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江戸浅草物語3「徳川幕府の危機に陰陽五行の天才占い師参上」(無料公開)
[【時代小説発掘】]
2014年1月19日 10時56分の記事


【時代小説発掘】
江戸浅草物語3「徳川幕府の危機に陰陽五行の天才占い師参上」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


梗概:
 浅草寺に近い浅草花川戸のむじな長屋に住む人たちの物語。時代は、犬公方綱吉の逝去の後、生類憐みの令に縛られていた江戸庶民に、ひと時の安らぎが訪れていた。綱吉の後を継いだのは、元甲府藩主の徳川家宣であった。
 だが、六代将軍徳川家宣は、将軍在職の三年余りで病没し、新将軍は、数え年で四歳になる徳川家継であった。この時、徳川幕府の最大の危機であった。
 徳川幕藩体制は、まさに風前の灯だった。前将軍の子飼いであった間部詮房(まなべあきふさ)と英名の誉れ高い新井白石(あらいはくせき)が幕政を司っていた。
 家継が将軍になった翌年の正徳四年には、大奥の腐敗が明らかになった。浮上した大奥の腐敗に、一千五百人の者たちが罰せられた。
 事件を起こした大奥年寄の絵島は、信濃高遠に流刑されたのだった。この時、徳川幕藩体制は、最大の危機を迎えていた。
 江戸では、幼少の将軍を置いた幕藩体制に対して、関ヶ原の戦いの怨念を持ち続けている輩たちの不穏な動きがあった。徳川幕府の中興の祖と言われる徳川吉宗が歴史の表舞台に登場。徳川吉宗の命で動く忍びの者たちが江戸市中を走る。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 


これまでの作品:

江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」

江戸浅草物語2「徳川幕藩体制の最大の危機」

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【時代小説発掘】
江戸浅草物語3「徳川幕府の危機に陰陽五行の天才占い師参上」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 鎌倉街道を江戸に向かう陰陽五行の占い師

 下総の国のみづちを祀る由緒のある神社に一人の男が手を合わせていた。この神社の名 は、延喜式にも記されていた。
 男は、ひげ面で山伏の姿をしていた。東北から下総にある鎌倉街道を通って、江戸に向かっている途中であった。
 男は、拝礼を終えると神社の境内を掃除している婆さんに声をかけた。
「徳満寺は、ここから近いのですか?」
 落ち葉を集めていた婆さんは、腰を伸ばしてひげ面の男を見た。男は、日に焼けた顔で白い歯を見せていた。
「徳満寺は、鎌倉街道から船に乗ってすぐの所ですよ。さぁ、こちらに」
 男は、礼を言って神社の石段に向かった。後ろから婆さんの声がした。
「修験者様、うちのせがれに言って、船を用意させますよ」
 男は、婆さんの心遣いに礼を言った。木枯らしが吹いていた。落ち葉の上を歩くとかさかさという音がした。
 茅葺の粗末な家が坂の下にあった。手拭いで頬かむりをしていた男がそこにいて、薪を縛っていた。初冬に入って、どの家も冬支度に忙しかった。
 山伏姿の男は、日当りのよい縁台に座った。鳥の甲高い鳴き声がした。
「明年は、丙申(ひのえのさる)か・・・・・・」
 男は、そうつぶやいた。白湯を持ってきた婆さんは、男の言葉を聞いた。
「修験者様、丙申はどういう年になるのでしょう?」
「五行では、相克(そうこく)といって混乱の年となる。火の勢いが強くなって、大きな変わり目の年となるであろう」
