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「我らが太郎」で親しまれている麻生副総理兼財務大臣が石破氏を猛烈批判、石破氏は終わりだ!! |
[政治] |
2018年9月18日 0時0分の記事
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「ゴルゴ13」の大ファンであり、「我らが太郎」で親しまれている麻生副総理兼財務大臣が石破氏を猛烈批判しています。
9月17日01時00分に産経ニュースが「【政界徒然草】石破茂元幹事長の“過去”つつく麻生太郎副総理 「麻生降ろし」の恨みか…」の題で次のように伝えました。
『自民党総裁選(20日投開票)をめぐり、麻生太郎副総理兼財務相(77)が石破茂元幹事長(61)へ“口撃”を強めている。石破氏が党内で不信を抱かれる「派閥結成の経緯」「自民党離党の過去」などをあげつらっているのだ。麻生氏が石破氏批判のトーンを強める背景には平成21年の麻生政権末期、石破氏ら現石破派(水月会、20人)の何人かが「麻生降ろし」に関わったこととの因縁がありそうだ。
「来年に参院選、地方選を抱えておりますが、『選挙の顔』としてどちらを選ぶか、よう考えてみてください。どちらの顔が戦いやすい顔か。暗ーい感じの顔ですか。答えははっきりしているんじゃないかと…」 9月4日、福岡市内での党会合で、こんな“麻生節”が炸裂した。「暗い顔」が石破氏を指すのは明らかだ。容姿に言及することへの賛否はあるだろうが、麻生氏の石破氏批判はこれにとどまらない。石破氏が党内で隠然と批判を浴びる“過去”をチクリチクリと刺している。
たとえば、8月11日の北九州市での会合では、こう語っている。 「『派閥を解消する』と言って無派閥の会(無派閥連絡会)をつくり、それを石破派に変えた。言っていることと、やっていることが違うじゃないか」
石破氏は27年9月に石破派を結成するまで、派閥政治には批判的だった。党内では行動が言行不一致だとする石破氏への批判は根強い。
さらに麻生氏は今年8月15日夜、山梨県鳴沢村にある笹川陽平日本財団会長の別荘でも安倍晋三首相(63)や森喜朗元首相(81)、小泉純一郎元首相(76)らを前に石破氏を当てこすった。森氏が5年に下野した自民党の幹事長として離党者が相次いだ当時の苦労を語ると、麻生氏はこう相づちを打った。 「そういう苦しい時こそ人間性が分かるんですよ」 石破氏もその時期に党を離れた。総裁選への出馬表明をしていた石破氏を指していることは明白である。
× × ×
石破氏も麻生氏の発言にはかちんと来たようで、反論している。 8月16日のBS日テレ番組で「私は派閥解消なんて言ったことがない。人が3人寄れば派閥はできる。首相を作り、政策を作り、選挙は助け合おうというもので、利権集団ではない」などと説明した。
派閥の領袖同士が密室で次期総裁を決めるといった派閥政治の弊害を廃し、政策を錬磨する集団としてのグループを作る考えには、くみするということだろう。
とはいえ、本意が理解されなかったのか、石破氏が「派閥解消論」を唱えていたとは衆目が一致するところだ。石破氏は自民党が野党に転落していた22年2月の記者会見で「(派閥が持つ)選挙、政策の機能は党に集約すべきだ」などと主張し、さらに石破氏が派閥を結成した当時、違和感を抱く側近の一部は参加を見送った。
5年の離党をめぐり、いまだに党内の一部で不信感を抱かれていることは石破氏も自覚しており、著書や講演で釈明している。 石破氏によれば、現自由党代表の小沢一郎氏(76)こそ真の保守政治家であると考え、小沢氏が立ち上げた新進党に参加したが、結党後に消費増税や集団的自衛権の行使をめぐる考えの違いが露見したという。「思ったのは『青い鳥はいない』ということだ」(8月6日の講演)などと当時の失望を振り返っている。
ただ、石破氏は当時の判断自体は間違っていなかったと思っているようだ。今月2日、石破氏の離党を「汚点」と表現して質問したところ、「自分の政治信条に正直にやったことで、その表現は適切ではないと思う」と反論した。
× × ×
首相陣営でおおっぴらに対立候補の石破氏を揶揄するのは麻生氏くらいだろう。歯にきぬ着せぬ独特なキャラクターゆえの表現だろうが、両者の間には因縁もある。
21年7月、石破氏は農林水産相として麻生内閣に身を置きながら「麻生降ろし」の先頭に立った。総裁選前倒しを念頭に置いた両院議員総会の開催を、財務相だった与謝野馨氏らと麻生氏に働きかけた。首相退陣を突きつけたようなものだった。麻生氏にとっては、閣内に起用した石破氏の造反は飼い犬に手をかまれたようなもので、苦々しく思ったに違いない。
さらに石破氏に先駆けて、現在石破派に所属する後藤田正純元内閣府副大臣(49)、平将明元内閣府副大臣(51)らも麻生氏退陣を突きつけていた。石破派に対する麻生氏の恨みはさぞ深いだろう。 石破派の議員は政策通で鳴らすとともに、基本的にはおとなしい人柄が多い。とはいえ、反逆者のレッテルを貼られることを覚悟して石破氏を担いでおり、麻生氏の批判を気にとめない。
平氏は総裁選をめぐり今年7月、麻生氏が「負けた派閥、冷遇の覚悟を」と語ったとされる記事を引用し、「麻生さんらしい。ポストが欲しくて政治家やっている人ばかりじゃない。楽しくなってきた」などとツイッターで挑発的な記事を投稿した。 石破派幹部は「麻生氏が石破氏を攻撃するほど、特に女性層は嫌気がさして離れていくだろう。好都合だ」と話している。 (政治部 奥原慎平)』
ここまで来れば、麻生氏と石破氏の因縁の対決が裏にある、とも言えるのが今回の自民党総裁選挙ですねえ。 自民党総裁選挙は、選挙後の政局も睨んで面白くなってきました!!
しかし、冷静な目で見るならば、石破氏はおそらく最後の総裁選挙となり、今回総裁選での敗北の度合い、特に大敗北を喫することになればもう後がありません!! 麻生氏と和解出来なかった事は大きなダメージとなり続けるでしょう。
「我らが太郎」で親しまれている麻生副総理兼財務大臣が石破氏を猛烈批判、石破氏は終わりだ!!
自民党総裁選に立候補している安倍首相(左)と石破氏(右)の画像 出典:安倍首相自身のツイッター
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