月下美人の花 | |
[日常ネタ] | |
2012年9月30日 23時29分の記事 | |
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数日前、ご近所のマダムが、月下美人が咲くからと、玄関先に出して見せてくれました。 次郎さんの右側に垂れ下がるのが、その葉っぱです。 月下美人は夜、ひっそりと花を咲かせるサボテンの仲間です。 原産国では芳香を嗅ぎ付けたコウモリが受粉をします。
金曜日の晩に、二輪咲きました。 辺り一面、良い香りが漂っています。 そして土曜日の夕方、台風で誰も見に来ないだろうからと、マダムが蕾をひとつ 摘んで持って来てくれました。 早速、瓶に挿して開花を待ちました。 18時頃から花が開き始め、それとともに白百合の品種、カサブランカのような 濃厚な芳香を放ち始めました。 次郎さんと比較。すごく大きな花です。 一階の居間に置いていましたが、二階の部屋まで香りが立ち上ります。 受粉をしてもらうコウモリを呼ぶのに充分だなと思いました。 0時頃が開花のピークで、それ以降は花も閉じ始め、香りも全くしなくなりました。 特徴的な雌しべと、花粉をつけた雄しべがびっしりです。 原産国では受粉後、ドラゴンフルーツのような雰囲気の実がなるそうですが、 日本で栽培されているものは、ほとんどがクローンで近親交配となるため、 花粉を擦り付けても受粉しないそうです。 食用月下美人と称して売られているものは遺伝子が異なるので、結実が 可能となります。 今回は満月に近い日に咲きましたが、開花に月齢は関係しないそうです。 本体のコンデションが良ければ、年に2回開花するとのことです。 今回はとても珍しい花が見られて、マダムのご好意に感謝するばかりです。 | |
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