 男は、そう言うと婆さんの差し出した白湯を口にした。
 男の正体は、陰陽五行の天才占い師の佐藤瑞法であった。かつて、富士山の大噴火を言い当てたということで、江戸城にも呼ばれるほどの占い師であった。
 佐藤瑞法は、犬将軍綱吉から次期将軍の占いを託されたこともあった。その天才占い師が下総の国に姿を見せたのだった。
 みづちを祀る神社の周囲は水に囲まれていた。みづちは、龍を意味し、ここに生きる者たちは、龍に畏敬の念を抱いていた。
 婆さんのせがれが船を出した。佐藤瑞法は前方に見える小高い丘の上にある寺を見ていた。その寺には、住職の白隠和尚がいるはずであった。
幕府隠密の風の喜八と白隠和尚は仲が良かった。佐藤瑞法は、その縁で徳満寺に向かっていたのだった。
 その日、徳満寺では、縁日が開かれていた。
子どもたちの声がしていた。境内を走り回っている。正月の独楽や凧を売っている俸手振りもいた。
 地蔵堂から白隠和尚が出てきた。
和尚は、先ほどまで、護摩木を火炉に投じて念じていた。和尚は、山伏姿の佐藤瑞法を見た。
「あたなは、陰陽五行の占い師である佐藤瑞法様ではありませんか。喜八殿から貴殿のことは聞いております」
 白隠和尚は、小太りで白眉(はくび)の徳のある顔をしていた。
佐藤瑞法は、白隠和尚に挨拶をした。
「今晩は、ゆっくりして、離れの座敷で泊ってください。陰陽五行の占いについて、是非、教えを乞いたいのじゃ」
 白隠和尚は、喜八から陰陽五行の天才占い師のことは聞いていた。修験者の様相をした佐藤瑞法が東北に行ったことも知っていた。
 富士山の大噴火から、既に七年の時が経っていた。白隠は、明年がどうなるのか気になっていた。目の前には、富士山大噴火を言い当てた占い師がいた。
 徳満寺からは、紫の山と言われている筑波山が見えた。
「ほぉ、美しいのう。まるで、以前、書物で見た霊鷲山(りょうじゅせん)のようじゃ・・・・・・」
 佐藤瑞法は、釈迦が法華経を説いた霊鷲山のように筑波山を見ていた。
 冬枯れの風景には、紫の山は凛として見える。農民たちが稲わらを焼く白い煙がいくつも見える。
 白隠和尚は、佐藤瑞法を寺の庫裡に招いた。庫裏は、小僧たちが夕餉の支度をしていた。うどんを用意して、青物をまな板で切っていた。村で取れた里芋を大鍋に入れて、味噌仕立てで煮込んでいく。
「さぁ、どうぞ、夕うどんでも召し上がってください。般若湯もございます」
 白隠和尚は、檀家から貰った酒樽を小僧に持ってこさせた。
「近くの酒蔵で醸造した酒です。さぁ、どうぞ」
 冬の陽が川面に映っていた。寺の鐘が時を告げる。
 佐藤瑞法は、うまい酒を飲み、夕うどんを食べた。
 風の喜八は、赤穂藩の隠密として、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)の書状を白隠和尚に届けたことがあった。
「佐藤瑞法殿、明年は五行ではどうでしょうか?」
 白隠和尚は、佐藤瑞法にそう尋ねた。
「五行では、相克といって混乱の年となります。新しい業火が現れて、世の中は、大きな変わり目の年となるでしょう・・・・・・」
「やはり、大きな変わり目になりますか・・・・・・、私の護摩でもそのようなことが見えるのです」
 二人は、寺の庫裏で語り合った。昨年の一月には、大奥を揺るがす絵島事件が起きて、幕藩体制のほころびが明らかになった。
「明年は、丙申でございます。火は金を駆逐するのです・・・・・・、相克は争いをあらわし、火は金を滅するのでございます」
 佐藤瑞法は、その業火が見えるようだった。業火は、地獄の火のように燃えさかり、暗闇を隠忍たちが行脚する。冥界から死者たちが今世に蘇る。
 何故今、佐藤瑞法が江戸に向かうのか。それは、正義を尊ぶ気持ちだった。佐藤瑞法は福島飯坂の出身であり、源義経に仕えた忠臣の佐藤一族の末裔であった。
