くる天 |
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田中_jack さん |
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南鳥島沖の開発等で我が日本は資源エネルギー大国になれる |
[防衛] |
2023年10月25日 0時0分の記事
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あなたは、我が国の諸問題の根本原因は何だとお考えですか??
人口問題、政治問題、物価高や教育福祉や治安といった経済や社会問題、など生活に関わる問題がありますね。
どれもこれも重く、深刻な構造問題が潜んでいます。 しかし、それらの問題も、国や地域の安全が保障されなければ、どれも絵に描いた餅になるのです。 税収が上がり、経済や社会が良い方向に循環せねばならないのです。 今が、我が国の諸問題の解決への時期であり、その根本たる問題の一つが資源エネルギー問題なのです!!
10月21日18時48分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「<独自>南鳥島レアアース来年度試掘 脱中国依存へ」の題で次のように伝えました。
『政府は日本最東端の南鳥島(東京都小笠原村)沖の海底で確認されているレアアース(希土類)について、令和6年度中に試掘を始める方向で調整に入った。経済対策を反映する5年度補正予算案に関連経費を盛り込む。レアアースはハイテク製品に欠かせないが、中国からの輸入に大半を依存する。試掘が成功すれば、レアアースの国内調達に一歩踏み出すことになる。
複数の政府関係者が21日、明らかにした。
南鳥島沖では、水深約6000メートルの海底でレアアースを含む泥が大量に確認されている。東京大などの調査では、世界需要の数百年分相当の埋蔵量があるという。
政府は7年1〜3月の試掘開始を想定しており、調査期間は約1カ月を見込む。4年に茨城県沖の水深約2470メートルの海底から泥の回収に成功しており、この技術を応用する。
計画では、地球深部探査船「ちきゅう」から水深約6000メートルの海底まで「揚泥管」を伸ばし、1日当たり約70トンの泥を吸い上げる。海底で作業するための水中ドローン(ROV)の製作費用として、5年度補正予算案に20億円を盛り込む方向だ。
試掘後の泥は、国立研究開発法人「海洋研究開発機構(JAMSTEC)」の横須賀本部で分析する。将来的には、南鳥島に泥の脱水や分離を行う拠点施設を整備する案も浮上している。
日本国内で利用するレアアースは、中国からの輸入が約6割に上る。中国は近年、対立する国に輸出入規制をはじめとする経済的威圧を展開している。平成22年にも尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件を機に、レアアースの対日輸出を規制した。 (以下略)』
レアアースは金をはじめ、産業のビタミン剤と言える必要不可欠な元素です。 これが無ければ、半導体やIT産業、鉱工業をはじめ、農林水産業で使用する各種必要な成分が不足しかねません。
記憶に新しいところでは各種肥料や工業薬品に使われるリン不足や、自動車廃排気ガス規制対策で使われる尿素水不足で近年騒ぎがありましたよね。 貴方や貴女、そして私達の生活へも直結する事態になりかねません。
9月6日に国立研究開発法人海洋研究開発機構はHPにて、「南鳥島沖水深 5,600m海域で自律型無人探査機(AUV)による資源探査に成功 ―大水深の深海鉱物資源探査手法の確立に向けて―」の題で次のように発表しました。
『1. 発表のポイント ◆内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム「海洋安全保障プラットフォームの構築」(※1)では、2027年度までに、海底鉱物資源として注目されるレアアース泥(※2)の採鉱と選鉱・製錬・精製の実証試験を計画している。
◆日本の最東端である南鳥島周辺の排他的経済水域(図1)の海底下には高濃度のレアアース泥が存在することが明らかになっているが(図2)、産業規模での採鉱を可能とするためにはレアアース泥が賦存する海底下の精緻な地質構造の把握が不可欠であり、そのための高度な探査手法が必要とされている。
◆水深 5,500m以深の南鳥島周辺海域において自律型無人探査機(AUV、※3)による探査を実施した結果、従来の船上からの音響探査と比較して、数十倍の解像度のデータ取得が確認された。 ◆AUVによる高解像度データは、海底下の堆積物試料(コアサンプル)の分析データと比較・統合することで、レアアース泥の詳細な空間分布を把握し資源量評価の精度を向上させるとともに、海底面の状況の正確な把握によってレアアース採鉱における安全性や作業効率の向上にも大いに役立つことが期待される。
【用語解説】
※1 内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム「海洋安全保障プラットフォームの構築」(SIP海洋):内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)のもと科学技術イノベーションを目指し創設された14のプログラムのうちのひとつ。2023年度より第3期が開始した。 https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/ ※2 レアアース泥:さまざまなハイテク製品に欠かせない希少金属レアアースを高濃度(総レアアース濃度400 ppm以上)で含む深海堆積物の通称。 ※3 自律型無人探査機(AUV: Autonomous Underwater Vehicle):人が直接行くことのできない海中を探査するための海中ロボットの一種で、ケーブルを介して人が操縦する遠隔操縦ロボット(ROV: Remotely Operated Vehicle)と比べて、ケーブルによる行動範囲の制限がなく、海面の風浪やうねり、海流などの影響を受けずに安定した観測ができる利点がある。またROVに比べて必要な支援設備が少なく運用コストが小さい。
(以下略)』
日本は、地質学で言うこところの「造山運動」が活発であり、金銀をはじめ、レアアースの宝庫です。 また火山活動が活発で海底火山や熱鉱床、海に面しているために海底資源も多く眠っていることが知られています。
あの尖閣諸島の周辺海域も1968年に国連の調査で石油埋蔵が有力視されていますからね。
南鳥島沖の開発等で我が日本は資源エネルギー大国になれる 我が国の諸問題の解決へ前進!!
(上):図1.日本の領海等概念図 (下):図2.日本周辺の海底資源の分布 (上下とも)国立研究開発法人海洋研究開発機構はHP「南鳥島沖水深 5,600m海域で自律型無人探査機(AUV)による資源探査に成功 ―大水深の深海鉱物資源探査手法の確立に向けて―」説明資料 使用画像より
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