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近くて遠い北朝鮮と日本の関係を左右する二つの本
 
2012年1月20日 21時50分の記事

「横田めぐみさんと金正恩」、「父・金正日と私」


昨日、一昨日に期せずして、「北朝鮮」に関する重要な本が出版されました。
一昨日に出版の本は
五味洋治・東京新聞編集委員(54)の著書『父・金正日と私』で金正雄氏と五味氏とのメールやインタビューに基づいた本です。


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昨日に出版の本は
飯山一郎氏の著書『横田めぐみさんと金正恩』 横田めぐみさんは生きている! 金正恩は誰の子か? 知らないのは日本人だけだ。
この本は飯山一郎氏が独自の情報源からの推測を元に急遽書き上げた本です。
「あっと驚くスリリングな内容」のようです。
副題も刺激的です。
五味洋治・東京新聞編集委員(54)の著書『父・金正日と私』が1月18日の出版なので、わずか1日違いの出版になっています。
飯山氏の話では、出版が決まってから2週間で出版となったようです。
どうも、「父・金正日と私」の出版にぶつけてきたようです。
ということは、金正男氏の本は読んで欲しくないといっているように感じます。

私は北朝鮮のことはあまり承知していません。
しかし、マスコミの「洗脳」、「誘導」からの推測になりますが、その「誘導」の真逆で捕らえると、日本が付きあうべき相手は「北朝鮮」となり、あまり付き合わないほうがいいのが韓国と言うことになります。
現在の「洗脳」された日本の常識とは正反対になりますが、意外にこのほうが正解であるかもしれません。
10年ぐらい前からの作為的な「韓流ブーム」は、いかにも偽ユダヤ連中の謀略と同じ手口なので、私自身は不快感を持っていました。
我が家では一部の名作を除いて、所謂「韓流ブーム」と言われる映画は一切見ません。
韓国は「悪魔帝国アメリカ」に完全に毒された部分を多く持ってしまった国になっていると思われます。

一方、北朝鮮のことは良くわかりません。
しかし、北朝鮮の創立には日本の関東軍将校が加わり活躍したと、その将校の思惑はソ連の南進阻止にあったという話は聞いたことがあります。
また、北朝鮮を創立した金日成は独立戦争で活躍した本物の金日成で無くソ連で教育されソ連が指名した傀儡であったとの話もあります。
その創立時には反対派を徹底的に粛清したそうです。
拉致問題もあり日本との関係は複雑なものがありますが、テポドンの問題は、アメリカが日本へ防衛ミサイルを売り込むための営業支援を行ったものと思われます。
このように、北朝鮮はその地理的環境から、当初、金日成時代はソ連寄り、金正日時代は中国寄りでかつアメリカとも裏で繋がっていたものと思います。
最近は、そのアメリカとの関係を切り、より中国との関係を強めロシアとの関係も強めているようです。

さて、この二つの本がほぼ同時に発売された意味の奥深いところはどういうことなんでしょうか。
今後、次第に明らかになって来るものと思います。


以下、それぞれの本の出版背景について
中央日報より
金正男「韓国、北の攻撃を受けても対応できない」(1)
http://japanese.joins.com/article/474/147474.html?servcode=500§code=510

2012年01月18日09時48分
昨年12月に死去した北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男・金正男(キム・ジョンナム、41)が、親交ある日本人記者とやり取りしたメール150件の内容とインタビューのエピソードなどが書かれた本が18日、日本で出版される。五味洋治・東京新聞編集委員(54)の著書『父・金正日と私』だ。

この本には、2010年11月23日に発生した北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃に関する金正男の発言が出てくる。11月25日に五味委員に送ったメールに書かれた内容だ。金正男は「韓国は攻撃を受けても戦争拡大を防ぐため、適切な対応ができないようだ」とし「北朝鮮は韓国のこうした弱点をよく知り、いつどこでも類似の攻撃を加えてくるだろう」と書いた。続いて「今回のようなこと(延坪島攻撃)が起きて非常に心配している」とし「北朝鮮としては西海5島地域が交戦地域というイメージを強調する必要があったはずだ。それで核保有、先軍政治などすべてのものに正当性が生じると判断しているようだ」と話した。

2011年1月13日にマカオで行われたインタビューで、金正男は北朝鮮が核を放棄する可能性は低いという考えを表した。金正男は「北朝鮮の国力は核から出てくる。米国との対立状況で核を放棄する可能性は少ない。核保有国が外部からの圧力で核を放棄した前例はあるだろうか」と問い返した。

金正男は08年夏の金総書記の脳卒中についても言及した。金正男は「父が倒れた後、フランスの神経外科専門医フランソワ・ザビエル・ルー博士を訪ね、その後、私は平壌(ピョンヤン)に行った」とし「その直後、ザビエル博士が平壌に来たので、結果的に私が(父の)治療を彼に依頼した形になった」と伝えた。
金正男「韓国、北の攻撃を受けても対応できない」(2)
2012年01月18日09時48分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
五味委員は東京新聞ソウル特派員を経て、北京に赴任した04年、空港で金正男に偶然会って名刺を渡した。その後、金正男があいさつのメールを送って対話が始まった。その後は連絡が途絶え、2010年10月以降、対話が再開された。

五味委員は「初期にメールが何度か行き来した後、金正男との連絡が途絶え、彼の存在を忘れていた」とし「しかし2010年6月に中央日報の日曜版‘中央SUNDAY’がマカオで金正男に会ってスクープしたのを見て接触をまた試みた」と説明した。その空白のため、2010年3月に発生した韓国哨戒艦「天安(チョンアン)」事件に関する対話はなかった。

2人は金総書記の死去が公式発表された昨年12月19日にもメールをやり取りした。金総書記の追悼式が終わった12月31日には「北朝鮮では人が亡くなれば100日間は‘喪中’となる。この時期に何か新しい(自分に関する)ニュースが出てくれば私の立場が不利になる」とし「理解してほしい。北朝鮮政権が私に脅威を与える可能性もある」と伝えた。

しかし今年1月3日のメールでは「37年間の絶対権力を、(後継者教育が)2年ほどの若い世襲後継者が、どう受け継いでいけるのか疑問」と強いトーンで3代世襲を批判した。わずか3日間で両極端を行き来する心的動揺が感じられる部分だ。



「横田めぐみさんは生きている(7)」 飯山一郎のLittleHP より
http://grnba.secret.jp/iiyama/

ある日突然、横田めぐみさんがテレビの画面に登場し、「日本の皆さま」と
横田ご夫妻(ご両親)にお詫びと感謝の言葉を述べ、切々と語りかける…。
こんなが場面がテレビの全国ネットで放映されたとしたら、多分、おそらく、
日本中の誰もが口をあけたまま、どてーん!と ヒックリ返ってしまうだろう。
この「どてーん!」のチャンスを密かに狙っているのが、中国の国家首席・
胡錦濤である、と。
このことを鷲は、この『横田めぐみさんは生きている!』と題したシリーズの
なかで、さんざん書いてきた。
この「どてーん!作戦」、即ち、胡錦濤が胸のうちに秘めた《めぐみカード》。
これがもし発動されれば、その強烈なインパクトによって、東アジアの政治
は一変してしまうだろう。
これを逆に言えば…、
胡錦濤は、《めぐみカード》の発動によって、いつでも東アジアの国際関係
を変革・変容させることが出来るのである。
少なくとも、日本人の北朝鮮観を一変させることは可能だ。
いっぽう、日本では松原拉致問題担当大臣が、わざわざ川崎市の横田邸
を訪問し、横田滋さんの顔を「満面の笑み」に変えてしまった。
転載終了

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