義経公を守り、獅子奮迅の戦をした佐藤一族は、長い年月の後、徳川家に馳せ参じた。徳川幕府は、佐藤一族を迎え入れた。
 佐藤瑞法には、その忠臣の血が流れていた。徳川家に不気味な影が迫っていることを感じていた。
 佐藤瑞法は、福島飯坂から鎌倉街道を通って、駆けつけてきた。
 白隠和尚は、目の前の佐藤瑞法の背後にいる守護霊を見ていた。それは、名高い武将の源義経の姿であった。
 かつて、白隠は、風の喜八から聞いたことを思い出した。喜八が佐藤瑞法と対決した時のことであった。
 風の喜八は、長刀を持つ佐藤瑞法と対峙していた。佐藤瑞法は、手甲と脚絆を身につけ、首には法螺貝を下げている山伏の姿をしていた。
 喜八は、自らを不動明王のように火炎のような殺気を放していた。喜八は、佐藤瑞法の後ろに義経公の姿を見ていた。
 義経公の一行は、日本海の荒海を渡り、山形の鼠ヶ関に上陸した義経や弁慶の姿がそこにあった。
 佐藤瑞法は、義経たちに守られていることを喜八は知った。
 白隠和尚も佐藤瑞法の背後に義経の姿を見て、手を合わせるのだった。
 その日の晩のことであった。離れで寝ていた佐藤瑞法は、ふと目を覚ました。深夜の本堂から読経が聞こえた。住職の白隠が上げているのだった。
 白隠も明年を前にして、祈りを捧げているのだった。少しでも安穏な世が続くことを祈っているのだった。
 富士山大噴火で、下総の国まで灰が降った。農作物は、収穫できずに農民は、生まれた子どもを間引いた。徳満寺には、その悲しみが漂っていた。
 子育て地蔵を祀るこの寺には、生きるために悲しみの選択をした人たちの哀音(あいおん)があった。
 佐藤瑞法は、寺に奉納された間引きの絵馬を見た。絵馬に描かれていた間引きは、みちのくでも飢饉の時には、度々起きていたのだった。
 間引きは、子返しとも言われた。今生に生を受けた赤ん坊を元の世界に戻す。生を受けても満足に食べられない母親の乳は出なかった。赤ん坊にとっては、ほどなくして死を迎えるしかなかった。
 母親は、角をはやした鬼となって子どもを返すのだった。白隠は、悲しみに耐えかねて声を殺して泣いた。
 釈迦は、人であった。その人が悟りの境地に入って、仏教を起こした。釈迦は、神ではなかった。ひとりの人間が悟りを開き、仏陀となった。
 白隠は、その寺に掲げられた間引きの絵馬をいつも見ていた。白隠は、我が子を間引く母親の悲しみに耐えきれなかった。悟りの境地は、はるかに遠く思えた。
 佐藤瑞法は、離れの間で白隠の悲しみを思っていた。佐藤瑞法は、思わず法華経を静かに唱えていた。
 釈尊が霊鷲山で法華経を唱えたように、佐藤瑞法は、霊鷲山に似た双耳峰の筑波山を思って唱えていた。この土地の凄まじい悲しみの闇がそこにあった。
 悲しみの闇は、晴れるのか。佐藤瑞法ぱ、この土地の深い闇が白隠を呼び、自らも呼ばれたことに気付いた。
 白隠和尚も佐藤瑞法は、この闇によって、人の生活が続いてきたことを知った。雲間から月の光が静寂の世界を照らしていた。


(二) 四ツ木八幡宮の出会い

 大川を船で行く。白い帆が風を受けていた。船頭が櫂を使って船を進めていた。やがて、前方に四ツ木八幡の森が見えてきた。
 日が傾いていた。水鳥がきらきらとした水面の上をはばたいていた。
 佐藤瑞法は、四ツ木八幡の船着き場に降りると赤い鳥居を目指した。
 幼少の将軍を置いた幕藩体制に対して、関ヶ原の戦いの怨念を持ち続けている輩たちの不穏な動きがあった。
「喜八殿は、ご在宅ですかな・・・・・・私は、以前、お世話になりました佐藤瑞法でございます」
 庫裏から顔を出したのは喜八の娘だった。お登勢は、器量がよい娘に育っていた。今年で十五歳になっていた。
 八幡様のお祭りでは、亀や雀を放した放生会では、幼いお登勢の威勢のいい口上が境内に聞こえていた。
