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風の谷のナウシカに見る 環境問題と戦争 |
[人と地球] |
2007年9月10日 20時14分の記事
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1984年に公開された 「風の谷のナウシカ」 みなさんはご存じでしょうか。
私は子供の頃から この映画が大好きでした。 ナウシカというヒロインが人々を救い平和に導く・・・
でも、自分が大きくなるに連れて この映画って もっと奥が深い と思うようになりました。 架空の世界の話・・・・ファンタジーではありませんでした。
この世界の舞台となっている所は 「深海(ふかい)」と呼ばれる死の森が出てきます。 そこの空気を吸うと肺が腐り死んでしまうというものです。 その深海が浸食していくことで人々が住む場所を失う
これって、まるっきり地球の環境問題そのものじゃないでしょうか 最近になって特に「エコ」「エコ」とよく叫ばれますが ナウシカでは 環境汚染が進んだ未来の地球を深海として 表現しているに過ぎません。 架空でも空想でも何でもないです。 地球で起こりうる未来予想図かもしれません。 映画の中では それを力で圧倒し焼き払おうとする・・・・ そんな表現もありました。 それすらも人間の力の誇示であり、解決策ではない 地球は全力を持ってCO2を吸い込み酸素をはき出している しかし、人はそのための森林を伐採し さらにCO2をまき散らしている。 私自身、車に乗り、各種輸送手段を利用し CO2を巻いているには変わりない 私も反省しなければならないと思う 自分にできるエコロジーは何か 考えていかなければならない。
そして「戦争」 番組の最初の方で力で奪おうとする部分が出てくる その中で 「巨大な力を他国が持つ恐怖ゆえに・・・」 という台詞があるが この言葉は小さい頃からずっと忘れられなかった まさに、地球で起きている戦争の悪循環の1つである 他の国がもつ力の大きさに比例して 自国の力を大きくしようと画策する それが巡って 戦争を起こし 核兵器を生んだ 唯一の被爆国である日本は それをよく知っているはずであるが やはり 自衛隊という力を保持している 核を持たないだけで核に対抗はしようとしている これでどうやって平和を唱うのか 力を持ち、少なからず誇示しているのに
私は、この映画を将来必ず子供に見せると思う 最初は「おもしろかった」でいいと思う ただ、大きくなって別の見方をしてくれたら嬉しい。
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