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蘭の女(Wild Orchid)
[インドア的生活(映画&DVD)]
2010年3月13日 8時40分の記事

大人のラブストーリーと言うことになりますか・・・。


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お子様にとっては、かなり刺激的な内容と言うことになりますけれど、大人にとっては
まぁ〜。

こんなのもありかな

程度の内容です。

大人の恋愛の物語

というこの手の話は、『エマニエル夫人』(シルビア・クリステル)というフランス映画が初めじゃなかったでしょうか?

ぶっちゃけてしまうと、『ポルノ映画』『ピンク映画』『アダルト映画』などと呼ばれる一群の映画は あくまでも男性向けとして作られていて、性的な欲望のみをクローズアップされたものが大多数を占めていました。
日活ロマンポルノなどが代表的なものになりますが、わたしは日活が経営不振になって、今までの路線からより簡便に作成でき、費用も掛からず、対費用効果が高い路線に入ったばかりの時は、まだストーリー性も高く、映像も良かったことは覚えていますが、それでもやはり傾向としては『あくまでも男性向け』として作られたことは間違いない事実だと思います。
(男性の理想像としての女性。男性の理想とする性的行為。会話など)

ところが、先に述べた『エマニエル夫人』が日本で公開されてから、その映像美やストーリー性の柔らかさから女性の観客がかなり動員されたんですね。

さて、この映画のストーリーですが

アメリカ中西部の田舎町からニューヨークにやって来たエミリー・リードは、美しい女社長クラウディアのアシスタントの職を得、破産寸前のホテルを買収するために、早速彼女と南米のリオへと向かう所から始まります。





どうやら、あちらの国の人にとって南米という場所は、この手の話に向いている情熱的でミステリアスな場所らしく、ここで急に話の展開スピードが上がっていきます。

エミリーはアメリカ中西部の田舎町出身
ここがこの話の1つのポイントになっているようです。
アメリカ中西部は、保守的な雰囲気が漂う場所です。ましてや田舎町と言うことは、かなり『保守的』と考えてもよさそうです。
つまり、『性的なことは秘するべきこと』『性的な快楽を追い求めることはふしだらで淫らなこと』といった旧態然した考えの基に育てられている可能性がかなり高いわけです。
(観客にもそれを示唆するような部分もあり、また常識として期待している部分もある)

クラウディアが、契約直前に逃亡した相手会社のボスを追ってブエノスアイレスに飛び、代わってエミリーがジェームズ・ウィラーという男と会うことになります。その日廃墟のホテルで、動物的に愛を交わす男女の姿を見て動揺するエミリーは、現われたその男、ウィラーと危険な愛のかけひきを始めます。









このシーンは、『ナインハーフ』のエロティックなシーンにも似ていてかなりセクシーですし、性的な行為を暗示していますね。

翌日ウィラーはエミリーを誘って、知りあったオットーとハンナというドイツ人夫婦と出かけます。ふたりは愛の冷めた夫婦だったが、その帰り道、ウィラーに触発された彼らは、車の中でセックスしちゃうんですよねぇ〜。

まぁ〜。これをエミリーは車の中という閉ざされた空間で見ることになるわけです。
これは彼女にとっては、刺激的とか言う問題じゃなく ショッキングなシーンだったでしょうね。

夜、エミリーはバーで、ジェロームというアメリカ人に娼婦と間違えられ、ウィラーに命じられるまま彼に抱かれます。



この辺は『O嬢の物語』をある意味 世襲していると思われますが、男性の理想の部分でもありますよね。

そして・・・。


全体的にソフトフォーカスを多用した柔らかな映像とポイントを押さえた色彩美。
暗喩的な映像とファッション。


この映画のポイントはここでしょうが、かなりエロティックな作品です。

大人のためのラブストーリー

理想ではありますし、こんなことはまず起こることはないでしょうが、それを期待させられる内容ではあります。

海外旅行とかでのアバンチュール的な恋愛もあるかもです。

でも、お子様には理解できないだろうなぁ〜。こういう恋愛って・・・。



邦題    蘭の女
原題    Wild Orchid
監督   ザルマン・キング
製作総指揮 ジム・ダイアー
      デイヴィッド・ソーンダース
製作    トニー・アンソニー
      レスター・バーマン
      マーク・デーモン
脚本    ザルマン・キング
      パトリシア・ルイジアナ・ノップ
出演者   ミッキー・ローク      (ジェームズ・ウィラー)
      キャリー・オーティス    (エミリー・リード)
      ジャクリーン・ビセット   (クラウディア・デニス)
      ブルース・グリーンウッド  (ジェローム・マクファーランド)
      アサンプタ・セルナ     (ハンナ)
      オレグ・ヴィドフ      (オットー)
      ミウトン ゴンサウヴェス   (フラヴィオ)
      ベルナルド・ヤブロンスキー (ロベルト)

※括弧内は、演じたキャラクター

音楽    サイモン・ゴールデンバーグ
      ジェフ・マコーミック
撮影    ゲイル・タッターサル
編集    マーク・グロッスマン
      グレン・モーガン
配給    日本ヘラルド映画
公開    1990年4月27日 アメリカ合衆国
      1990年5月 日本
上映時間  103分
製作国   アメリカ合衆国
言語    英語
      ポルトガル語





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