 娘になったお登勢は、さすがに、放生会の口上はすることがなかった。今は、弟の良雄が口上を受け継いでいた。
 その名は、赤穂義士の中心であった大石内蔵助良雄の名であった。父の喜八が名付けたのであった。
 喜八の連れ合いのお勢が顔を出した。
「これは、佐藤瑞法様。いつ、江戸に・・・・・・」
 お勢は、天下に知られた陰陽五行の天才占い師が目の前にいるのに驚きの声を上げた。「下総の国徳満寺の白隠和尚にお会いして、喜八殿に会いに参りました・・・・・・」
「あいにくですが、お役目でしばらく戻っておりませんが・・・・・・」
 佐藤瑞法は、笑みを浮かべた。
 佐藤瑞法は、帰り際に、本堂に奉納されている亡き木村源浄の十文字鎌槍を拝しに行った。良雄が先になって本堂に行く。
 本堂の前には、深編笠を被った虚無僧がいた。虚無僧の本山は、下総の小金にある金龍山一月寺の虚無僧か。佐藤瑞法は、瞬時に判断をしようとした。
 佐藤瑞法は、山門の陰や森の小道に虚無僧たちが潜んでいるのに気付いていた。長刀を使えば、敵はいない佐藤瑞法は、本堂の前にいる大柄な虚無僧と対峙した。
「まて、争うことはしない。そちは、富士山大噴火を言い当てた佐藤瑞法であるな・・・・・・」
 大柄な虚無僧は、そう言うと大声で笑った。
「瑞法よ、綱吉様に難題を出されて、尻尾を巻いて福島飯坂に帰ったか? 怒るな、戯言であるぞ。ワッハハハ・・・・・・」
 佐藤瑞法は、ひどく陽気な相手に飲まれていた。普段であれば、佐藤瑞法の方が豪快に笑って、相手を圧倒するはずであった。
 笑う門には、福来たるは、佐藤瑞法の身上であった。だが、この時は、この男に煽られて、佐藤瑞法はたじたじであった。
 先ほど、この虚無僧は本堂に向かって手を合わせていた。
 本堂には、紀州藩の窮地を救った幕府隠密の木村源浄の十文字鎌槍が奉納されていた。その時、佐藤瑞法は、目の前にいる大柄な虚無僧が紀州藩主の徳川吉宗であることを知った。
「富士山大噴火を言い当てた陰陽五行の天才占い師よ、いや、義経公の忠臣、佐藤一族の末裔である佐藤瑞法、貴公とまた、会いたいものだ・・・・・・」
 徳川吉宗は、そう言うと山門に向かった。その後ろには、数人の虚無僧たちが従って行く。
 佐藤瑞法は、しばらくの間、その場にいた。徳川吉宗は、桁外れの人物であると感じていた。そして、隠忍たちを使う巧みさには、底知れない恐ろしさを併せ持っていた。
 周囲には、根来衆たちも吉宗を守っていたのだった。江戸市中にも吉宗の命を受けて動く忍者たちが紛れていた。
 大名屋敷にも紀州の隠密たちは、紛れ込んでいた。吉宗のために身命を賭して探索を続けているのだった。
「おじちゃん、父ちゃんが帰ってきたよ・・・・・・」
 佐藤瑞法が振り返ると少し離れた所には、風の喜八の姿があった。喜八もまた大柄な虚無僧が紀州藩主の徳川吉宗であることを知っていた。
 木村源浄の十文字鎌槍が四ツ木八幡に納められた時のことだった。
「喜八殿、これは私の命である。十文字鎌槍を使う時が来るまで、貴殿に預かってもらいたいのだが・・・・・・」
「源浄様、分かりました・・・・・・。八幡様に守っていただきます。本殿で大事にお預かりいたします。守護神の白龍もきっと守ってくれるでしょう」
 喜八は、紀州藩のために、身命を賭した木村源浄との約束をした。
 佐藤瑞法は、かつて、風の喜八と対峙したことがあった。
 瑞法は、喜八が両手を上げて、丸木の棒を構える姿に感服した。真剣に対して、喜八が 白木の棒で立ち向かう光景がまぶたに焼き付いていた。
 佐藤瑞法は、喜八の後ろに大石内蔵助や堀部安兵衛たち赤穂浪士たちがいるのを見た。佐藤瑞法は、赤穂藩の隠密として生きて来た喜八の姿に涙が溢れた。
 その時、佐藤瑞法は、思わず長刀を投げ捨てて、手を合わせていた。
 四ツ木八幡宮の本堂には、十文字鎌槍が奉納されていた。
