか狸しかいないと思っていたんです。 ところがイタチが捕まってしまい、困惑してます。 外来種のアライグマや大陸産のイタチが増えて河原の獲物が減ってしまい 餌を求めて民家の回りをうろついているのかも知れません。 興奮状態の時に放すのは危険と判断したので、暫く静かに置いといてから 放してやりました。 もう来たらアカンで。 | |
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