生活の質の向上 | |
2008年10月20日 16時16分の記事 | |
■ADLからQOL 今までの治療の考え方において、ADLという言葉が多く使われていました。 これは「日常生活動作」と訳されます。 具体的に食事、トイレ、歩行、衣服の着脱、入浴などを指しています。 つまり治療は、ADLの自立が大きな目標だったわけです。 今までの厚生労働省の考えは例えば、まだまだ腰が痛いのだが、日常生活が不自由でなければ、治癒となっていました。 ■QOLとは QOLとはquolity of lifeの略で「生活、人生の質」と訳されます。もともとは経済用語として使われていたのですが、高度経済成長も終盤にさしかかったところモノが世の中にたくさん出回るようになったので今度はその質を高めようという考え方からQOLが盛んに言われるようになりました。 しかし社会全体の意識の変化、これまでの活動の成果もあって治療の目標となるものが「ADLの自立からQOL」へ移り変わってきています。これはどういうことかというとADLの向上こそが自立というのではなく、その生活している人(障害者、高齢者)が「自分の意志の元に自分らしく生きる事」、これこそが本当の自立であるという考え方に変わりつつあるということなのです。 私たち原田接骨院は、「患者さん本人の意思を尊重し、自分らしく生きる事、生き抜くこと」の支えになればと思います。
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◆この記事へのコメント(投稿順) | |
1. j1 2010年2月16日 17時56分 [返信する] いつも見ています、がんばってください。
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