 槍の刃は、外の日を受けて、神々しく光っていた。まるで、木村源浄の霊魂がそこに宿っているようだった。
「ほぉー、見事なものですな。これが木村源浄様の十文字鎌槍ですか・・・・・・美しいのう・・・・・・」
 佐藤瑞法は、驚嘆の声を上げた。
 喜八は、庫裏に佐藤瑞法を招いた。お勢は、名物の赤穂の塩饅頭と茶を持ってきた。佐藤瑞法は、目の前の喜八の表情が優れないのが気がかりだった。あえて問いかけは
しなかったが、幕府の難しい局面に喜八が置かれているのが分かった。
 喜八は、昨年の一月に起きた大奥の絵島事件については、衝撃を受けていた。大奥は、信じられないほど腐敗していた。
 江戸城大奥の絵島は、将軍家継の生母である月光院の代参で増上寺を訪れて、亡き将軍家宣の廟(びょう)に参詣した。その後事件は起きた。
 山村座で芝居見物をした後、絵島たちは、役者の生島新五郎と宴を共にした。江戸城への帰参が遅れた。お仕置きは、役者の生島新五郎は、三宅島に流罪になった。そして、絵島は信州の高遠に配流となった。
 現在の将軍家継の母である月光院と先の将軍家宣の正室との争いだと市中では、囁かれていたが、どうも喜八には、納得がいかなかった。
 増上寺に参内した絵島と寛永寺に参内した宮路は、こともあろうに芝居見物をしたあげくに役者を呼んで酒宴をした。
 その結果、城への帰参が遅れ、不浄門である平河門から城に入った。それは、あってはならないことであった。それは、徳川幕藩体制を揺るがすゆゆしき事態であった。
 幕府は、さすがに看過することはできなかった。これら関する一千五百人の者たちが処分された、絵島の兄の白井平右衛門は、死罪になった。そして、利権を求める大奥の御用商人たちも罰せられた。
 幕府を支えていた側用人の間部詮房と英明な新井白石でも月光院をはじめとした大奥の腐敗を防げなかった。
 関ヶ原の戦いに敗れた西国の黒い影は、このような徳川幕府の大失態を見逃すはずはなかった。将軍の家継はあまりにも幼すぎた。
 喜八は、浅野家再興のために人生の全てを投じてきた。そして、今は亡き赤穂浪士たちの姿を思い出す。時代は動き、浅野家は、忠臣たちの働きにより、再興することができた。
 大石内蔵助(おおいしくらのすけ)が大奥の腐敗やたがが外れた幕藩体制を知れば、なんと思うのだろう。喜八は、今は亡き大石の横顔を思った。
 大奥の腐敗は、幕藩体制のゆるみをあらわしていた。それを建て直すには、強力な指導力が必要であった。それを誤れば、徳川幕府は自ら瓦解するのは必定であった。
「佐藤瑞法殿、明年はどうでしょう?」
 喜八は、止むに止まれずに口にしてしまった。
 佐藤瑞法は、昨日から三度同じことを聞かれた。
「陰陽五行では、相克といって混乱の年となりましょう・・・・・・」
 喜八は、黙っていた。喜八は、佐藤瑞法にこのようなことを尋ねて後悔した。
 虚無僧姿の徳川吉宗も又、このような問いを佐藤瑞法に尋ねたかった。
 根来衆たちは、福島飯坂からずっと佐藤瑞法を追っていたのだった。それは、徳川吉宗のために、陰陽五行の占いが必要だった。
 喜八は、それ以上、そのことには触れずにいた。
「佐藤瑞法殿、役目があります。花川戸の近江屋に寄ります」
 喜八は、花川戸の権助に佐藤瑞法の隠れ家を頼むことにした。むじな長屋には、空いている部屋があった。
 喜八は、先に四ツ木八幡宮を出た。
 佐藤瑞法は、根来衆に見張られていた。山伏姿では人目に付きやすかった。
半時ほど経って、佐藤瑞法は、外に出た。日が陰り、寒さがしんしんと身に染みる。商人や旅人の格好をした者たちがその後を追った。
 佐藤瑞法は、大川沿いの道を小走りに急いだ。左手に水戸殿の屋敷を見て、橋を渡った。
 その晩のことである。徳川吉宗は江戸赤坂の藩邸にいた。吉宗は、四ツ木八幡宮であった陰陽五行の天才占い師のことを思っていた。
