ファッションショーがアパレル業界を救う？

[アパレル業界の今]

2011年10月23日 12時6分の記事

【PR】システム構築、ソフトウェア開発はイーステムにお任せください 最近のアパレル業界で明るい話題と言えば東京ガールズコレクションではないでしょうか。 パリコレや東京コレクションなど、従来のファッションショーがマスメディアやバイヤー向けに行われていたのに対し、東京ガールズコレクションではその門戸を一般消費者に広げ、しかもそこで携帯電話を使ってすぐに購入できるというシステムを導入。 香里奈や山田優など、人気モデルが着こなす人気ブランドの新作アイテムは、彼女たちがステージに現れるやいなやモバイルサイトで完売し、イベント当日の総売上はモバイルサイトだけで5000万円にも上るそうです。 モデルがかっこよく着ていると、ついつい欲しくなってしまうのも理解できますよね。 見るだけのファッションショーではなく、買うファッションショーを提供したのです。 東京ガールズコレクションには、ギャル系からカジュアル系まで多くのアパレル・ブランドが参加し、ショーを行います。モバイルサイトでの売上もさることながら、人気モデルや有名タレントがそのアパレル・ブランドの服を着て、颯爽とランウェイを歩く姿がTVや雑誌、新聞など、様々なメディアに取り上げられます。その非常に高いPR効果が、多くのアパレル・ブランドが高い協賛金を払ってでも、ショーに参加したいと集まる理由なのです。 東京ガールズコレクションはファッションショーの概念を変え、アパレル業界に大きな影響を与えたと言えるでしょう。元気のないアパレル業界。東京ガールズコレクションに留まらず、ぜひ新しい価値や仕組みを創り出して欲しいですね。

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