米ドル=詐欺通貨(マフィア) | |
2011年7月21日 22時24分の記事 | |
1971年8月15日のニクソンショックから、米ドルは金の裏付けを放棄した詐欺通貨になりました。最近ではマフィア・テロ通貨に成長してきました。何と恐ろしい通貨になったものです。
1995年1月17日 5時46分の阪神淡路震災テロ 2001年9月11日 8時46分911テロ 2011年3月11日 14時46分東日本大津波大地震・福島原発テロ ケネデイ暗殺、インドネシア大地震・津波テロ、ハイチ地震津波テロ、アフガニスタン侵略、イラク侵略等々、米ドル防衛のための数々のテロや工作は世界の常識人から見ると明白になりましたが、それにしてもアラッポ過ぎます。後々の世界人類から史上極悪の通貨であったと言われるのがわからないのでしょうか。 グローバリゼーションとドル基軸通貨の矛盾 2009.10.09 冷戦終了後、グローバリゼーションが叫ばれて17年になるが、世界の経済はまさにグローバル化し、BRICsが台頭し、世界全体の経済ボリュームは著しく増大した。世界経済のボリュームが増大した分に応じ、その貿易決裁通貨である基軸通貨ドルの需要も必然的に増大する。従って、基軸通貨であるドルはアメリカ国内事情に関わらず世界の需要に応じて発行しなければならない。それが、基軸通貨の宿命である。そして、安定した基軸通貨であり続けるためにはアメリカ経済の世界シェアをほぼ一定に維持する必要がある。そして、それを続ければドルの発行バランス上矛盾が生じない。一方、グローバリゼーションの進展により多国籍企業は世界中に進出する。特にアメリカ企業は70年代、80年代に既に多くの企業が世界中に進出しており、さらに、90年代も資本の進出を中心に拡大された。また、他の先進国もこれに習い、その結果BRICsの台頭が起こったとも言える。このことは、アメリカ国内から見れば、数十年に渡り付加価値の源泉である資本と製造価値が国内から海外へ流れていくことになる。そして、そのような経済環境の中で一定の世界シェアを維持し続けることは不可能である。これは誰が考えても明白なことであり、グローバリゼーションを進めることとドルを基軸通貨であり続けようとすることは相反しており大いなる矛盾である(貿易決裁として使われるドルの増加分によってやや薄められるが)。従って、アメリカの実質的な国内の付加価値が増えなければ、その分ドルの価値を相対的に下げるか、インフレにするか、バブルを作り出すか、或いは、それらを複合的に起こすことによって、ドルが増える分の表面上のバランスを取らなければならない。この矛盾はプラザ合意の時点で部分的に証明されたが、敗戦国である日本とドイツの協力により、その矛盾の表面化は回避された。しかし、その矛盾は根本的に解消されなかった。そのため、現在までにドルの相対的価値の低下が続いた。また、戦争による財政支出の拡大、ITバブル、住宅バブル、金融バブルの発生や金融詐欺的商品の開発と販売およびそれらの世界への拡大等々が行われたことで、その矛盾はあまり表面化されなかった。そして、1971年のニクソンショック以来、ドルを基軸通貨とする資産的裏づけは年々希薄化し、その希薄化した分を埋めるのはアメリカの軍事力を背景にした覇権力であった。しかし、その覇権力の衰退も近年著しく、この「グローバリゼーションとドル基軸通貨の矛盾」の表面化が顕著になっている。今後、ドルの延命およびアメリカ政府の延命策としては、他国からの資産の収奪(イラクおよび日本)、担保付他国通貨建て国債の売却(中国、中東諸国)、資産の切り売りやハイパーインフレか戦争を起こすしか無く、これらの策は前政権から現政権にかけ実施中か準備中であるが、いずれにしても一時凌ぎでしかない。また、これ以外の策として、他国との通貨合併(カナダ、メキシコ)、ドルの切り下げやデフォルトなどが考えられるが、これらはドルとアメリカ政府の終焉を意味することになる。振り返れば、冷戦終結直後、グローバリゼーションを進めると同時に、アメリカ自ら複数通貨のバスケット方式による基軸通貨制度を提唱し進めておけば、基軸通貨のソフトランディングも可能であったと思われるが、偽りのバブルの発生や戦争に走ってしまった。未来の教科書には、アメリカという国は建国から滅亡まで銃(暴力)とポーカー(ブラフ)の国であったと記録されるだろう。 | |
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