 徳川吉宗は、喜八と同じように徳川幕藩体制の混乱を憂いていた。吉宗は、大地震や大津波で壊滅的な打撃を受けた紀州徳川家を建て直した。
 それは、血のにじむような努力を毎日積み重ねて、ある日、前方にようやく光が見えた。それを支えたのは、木村源浄たちの忠臣であった。
 幼い将軍と大奥の失態によって、幕府は混乱していた。この混乱の解消は、大きな変革が必要であった。
 かつて、慶安事件によって、由井正雪と親交のあった徳川頼宣が疑われ、本国の紀州に帰ることもできなかった。
 徳川吉宗は、祖父の頼宣が巻き込まれた慶安事件は、幕府の陰謀であったと疑っていた。それが今では、力士が子どもになったような幼い将軍を中心にして、間部詮房と新井白石が何とか支えていた。弱体化した幕藩体制がそこにあった。
 新井白石の策について、幕閣でも反対することが度々あった。今の体制では、幕府を守ることは難しかった。
 徳川吉宗は、庭に出て木刀を振り続ける。相手ののど元を思い描いて突きを入れる。吉宗は、振り返ると御庭番を呼んだ。
 花川戸の近江屋で佐藤瑞法は、飯を食べていた。権助に助けられて船に乗り、浅草寺の喧騒に紛れ込み、ようやく権助の家に着いたのだった。
「権助さん、明日からは長屋にお世話になります。八卦見の誠治と名を変えます・・・・・・宜しく頼みます」
 権助は、その晩は権助の船宿に泊った。犬の遠吠えが浅草の夜に響いていた。


(三) 正徳四年の年の瀬

「八卦見の誠治さんのお宅は、こちらですかい?」
 師走に入って顔を見せたのは、待乳山聖天社の門前で八百屋を営む三太だった。三太は、権助からよく当たるという八卦見の話を聞いた。
「わしが八卦見の誠治であるぞ。なにを八卦するのか?」
 三太は、自分の子どもがいつできるかを八卦して欲しかった。
 三太は、野菜を商う俸手振りから店を持つようになった。毎朝、商売に出る前に浅草寺の観音様にお参りを続けた。
 その姿を何年も見ていた八百屋の元締めである八百千の旦那は、八百屋を開く鑑札を三太に与えたのだった。
 待乳山聖天社にお参りをする芸者衆や男女の縁結びで参拝する人たちで、三太の商いは繁盛していた。参拝客たちは、大根を聖天社に奉納した。
 三太のおかみさんのキヨは、吉良上野介が領主だった吉良の庄から江戸に下がってきたのだった。
「子どもがいつできるか・・・・・・そればかり考えていますと夜も眠れません。観音様にお願いをしていますので・・・・・・いつか、生まれるとは思いますが・・・・・・それがいつなのか知りたいのです」
 三太は、誠治の部屋に上がり込んだ。誠治は、腕組みをして思案をしていた。
「三太さん、八卦は当たるも八卦、当たらぬも八卦という。子どもがいつ授かるのかという八卦は、至って難しいのだ・・・・・・」
 八卦見の誠治は、佐藤瑞法が名を変えて潜伏をしている姿だった。頭巾を被り、ひげ面をきれいに剃刀で剃っていた。眉毛まで剃り、歌舞伎役者のように眉を描いていた。
誠治は、三太の家に行って、方角を占いたいと言った。
「ようございます。本日の夕刻ですか。お待ちしております」
 誠治は、三太とキヨの生まれた年を聞いた。三太が帰ると佐藤瑞法は、陰陽五行の占いを始めた。
 三太は、火の勢いが盛んであり、キヨは水の気がある。燃え盛り過ぎるとよいことがないため、水を少し加えると塩梅がよかった。
 つまり、二人の相性は大変いいことが分かった。子どもは、やがて生まれて来るのが分かった。佐藤瑞法は、女の子が門前にいて遊ぶ姿が見えるのだった。
 その日の夕刻、佐藤瑞法は待乳山聖天社に出かけていった。芸者衆がお座敷の前に祈りを上げていた。聖天社には、二股の大根が積まれていた。
 聖天社には、大聖歓喜天が祀られていた。金龍がここに舞い降りたという聖天社は、小高い丘にあった。
