国(財務省)はヒモ亭主;国民は働き者の奥さん? | |
2011年12月15日 21時55分の記事 | |
先日行われたユーロ圏およびEU首脳会議は「EU金融危機対策の偽り」 http://blog.kuruten.jp/katukan01/187101 でお伝えしたように中途半端な対策では1週間も持たなかったようです。 以下、NEVADA ブログより
「NEVADAブログ」 http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/ イタリア国債が再度危険水域へ イタリア国債が再度7.2%にまで利回りが上昇してきており、先般の金融緩和及びヨーロッパ首脳会議の結果を帳消しにしてきています。 今後、この利回り上昇(国債価格下落)を防ぐ政策手段は予定されておらず、このままの状態が続けば、利回りは早晩8%を超えて持続不可能な水準に到達し、イタリア国家破産という事態に陥ります。 何度も指摘しておりますが、国際金融筋では「暗黒のクリスマス」という言い方がされており、クリスマスまであと10日余りですが、この8%を超えて10%にまで利回りが到達するのかどうか。 世界の金融市場のメルトダウンがクリスマス前に起こらないことを防ぐことができるかどうか。 イタリア国債利回り8%突破となれば事態は一気に進みます。 そして、急落してきています金が暴落し、ユーロも暴落し、世界は金融恐慌前夜を迎えることになります。 転載終了 ところで、暴落している金ですが、「金の暴騰はつくられたバブル、だから計画どおりに崩壊させられる。」、「金は暴落する2011年の衝撃」 鬼塚英昭 著 成甲書房 2010年9月5日初版 で指摘されていることですが、このことはありうる事だと思っていました。しかし、私は暴落仕切らないだろうと見ています。その根拠は「ゴールドの価格から見る通貨の価値」 http://blog.kuruten.jp/katukan01/186845 でお伝えしたように金に比べドル、円は数分の1になっている、「最終ターゲットはドル、米国債と円、日本国債」という最終目標があるからです。今はその最終目標に誘導するために米国債やドルが上り金が暴落しているのです。しかし、最終目標はドル、米国債や円、日本国債の無価値化ですから、(もっとも今でも既に無価値に近い状態なのですが価値があるように世界市民を騙しているのですが)その時には今の逆になります。それを想定すると、これは、私の妄想と捉えていただいて結構ですが、多分、最近の高値の30%ダウン辺りが下限になると思っています。今ままでの高値は1オンス2000ドル弱でしたので、その30%カットの1オンス1300〜1400ドル、1g3,400円〜3,600円 程度が底値になるのではと妄想しています。 以上、「豊島逸夫の手帳」風「勝寛舟の妄想」でした。 本題;今の日本の財政状況と国民の立場をヒモ亭主と働き者の奥さんという例えでわかりやすく伝える記事がありましたので紹介します。 「太陽光発電日記by太陽に集いしもの」 http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-cfce.html ヒモ亭主の一家に置き換えてみると増税=財政再建のいんちきがよくわかる 1000兆円という莫大な政府の借金を強調しながら、早急な増税の必要性を訴えていますが、よく事実関係を理解すると、ためにする煽りということがよく分かります。 わかりやすくするために、日本を「稼ぎがないひも亭主の家庭」に置き換えて考えて見ると、マスコミであおられている財政不安というものの正体がよくわかり、「ひも亭主の財務官僚」にまんまと乗せられているノダ政権のアフォさ加減がよくわかります。 ※ 官公庁を「稼ぎはないくせにいつも偉そうにしている亭主関白のヒモ亭主」とします。 国民を「評判のいい製品をつくりしっかり稼いでいる職人である奥さん」とします。 ヒモ亭主一家の財政状況を見てみますと 稼ぎ手である奥さんの収入は年間500万円 貯金は1400万円 ヒモ亭主の奥さんに対する借金は1000万円 ヒモ亭主のへそくりが650万円という状況です。 