くる天 |
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田中_jack さん |
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日本の物作りは「しんかい6500」問題で曲がり角 |
[防衛] |
2024年7月15日 0時0分の記事
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日本の物作り。
匠の技が光るのはよく知られた事です。
例えば日本刀の技術は、鉄製の包丁に継承されていますね。
それでも、近年は中小企業、大企業を問わず、高度な技術や経営の継承が問題になっています。
7月12日07時10分にWithNEWSがmsnにて、「潜水調査船「しんかい6500」もう作れないって本当? 本部を直撃すると… 「一点物」の部品も」の題で次のように伝えました。
『(前略)
「しんかい6500」はその名の通り、6500メートルの深さまで潜れる有人潜水調査船です。 1989年に三菱重工によって建造され、就航以来、1700回以上の深海調査を行ってきました。 水中では10メートル潜るごとに1気圧ずつ水圧が増していくため、深海6500メートルでは、1平方センチメートルあたり、約650キロもの力がかかることになります。
自衛隊や米軍が運用する軍用の潜水艦でも、この水圧にはとても耐えられません。
そのため、しんかい6500には専用に設計・製造された部品が数多く使用されています。
話題になった投稿が指摘する部品は、しんかい6500の人が乗り込む「チタン製耐圧殻」を作る技術が失われてしまったというもの。
これに対しXでは「これがロストテクノロジーか」「ものづくり大国ニッポンはどこに」などの反応があり、ショックを受けた人が多かったようです。
(中略)
しんかい6500が製造されたのは35年前。 「これまでもしんかい6500の後継機が必要だという議論は何度も出たのですが、予算がつかずにここまで来てしまったのが現状です」と桐生さん。
日本がしんかい6500を継続して運用する間も、各国では技術開発が進んでいました。
中国が1万1000メートルまで潜航できる有人調査船「奮闘者」を運用するなど、その進歩にはめざましいものがあります。
後継機の開発が難しい現状、少しでも長くしんかい6500を使えるよう、大事にメンテナンスを続けて「延命」させているそうです。
今のペースで運用すると、しんかい6500のチタン製耐圧殻の設計上の寿命が尽きるのは2040年代ごろになるとのこと。
(中略)
「無人探査機には10億円前後で市販されているものもあるため、国産の技術を育てることを諦めるのであれば、安上がりで済むという考え方もできます」
ただ、高精度な作業ができたり、直接人の目で観察できたりすることの意義は大きく、無人船は有人船の完全な代替にはならないのではないかと桐生さんは話します。
「JAMSTECではこれまでROV『かいこう』やAUV『じんべい』などの運用もしてきましたが、やはりしんかい6500のような有人船でなければできないことも多いという印象です。実際にしんかい6500に乗った研究者も、ほとんどの人が『これは無人ではできない』という感想を持たれるようです」
今回、深海調査をめぐる状況がSNSで話題になったことについて桐生さんは「現状を広く知っていただくきっかけになったのは良かったと思っています」と話しています。
今行われている議論の行く末が「日本の科学研究が停滞してしまうかどうかの分水嶺」だと言います。
「深海は遠い世界のようでいて、経済や防災、環境問題などとも密接に関係しています。今後の深海調査をどうしていくのか、国民のみなさんに広く関心を持ってもらいたいと思っています」』
しんかい6500の問題は、最近、何かと出て来た海上自衛隊の潜水艦問題や関連不祥事とも絡んで来る問題や、一時期問題となった日本の宇宙開発の製造問題など高度な技術が必要な部品や製品問題と重なる部分があります。
製造業で長年携わった筆者にとっても、詳細は省きますが自身の経験と重なる面はかなりありますね。
一方、それに関しても明るい話題が、7月11日05時41分にMarkmalがmsnにて、「ハイブリッド車のバッテリー革新? JFEスチールの980Mpa「超高張力鋼板」が初採用、自動車にどんなメリットがあるのか」の題で、潜水艦等に使用される「超高張力鋼板」がハイブリッド自動車にも応用されている事に注目する旨の記事が掲載されました。
日本の物作りは今、確かに曲がり角です。 それでも、新技術の開発促進で必ず未来は拓けます!!
日本の物作りは「しんかい6500」問題で曲がり角 新技術の開発促進を!!
改造前のしんかい6500 出典:ウィキペディア
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