 佐藤瑞法は、祈りを上げた後、石段を下りて門前の八百屋をのぞいた。店は、繁昌しており使用人が三人もいて、大根や青物を売っていた。
 店から主人の三太が出てきた。
「誠治さん、ありがとうございます。さぁ、どうぞ、お上がりくだせえ。むさ苦しいところですが、さぁ、どうぞ」
 店の奥には、四畳半があって大根がここにも積まれていた。足の踏み場もないとはこのことだった。
 キヨが火鉢にかけている鉄瓶から湯を茶碗に注いだ。佐藤瑞法は、一目でこの夫婦の仲の良さに気付いた。
 半時ほど八百屋の座敷で二人の話を聞いた。キヨがふろふき大根を持ってきた。ゆず味噌が大根に添えられていた。
 佐藤瑞法は、大根が好きだった。江戸で食べる大根は、とくにおいしかった。お代わりをして、二人には子どもが授かることを伝えた。
「だが、当たるも八卦、当たらぬも八卦です。話半分に聞いてください。よろしいですね」
 三太は、嬉しくなって八卦見のお礼をしようとした。佐藤瑞法は、それを丁寧に断って、その代りに大根を風呂敷に二つほど貰った。
 待乳山聖天社から花川戸の近江屋に帰るまでの間、すす払いを終えた商家の前では、主人を胴上げする姿が見られた。江戸では、師走にこのような光景が見られた。
 すす払いを終えると江戸市中では、商家の前の往来では餅つきが始まる。
 佐藤瑞法は、むじな長屋の部屋で浅草寺の方を向いて祈りを上げていた。
 下総の国の徳満寺でも白隠和尚が祈りを上げていた。村人たちの安穏な暮らしが続くことを祈るため、地蔵堂で護摩を焚いていたのだった。
 明年は、大きな変革が起きる。佐藤瑞法は、災厄を少しでも抑えるために祈りを上げる。
 外で声がした。権助が顔を出す。
「餅をつきました。瑞法様、召上ってください」
「それは、それは,ありがとう。権助さん、聖天社の八百屋から貰って来た大根をどうぞ、二股大根は、何やら秘め事をあらわしているようじゃ。ワッハハハ」
 佐藤瑞法の豪快な笑い声がした。


 
(四) 大家清兵衛の死

 むじな長屋の大家の清兵衛は、長屋が空き部屋になると物騒だったので、安い店賃にしていた。清兵衛は、店子の葬式や夫婦げんかの仲裁まで、面倒を見ていた。
 清兵衛は、秋口から急に足が弱っていた。店賃を集めることもできなかった。粋な深川の芸者であったお滝が清兵衛の世話をしていた。
 法華宗の強信者であった清兵衛は、気分がいいと南無妙法連華経と書かれたうちわ太鼓を左手に持って、右手でばちを叩いた。
 清兵衛が古希を迎えた時、長屋の住人たちが祝いの宴を設けてくれた。長屋の縁台で安酒と正太が用意したあさりの煮つけと権助が持ってきた刺身の盛り合わせがあった。そして、お滝の小唄と三味線が聞こえた。
 清兵衛は、楽しかったことを思い出していた。むじな長屋から少し離れた大川が見える家で清兵衛は、自分の死が近いことを知っていた。
 毎日、むじな長屋の住人たちが見舞いに来た。
 清兵衛は、むじな長屋の住人たちに人生を教えられてきた。笑ったり怒ったりする喜怒哀楽の中で、人の生活は続いていた。
 あさりのむき身を売る正太と浪人の久米平介が清兵衛を訪ねていた。久米平介は、追い詰められた表情をしていた。
「平さん、どうしたんだい・・・・・・まるで、幽霊みたいだぞ・・・・・・病人の私に心配させないでおくれよ」
「大家さん、明年は、私は期することがございます。実は・・・・・・私は、昔、首切り役人でございました」
 久米平介は、病床に就いている清兵衛に頭を下げた。
 久米平介は、東北の小藩の首切り役人だった。ある日、自分が行ってきた役目を続けることができなくなった。
 いかにきれいに首を落とすことばかり考えていると真剣を持つことすらできなくなった。久米平介は、藩を脱藩して死を覚悟して江戸に出たのだった。
 当てもなく江戸に出た久米平介は、一度でいいから浅草の観音様に手を合わせたかった。
