| くる天 |
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| 田中＿jack さん |
| 新生日本情報局 |
| 地域：山形県 |
| 性別：男性 |
| ジャンル：ニュース 世界情勢 |
ブログの説明：
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| ロシア系と非ロシア系住民との対立が激化するウクライナの背景に欧米とロシアとの対決あり |
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| 2014年4月15日 8時52分の記事
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4月14日に米国政府が公表したところによると、米中央情報局（CIA）のブレナン長官が週末にかけて欧州歴訪の一環としてウクライナの首都キエフを訪れていたことを公表した。
ロシア政府はCIA長官のウクライナ訪問の説明を米国政府に求めている。米国政府の建前はともかく、この時期に米国CIA長官がウクライナを訪問したことは、ウクライナの政変に欧米が関与していることを示す証拠である。
ウクライナの野党勢力の抗議活動から激化して発生した政変により、2月22日に当時のヤヌコーヴィチ大統領が政権の座から転げ落ち、野党勢力が権力を掌握したのはご承知の通りだが、その直後にクリミア半島にロシア軍が黒海艦隊やロシア系住民の保護を名目に派兵され、クリミア半島の掌握とロシアへの編入が行われた。複数の軍事筋からは、ロシア軍は2万5千人の地上軍がクリミア半島に駐留すると共に、ウクライナとの国境付近に4万人以上の部隊が臨戦態勢にあるという。
一方、一連のウクライナ政変には過激な極右勢力が反政府運動を扇動し、政変後にその一員が新政府の閣僚になるなどしているが、欧米諸国は「人権尊重や人種差別の撤廃、民主化の進展を重視する」建前でアジアやアフリカ諸国などへ厳しい攻撃外交を進めているにも関わらず、ウクライナの新政権には知らん顔だ。
また、ウクライナの政変には欧米諸国の「資金」や「諜報機関の活動」の関与などが取り沙汰されている。動画サイトなどの投稿映像からも、ウクライナ側に「他国の特殊部隊や軍人」とみられる人物が映っているものもある。まるでアフガニスタンやイラクとの戦争、コソボの紛争に介入した手法で欧米はウクライナに介入していると言わざるを得ず、彼らが今、盛んに「ロシアの諜報機関がウクライナのロシア系住民を扇動している」と非難する資格はない。
ロシア系と非ロシア系住民との対立が激化するウクライナの背景には、欧米とロシアとの対決姿勢がある。日本としては、中国に空母「遼寧」の原型船やミサイルなどを売却したウクライナに義理はない。むしろ、ロシアと欧米の架け橋になる外交戦略でG7などの国際会議に臨むべきだろう。
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