| 豪州の未曾有の大洪水 | |
| [海外生活] | |
| 2011年1月12日 7時16分の記事 | |
明けましておめでとうございます。今年も宜しくどうぞ。 間の抜けたご挨拶となりましたが、年末から欧州南部に旅行に行っておりました。
帰国早々豪州は大変な洪水に見舞われていて驚いています。特にクイーンズランド州の被害が甚大です、日本人観光客の豪の玄関口といわれるケアンズや豪第３の都市ブリスベンのある州です。グレイトバリアリーフもそうですね。この州の面積は日本の４倍もありそのうち７５％が洪水の被害にあっています、これは日本の３倍の面積となります。想像を絶する洪水です。日本はこの事は対岸の火事として傍観していられませんョ。日本は大変な量の資源や農産品を豪より輸入しており価格の暴騰や品不足になる恐れが心配されます。豪でも小規模の農家がたくさんいます、大変気の毒です。なにせ作物の大不作の予想ばかりでなく道路や橋が広範囲に寸断されてるために物資の輸送も出来ない状況です。特に小麦など手に入らないとあらゆる食品に影響しますよ。昨年不作だったロシアは小麦の輸出を停止したがそういう事が豪州でも現実に起こる事もありえます。まずは自国民を食わせなければならないのですから当然です。日本人はお客様は神様（これは雇う方の従業員への躾ですからね）と言いますが実は買うほうより売るほうが強いのです。最近も中国がレアメタルの輸出を停止し日本は困りましたね、いくら金があっても買えなかったら(売ってくれなかったら）どうしょうもありません。だから普段の心がけが重要（これが外交ですよ）なのです。買ってやるという偉そうな態度は日本だけにしか通じません、世界ではまったく通用しないんですよ。個人同士や企業同士でも国同士でも全く同じで相通ずるものですね。私はネットで寄付をしました。 皆さんこの窮状を察してどうか赤十字を通じて寄付をして下さい。 | |
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