 観音様に参拝した後、久米平介は、大川の柳の下で川面を見ていた。そして、大川に身を投げようとした。
「お侍様、お待ちになってください・・・・・・死んじゃいけませんよ」
 声をかけたのは、むじな長屋の大家の清兵衛だった。
「助けていただいて、ありがとうございました・・・・・・」
 久米平介は、大川に身を投げようとした時に清兵衛に救われた。清兵衛は、むじな長屋に久米平介を住まわせた。そして、清兵衛は、刀研ぎの仕事を久米平介に持ってきた。
 久米平介は、清兵衛に近頃寝ていると首のない骸が部屋に現れると言った。それは、首切り役人の自分に恨みを抱いた罪人たちの仕業と思っていた。
 目の下にくまができた久米平介は、幽霊に取りつかれているようだった。
「平さん、あなたは、まだ若い・・・・・・私のように冥途に片足を入れちゃならないよ・・・・・・そうだ、八卦見の誠治さんに相談してごらんなさい、きっと何とかしてくれますよ」
 清兵衛は、小声で南無妙法連華経とお題目を口にした。
 そのうち、権助が八卦見の誠治を清兵衛の家に連れてきた。
「権助さん、いよいよもうだめだ・・・・・・冥途の旅に出ることにしますよ」
 権助は、清兵衛の手を握った。仏の清兵衛と慕われ、いつも長屋の住人の生活を案じていたのだった。
「正月まで、何とか命を延ばしたかった・・・・・・仲違いしていた妹のマツが上州から訪ねて来る・・・・・・南無妙法連華経」
 清兵衛は、横を向いて涙を拭った。
「大家さん、もう少しで新しい年だ・・・・・・元気を出しておくんなさいよ」
 権助は、そう言うと八卦見の誠治、いや、陰陽五行の天才占い師の佐藤瑞法の顔を見た。
 佐藤瑞法は、頷くと懐から守り袋を取り出した。
「大家様、私は名を変えて身を隠しておりますが、陰陽五行の占い師の佐藤瑞法です。これは、佐藤一族に伝わる義経公の御秘符でございます」
 佐藤瑞法の言葉を聞くと大家の清兵衛の顔が明るくなった。久米平介も驚きの声を上げた。
 江戸では、富士山大噴火を占った佐藤瑞法の名を知らぬ者はいなかった。
 お滝が佐藤瑞法の言うとおりに茶碗に白湯を入れて、清兵衛の枕元に置いた。
佐藤瑞法は、目をつぶり経を唱え始めた。その経を聞いた清兵衛は、その場で涙した。そ れは法華経の方便品(ほうべんぽん)であった。朝晩に清兵衛が唱えている経典であった。
 佐藤瑞法は、下総の国の徳満寺から見た筑波山を思い出していた。その山は、釈迦が法華経を説いた霊鷲山に似ていた。
 清兵衛は、佐藤瑞法の周りに兜を着けた武将を見た。弁慶や忠臣たちの姿も見える。それは、源義経たちの姿であった。
 清兵衛は、お滝に体を起こされた。
 佐藤瑞法は、清兵衛の口に義経公の御秘符を含ませた。御秘符は、清兵衛の口の中で溶けていく。
 大家の清兵衛は、義経公の御秘符の功徳で、正月を迎えることができた。正月に妹のマツが上州から駆けつけた。清兵衛は、妹のマツと会って和解することができた。
「清兵衛様、大川を初荷の船が行きますよ」
 お滝は、初荷を乗せた船を指さした。船は正月飾りをしている。
 清兵衛の声がなかった。お滝が振り返る。清兵衛は、眠るように息を引き取っていた。 浅草寺では、久米平介が自分の姿の木彫りを参道の隅に埋めた。参拝客に木彫りを踏みつけるようにとの願い札があった。
 それは、佐藤瑞法が久米平介に教えたことだった。久米平介は、人の首をはね続けた自分の姿を木彫りにした。
 佐藤瑞法は、参拝客が木彫りを踏みつけることによって、久米平介の所業は救われると教えた。
 こうして、首のない幽霊たちは現れなくなった。久米平介は、ようやくぐっすりと眠ることができたのだった。







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