| くる天 |
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| TALES OF NIGHTINGALE |
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ブログの説明：
〜〜真実が浮かび上がるのは、夜。見つめるのは、ナイチンゲールの瞳。〜〜
「TALES OF NIGHTINGALE」にお立ち寄りくださいましてありがとうございます。当ブログでは、真実を見つめ続けるナイチンゲールの視点を借りて時事政治経済、フィギュアスケートなど関心のありますことについて硬軟問わずネットの森の片隅で語っております。 |
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| 『酔いどれて』 〜cross point Ｃ-Ｃ-Ｂ〜 |
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| 2023年9月30日 18時17分の記事
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『笠に歌ってもらいたいこの一曲シリーズ』も書きたい、んだけど、今週はこないだちょっとだけ触れたこれ↓を、
ケイ（ウンスク）の『酔いどれて』
こないだもここで書いたように、綺麗な歌詞を綺麗なラインに乗せて綺麗にまとめるのはワリと簡単、
スキルが要求されるのは、むしろその逆、
一言で言えば
アル中の歌
なんだけど、それを美化せず、かといって、目も当てられないグダグダにもせずギリギリのところで歌という芸術に踏みとどまるこの曲はやはり、私的に心に残る曲のひとつ、
短髪（ショートヘアと言え！（笑））に象徴されるように、過度かつ華美な作り込みを極力排し、決して透明感が有るとは言えないハスキーヴォイスでこの泥にまみれたような曲に打って出るケイの姿勢には実力勝負の覚悟が溢れている、一種の捨て身、
その『酔いどれて』、
♪泣かせてよ泣かせてよ
のリフレインの二番目の「泣かせてよ」、のラインは私的にはちょっといイマイチ、かなぁ…、
この部分は、一番目があのラインなので受けるのが凄く難しくて、苦肉の策感が滲み出てる、というか…、まぁ、かといってどう動かすか、上げるか下げるか、ちょっと俄かに思いつかないんだけど、”泣き”を入れずにストレートに走らせても良かったかなぁ…、
逆に一番好きなのは、
♪氷雨が窓打つこんな夜は
とそのフォローラインの部分、
情景描写をこの短いフレーズでよくまとめてると思うし、切り返しのフォローも逆に余韻の残して秀逸、
ぢつはこの曲も当時テレビで見たのは一度きり、多分紅白かなんかだったと思うけど、途中、こぼれ落ちる涙もそのままに、眉一つ動かさず表情ひとつ変えず歌い続けるケイの姿はまるで映画のワンシーンのようだった、
この曲聞くと、自動的にあのシーンが想起される、記憶違いでなければ、紫系のヘッドドレスと、近づきすぎず引きすぎずのカメラワークも素敵だった、
ケイは、薬物で検挙されたのかな…他の芸術も同じかもしれないけど、他の人にはない研ぎ澄まされた感性の持ち主、というのは、それが上手く働けば脚光称賛を浴びる一方、それがゆえの孤独に陥るリスクを常に内在させているように思う…、誰にも理解されない共有できない景色を見ているわけだからね、
ま、そんなこんなで私的に
ＴＰＯに構わず、想起すると自動的に涙腺の緩む曲
ってそう多くはないけど、アンパンマンのテーマとこの曲はその双璧、
…何とか絡めようと思いつつ、でんでんＣＣＢと絡められない文章になったな…（笑）、
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