『妖精の宝箱』 ショーン・ケリー 真崎義博 | |
[インドア的生活(読書)] | |
2010年3月25日 23時30分の記事 | |
妖精というのはどうやら環境にかなり影響を受けるらしく、時代という大きな流れの中で、今までいなかったような妖精も生まれるみたいです。
というわけで、この本はなんと現代の街角などに出没している妖精達の生態と環境、そしてその妖精達の行う行為などが詳しく調べ上げられているんです。 しかも、どうやら著者は 私立探偵を雇っている らしいのですよ。(おぉぉぉ〜〜〜。そこまで真剣に調べるとは!!) 元々 妖精は悪戯好きですし(ピーターパンのティンクを見れば判るでしょ?)、そう言う意味では現代に置いて発見された妖精達も一緒のようなんですね。 (詳しくは、本を読んでみてください。) 一例を挙げるとするならば 『高級レストランの精』とか『一流志向の精』なんて、訳のわからない妖精が写真入り(写真が撮れなかった場合は、イラストになっているときもある)で載っているんですよね。 説明がかなり笑えたりするし、考えさせられたりもするんですが 全体的には愉快な本です。 もしかしたら(というよりも多分間違いなく)再販されていないと思いますので、さがすのはもっぱら古本屋さんやネット中と言うことになるとは思いますが(図書館や図書室にあったら奇跡だと思ってください。司書がこんな本を選ぶとは思えないので) ユニークな本 であることは間違いありません。 題名 『妖精の宝箱』 著者 ショーン・ケリー他 訳者 真崎義博 出版 二見書房(サラブレット・ブックス 273) | |
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