トリノ Citta Magica | |
2010年5月21日 0時40分の記事 | |
トリノは、イタリアの東北部、ブーツの付け根の左側に位置するピエモンテ州の州都で、イタリア王国統一後最初の首都だった都市です。 首都だった期間は4年間で、変わり者で有名だったサヴォイア王家の王族が、集めに集めたキリストに係わる遺物の数々があるといわれていることでも有名です。 現在は工業都市として、イタリア経済を支えている都市のひとつでもあるのです。 この町の聖堂には、キリストが磔刑で亡くなった際にその遺体を包んだとされる聖骸布が安置されているのでも有名なんです。 この布は長さ4mで、縦に半分に折って遺骸を包んだのですが、折り目側に頭が来ています。包んだわけですから、遺体の前面と後面の影が布に投影されています。 この影が謎だといわれています。筆で描いたものでないことは調査済みで、最も不思議なのは、その影が写真のネガの状態だということなんです。 つまり、その影を写真に撮ったら、そのネガこそがホジになるという不思議な代物。 写真の技術もない時代、どのようにしてそのようなものを作成したのでしょう。 一説にはダ・ヴィンチの仕業ではないかといわれています。 というのも、炭素検査の結果2000年前のものではなく、中世のものである可能性が高いとされているからだとか。 その布に写された影が誰のものであるにしろ、不思議な遺物であることに間違いはありません。 | |
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