EUの財政強化と統合 | |
2011年7月20日 22時38分の記事 | |
オバマ大統領デフォルト宣言の前に
USA債務上限のテクニカル期限7月22日を前に、7月21日にギリシャ第二次支援会議として開催されるEU首脳会議についてバローズ委員長は以下のように発言したそうです。 7月20日ブルームバーグより 「誰1人として幻想下にあるべきではない。状況は極めて深刻で、対応が必要だ。さもなければ、欧州全体とそれを超える地域で悪影響が実感されるだろう」 「状況はサミット参加者全員が完全に取り組むことを必要としており、私はこれがなされると確信している」 「われわれが明日、明確にする必要がある最低限の事柄は次の通りだ。ギリシャの持続的な財政を確実にする措置と民間セクター関与の実現性と限度、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)を通じた一層柔軟のある行動をとる余地、銀行セクターの回復が依然として必要なことだ。さらに、銀行システムに対する流動性供給を確実にする措置も含まれる」 「21日に下される大方の判断は参加国の権限に属している。これら諸国は措置を国内にとどめており、ユーロ圏の安定維持に向けて必要な措置を講じると表明している。公約を履行する今がその時だ」 「当然ながら、欧州中央銀行(ECB)にも責務がある。解決策はすべての当事者がそれぞれの責務を完全に実施することを義務付けるだろう」 この会議でEU債の発行についても内々に決断するものと思われます。これにより、EU加盟国の財政の主権がEU統合組織に移管される仕組みが出来るものと思われます。 8月15日本番前にも色々ありそうですね。 | |
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