ボディーダブル(Body Double) | |
[インドア的生活(映画&DVD)] | |
2010年3月14日 1時0分の記事 | |
う〜〜ん・・・。サスペンスなのかアダルトなのか・・・。 一応 サスペンスなんだろうなぁ〜。
正直言って あまり印象に残らない作品です。 ぶっちゃけ B級映画 って奴ですね。 B級映画専門の俳優ジェイクが主人公と言うことになるんですが、もうこれはいかにも ダメダメ男 っていう感じです。 あぁぁ、アメリカでは映画俳優にははっきりとしたランキングがあって、 A ハリウッドなどの映画に出ている俳優 (アメリカなどではコマーシャルには出ない) B B級クラスの映画やテレビなどのドラマなどに出る俳優 C ポルノなどの映画に出る俳優 だったと思います。 もちろん、初めからいきなりAクラスの俳優になるわけはないので、段々上がっては行くのですが、Cクラスの俳優が上に上がると言うことはまずありません。 ハリウッドの俳優は、完全にスターという存在で 映画以外に出る時は「インタビュー」などの番組やテレビショーでの招待という形だけですね。 と言うことは、B級専門の俳優と言うことになると 大した俳優ではない と言うことになるわけです。 ジェイクは、過去に閉所恐怖症になったことがあって、多分これがB級専門俳優から上に上がれない理由になってはいるのだとは思いますが、彼には同棲している女性がいて、撮影中に閉所恐怖症がぶり返して自宅に帰るとな、なんと 彼女が浮気している しかも かなり大胆に・・・ 俳優としてもこれからがあまり期待できない上に、彼女の浮気(おもいっきり大人の関係)をしていたとなると、もうこれは 精神的に打ちのめされた状態 になっちゃうわけです。 アメリカでは、俳優は原則「監督からの依頼」がない限りは 役を取るためにはすべて オーディション と言う形式を取るので、次の仕事のためにジェイクはオーディションを受けに出かけますが、ここでサムという人物と知り合います。 彼の家に行くと、そこがメチャメチャゴージャスなんですねぇ〜。 自分とサムとの差に愕然としながら、そこで彼の趣味が覗きであることを教えられます。でっ、めちゃめちゃ魅惑的な隣人のグロリアという女性の存在を教えられます。 サムが公演に出かける間、この家の管理を頼まれたジェイクは、もう夢中になってグロリアを覗きまくるんですねぇ〜。 ある日、例のごとくグロリアの部屋を覗いていると見知らぬ男と口論をしている。 不吉な予感を感じたジェイクはグロリアをつけていると 彼女のバックは奪われ、家の鍵を取れてしまう。 必死に追いかけるのだが、閉所恐怖症がぶり返して取り逃がしてしまう。 しかしこれをきっかけにグロリアと関係を持つジェイク。 そしてその夜、彼女のバックを奪った人物がグロリアの家に忍び込んで・・・。 それを覗いていたジェイクは、グロリアの家に行くととんでもない状態になっていて・・・。 このあたりになると映画好きの人なら『裏窓』を思い出しちゃうんじゃないでしょうか?パターン的には、全く同じと言ってもいいかもしれません。 (わたしは、この辺で 飽きてきた。爆) ボディーダブルという言葉は、『替え玉』という意味がありますから、ストーリー自体を暗示してはいるのですが あまりにも・・・。 という感じがしました。 でも『裏窓』を知らない人なら楽しめるかもです。 コマーシャル業界では、『困ったときの3B』っていう諺があります。 これは、Baby(赤ちゃん、子供)Beauty(美人、美男)、Beast(動物)を出せば、視聴率が取れる。っていう所から来ているのですが、この作品、なんだかこの線も狙っているように感じられるんですよね。 赤ちゃんや子供は出ていませんが、美人(しかもかなりエロティックな形で)が出てるし・・・。 考え過ぎかなぁ〜。 邦題 ボディーダブル 原題 BodyDouble 監督 ブライアン・デ・パルマ 製作 ブライアン・デ・パルマ 製作総指揮 ハワード・ゴットフリード 原案 ブライアン・デ・パルマ 脚本 ロバート・J・アヴレック ブライアン・デ・パルマ 出演 クレイグ・ワッソン (ジェイク) メラニー・グリフィス(ホリー) グレッグ・ヘンリー (サム) デボラ・シェルトン (グロリア) デニス・フランツ (ロビン) ※括弧内は、演じたキャラクター 撮影 スティーブン・H・ブラム 音楽 ピノ・ドナジオ 美術 アイダ・ランダム 編集 ジェリー・グリーンバーグ 配給 コロムビア映画配給 公開 1984年 アメリカ合衆国 上映時間 114分 製作国 アメリカ合衆国 言語 英語 | |
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