政府の借金が1000兆円もあって大変だ〜増税して借金をへらさないと・・・ というのが、今日本のマスコミを通してあおられている議論ですが、冷静に考えると政府の借金は国民の貸し金でもあるわけですから、国全体としたらなにも大騒ぎする話ではありませんし、よく考えるとアフォな話ですらあります。 なぜかといいますと一家の収入が500万円なのにヒモ亭主の借金が1000万円もある・・・これは大変だからヒモ亭主の小遣いを増やして亭主の借金を減らさなければならないという話と同じだからです。 年500万円の収入の稼ぎ手であり、貯金も1400万円ある奥さんが、貯金から800万円を騙し取られてしまうとか、離婚して出て行ってしまうとかすれば、大変なことですが、そうでない限り、ヒモ亭主の借金なんか家庭内の財布の保管場所の違いくらいなもんです。 ヒモ亭主の借金を減らしたいのなら、へそくりの650万円を取り崩すとか、無駄遣いを減らすとかしながら、小遣いを浮かし、奥さんへの返済に充てるしかないです。 へたに小遣いを増額なんて話に乗せられたら、ヒモ亭主の無駄遣いが増えて、逆に借金が増えるくらいが関の山です。稼ぎに結びつかないヒモ亭主の小遣いを増額するくらいなら稼ぎ手である奥さんの職人道具にまわしたほうが、更なる稼ぎの増加も期待できるわけです。 ※ ノダ総理は不退転の覚悟で「増税」に臨むと宣言しましたが、それは「ヒモ亭主の小遣いを上げる」という話なわけですから・・・やっぱアフォでしょう! 「ヒモ亭主にくわす小遣いはない!」といわれてチャン・チャンだと思いますが・・・皆さんも冷静に金の動きを見たほうがいいと思います。 莫大な借金の額に幻惑されて、安易な増税路線に乗せられるということは、経済を成長させるための大事な種金を・・・稼ぎもなくえらそうにしているだけの「ヒモ亭主であるクズ官僚」の小遣いのために無駄に使ってしまうことになるわけですから・・・・。 転載終了 いかがでしたか、わかりやすかったと思いますが。 このようなことは、当ブログ読者の皆さんは既に理解されていることだと思います。 確かにこの通りであればあまり心配せずとも済むのですが、文中で「年500万円の収入の稼ぎ手であり、貯金も1400万円ある奥さんが、貯金から800万円を騙し取られてしまうとか、離婚して出て行ってしまうとかすれば、大変なことですが、」 の部分です。 日本は米ドルで約800兆円(文中では800万円)の投資をしています。そのドルがほとんど無価値になれば それこそ大変なことになるわけです。この一家が破綻する危険があるわけです。日本が破綻する危険性が あるわけです。さらに、日銀が約400兆円の隠し資金を非合法にアメリカに提供している疑いがあります。 もし、そうであるなら約1200兆円相当がほとんど無価値になるわけです。 その時に、1200兆円相当のアメリカの担保を押さえることが出来れば問題ありませんが、両手両足(占領され、54基の危険な原発)を縛られている現状ではなかなか難しいと思います。 しかし、例え1200兆円を失っても、悪魔との縁が切れれば、美しい国土と日本人の強い精神があればいくらでも復活出来ると思います。第二次大戦後の何も無かった状態からわずか10数年で見事に復活したのですから、当時に比べれば、復活できる環境はいくらでも揃っていると思います。 | |
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◆この記事へのコメント(投稿順) | ||
1. ホーチミン 2011年12月16日 13時1分 [返信する] ゴールドの情報ありがとうございます。 現在はゴールドより希少なプラチナの価格が下げていますので、チャンスかもしれないと思っております。
2. ホーチミン 2011年12月18日 16時55分 [返信する] >通常、経済が好調時には工業用途が多いプラチナがゴールドより高くなるのが正常です。 しかし、今は激変時ですのでそのような状態になるのかどうか疑問を感じます。 こちら納得致しました。 アドバイスに従いたいと思います。
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