くる天 |
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田中_jack さん |
新生日本情報局 |
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ジャンル:ニュース 世界情勢 |
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小型護衛艦を2021年に2隻導入へ、日本の沿岸や港湾の防衛体制強化を |
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2014年4月15日 19時20分の記事
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4月15日に産経新聞が伝えたところによると、14日までに海上自衛隊は離島防衛やテロ・ゲリラ攻撃対処、機雷除去や潜没潜水艦の探知能力を備えた小型の護衛艦を新たに導入する方針で2021年に2隻導入の予定だ。 また、4月15日に小野寺防衛大臣が明らかにしたところでは、沖縄県の与那国島に配備される沿岸監視部隊向けの基地建設が今月19日に起工式を行い、建設が開始される。 小型護衛艦の導入や与那国島へ160人〜200人程度の規模になると見られる沿岸監視部隊の配備に伴う基地建設は、南西諸島などの離島防衛強化の一環として昨年年末に作成された新たな防衛大綱や中期防衛力計画でも明記されている。
新たに導入される小型護衛艦は、米国海軍のLCSと略称される沿岸戦闘艦のような多用途で40ノットを超え、ヘリの着艦や運用が可能で、従来の艦艇より少人数で運用可能な高速艦艇を今後検討することになろう。既に防衛省技術研究本部では基礎的な研究を進めており、例えば機雷戦では無人水上艇や無人潜水艇を搭載して使用したり、離島奪還作戦や重要拠点の警備など多用途に運用したり出来るように、小規模な陸上戦力の輸送や揚陸作業にも活用する計画だ。
また艦船の小型化を進めることで、乗組員確保の問題解決や従来は寄港できなかった吃水が浅い港でも寄港が可能となり、沿岸防衛や離島防衛体制の強化や、現在もおこなわれているソマリア沖の海賊対処のような警戒活動にも大きく活用できる有効かつ有用な艦船となろう。
日本は6852個の島を持つ島国であり、かつ35126kmの世界第6位の長い海岸線を有する国家である。いわゆる港湾でも、国土交通省が指定した国際戦略港湾が5港、国際拠点港湾が18港、重要港湾が102港もある。日本は伊達に海上保安庁の巡視船を117隻も保有しているわけではなく、むしろ海上警備一つをとっても尖閣諸島の警備などの能力不足が指摘されている昨今、海上自衛隊の小型護衛艦への早期配備や艦船数量の増強は大きな希望だ。 防衛省・自衛隊は小型護衛艦への早期配備や海上保安庁の巡視船保有規模以上の配備数の確保を進めて頂きたい。
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