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| 次期米国大統領の共和党候補はクルーズ氏が敗北撤退しトランプ氏に事実上決定！！ |
| [政治] |
| 2016年5月5日 0時0分の記事
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大変恐縮で、手前味噌の自慢話になりますが、筆者の予測通り、次期米国大統領の共和党候補はクルーズ氏が敗北撤退しトランプ氏に事実上決定しました！！
５月４日１１時２９分にＡＦＰが「クルーズ氏が撤退表明 トランプ氏指名確実に 米大統領選」の題で次のように伝えました。
『米大統領選の共和党候補指名争いで3日、テッド・クルーズ（Ted Cruz）上院議員はインディアナ（Indiana）州予備選で惨敗したことを受けて、選挙戦からの撤退を表明した。
クルーズ上院議員は同州の州都インディアナポリス（Indianapolis）で支持者らを前に「私は最初から、勝利への現実的な道がある限り戦いを続けると言ってきた。今夜、残念ながら、その道は閉ざされたようだ」と述べた。
クルーズ上院議員の撤退により、共和党候補指名争いで首位を走るドナルド・トランプ（Donald Trump）氏に挑むのは指名争いで低迷しているオハイオ（Ohio）州のジョン・ケーシック（John Kasich）知事ただ一人となる。
またラインス・プリーバス（Reince Priebus）共和党全国委員長は同日、クルーズ上院議員の撤退表明を受けて「ドナルド・トランプが共和党指名候補となるだろう。われわれは団結し（民主党候補指名争いで首位の）ヒラリー・クリントン（Hillary Clinton）氏に勝利することに集中する必要がある」とツイッター（Twitter）に書き込み、トランプ氏が11月の大統領選の共和党指名候補になることを事実上保証した。(c)AFP』
一方、与党民主党については、同日１０時４９分に同メディアが「民主党インディアナ州予備選、サンダース氏勝利へ、米大統領選」の題で次のように伝えました。
『米大統領選の民主党候補指名争いは3日、インディアナ（Indiana）州で予備選が行われ、バーニー・サンダース（Bernie Sanders）上院議員が、開票開始直後は小差で優勢と伝えられたヒラリー・クリントン（Hillary Clinton）前国務長官を破って勝利する見通しになった。米メディアが伝えた。
約4分の3の選挙区の開票が終わった時点の得票率はサンダース氏が53.2％、クリントン氏が46.8％。しかしこれまでに獲得した代議員数ではクリントン氏が大きくリードしている。(c)AFP』
トランプ氏に期待する声が支持者に高まる背景とは、やはりエリート層と批判される米国支配層に対する一般国民の反感や怨念ではないでしょうか？？
その一端を示す記事が、５月４日１４時２０分に産経ニュースが「【米大統領選】支持者と反対派、トランプ・タワー前で激突 さらに“観光地化” クリントン氏とのＮＹ対決控え熱気」の題で次のように伝えました。
『米大統領選の共和党候補指名争いで、テッド・クルーズ上院議員（４５）が撤退し、指名獲得が確実となった不動産王、ドナルド・トランプ氏（６９）。３日夜にインディアナ州予備選の勝利会見を開いたニューヨークのトランプ・タワー前には、大勢の支持者らや抗議する人々が集まった。
高層ビルのトランプ・タワーはトランプ氏が所有。ニューヨークの中心部マンハッタンの目抜き通り、５番街にあり、隣は高級宝飾店ティファニーという超一等地だ。最近ではトランプ氏の人気とともにトランプ・タワーを見物する観光客も少なくなく、この日も１００人以上が駆けつけた。
「景気が悪くて米国のミドルクラスはみんな苦しんでいる。経済や社会すべてが腐敗してしまった。トランプ氏は誰からもお金をもらっていないし、エスタブリッシュメント（既得権層）の象徴であるヒラリー（前国務長官）には容易に勝つだろう」。キャム・マックスウェルと名乗る銀行員の男性（５７）はすでに本戦を見据えて興奮気味にこう語った。
米ＩＴ大手で働くジョー・ブルナーさん（３７）は、トランプ氏のボランティアとしてこれまで６州で選挙運動に従事。支持の理由は、同氏が主張するメキシコとの国境の「万里の長城」建設だ。「毎日、メキシコやコロンビアなどから大量の覚醒剤が米国に密輸されているんだ。壁は必要だ」と話した。
一方、支持者の周りにはトランプ氏に抗議する人々も集まった。マーケティングの仕事をするマリッサ・ドゥケイさん（２８）は「彼は人々の恐怖心をあおっているだけ。ヒラリーに絶対勝ってもらいたい」と祈るように話し、双子のマルセラ・ドゥケイさん（２８）も「彼は何の実質的な政策議論をしていない。同じニューヨーカーとして恥ずかしい気持ちもある」と語った。勝利会見が終わってもトランプ・タワーの前から離れる人は少なく、トランプ氏とヒラリー氏というニューヨーク対決を控えて“おひざ元”は特有の熱気に包まれた。』
明らかにクルーズ氏もケーシック氏もヒラリー氏も、エスタブリッシュメント（既得権層）であり、一般国民の代表としてはとても言えません。
ですから、明らかに劣勢ではあっても、民主党のサンダース上院議員が大統領の指名争いから撤退しないのは、民主党支持層からもヒラリー氏のようなエスタブリッシュメント（既得権層）を嫌う人々が多いことを示しています。
次期米国大統領の共和党候補はクルーズ氏が敗北撤退しトランプ氏に事実上決定！！
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