CDS(金融核爆弾)は予定通り大爆発する!;当面は海底深く | |
2012年3月4日 17時52分の記事 | |
ムーディーズ:ギリシャ格付けを最低水準の「C」に下げ−債務再編で http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M0AAYY6K50XS01.html 3月2日(ブルームバーグ):格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは2日、ギリシャの格付けを最も低い水準に引き下げた。同国は先に、ソブリン債で過去最大の債務再編で合意した。
同社はギリシャとの債務交換に参加する民間投資家が保有債券の減免率が約70%になるとして、格付けを「Ca」から「C」に引き下げたと発表。同社は取引が「デフォルト(債務不履行)」を構成するとしている。 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は先月27日に、ギリシャの長期ソブリン信用格付けを「CC」から「選択的デフォルト(債務不履行)」(SD)に引き下げていた。 記事についての記者への問い合わせ先:New York Zeke Faux zfaux@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先:麗英二 Eiji Toshi etoshi@bloomberg.net 転載終了 このようにブルームバーグで報じられました。 日本の各マスコミでも「ギリシャデフォルト」と報じています。 このギリシャデフォルトにより世界金融経済恐慌が始まるのか? 昨年からのEU、ECB、IMF、ドイツ、フランスがギリシャデフォルトを防ぐために行って来た会議は何だったのか。 世界を騒がしてきたギリシャデフォルト問題はどうなるのか。 ところが、市場ではこのギリシャデフォルト問題は折込済みといわれています。 そして、ドイツの副首相は、ギリシャはデフォルトすべきだと言っています。 ドイツのこの問題に対する態度が180度変わりました。 そして、その標的がギリシャからスペインに移りました。 これがやがて、イタリア、フランスへと移るものと思われます。 さらに最終的には国債の最大発行国であるアメリカ、日本に及びます。 今のところ、世界支配層の計画通りです。 私は、昨年から何度もお伝えしてきましたが、リーマンショック直後に、どうもおかしいと感じ、サブプライムローン問題からリーマンショックに至る金融情勢について調べました。 そして、その1ケ月後、2008年10月に私なりに結論を出しました。 その結論は、サブプライムローン問題から始まった一連の金融危機は全て仕組まれたことであり、世界を騙し欺く大詐欺事件であることがわかりました。 世界から騙し取るお金は、私の推計では3000兆円という結論になりました。 サブプライローン問題・リーマンショックでの段階で1500兆円。 その後に、1500兆円を騙し取る計画を実行するだろうと考えました。 今のギリシャデフォルト問題や今後のスペイン、イタリアのデフォルト問題も全て、残りの計画である推計1500兆円を世界から騙し取るための経過であり、その一部が表出していることに過ぎないものと考えています。 そして、最終段階で金融核爆弾=CDSが大爆発を起こし世界が金融経済の大恐慌に貶められるものと思われます。 ただし、この金融大爆発は最終的には世界の誰の目にも明らかになりますが、それまでは「311テロ」と同じように海底深くで何度も爆発しますが、「311テロ」とは異なり大津波にはならず、最終段階までは小さなさざ波程度に抑え世界を欺きます。 その海底核爆発を起こし世界から膨大な資金を騙し取る手口の一部が公表されています。 もちろん彼らは公表したとは思っていませんが、勘の鋭い方々から見れば公表に等しいことを発表しました。 それは、ギリシャ国債にかけているCDS残高のことです。 米証券保管振替機関(DTCC)はギリシャ国債のCDS残高は32億ドル(2600億円)であると発表しました。 このことはネットで多くのブログで言われていることなのでご存知の方も多いと思います。 しかし、この32億ドル? たった、32億ドル? しかも、CDSを発行している額の8割がアメリカの金融機関だと言われていますから、EU内の金融機関の損失は仮に100%の保険支払であったとしても、わずか500億円強の損失しかならないと言うことです。 ギリシャの国債発行残高は約3500億ドル(29兆円)です。 このうち民間の金融機関などが20兆円強を持っています。 この20兆円強の半分を今回の自主減免額とされ、ギリシャは10兆円強の債務削減になりますが、EUの金融機関は10兆円強の損失になります。 この段階では選択的デフォルトでの計算ですが、ハードデフォルトとなると80%以上の精算での損失が見込まれます。 そうだとすると16兆円〜20兆円の損失になります。 CDSがアメリカの発表通りであれば、CDSがほとんど掛けられていないのでほとんどのその損失を負うことになります。 しかし、そんなことをするでしょうか。 ギリシャ・ソブリンリスク問題は言われ始めて約2年になります。 この間にギリシャのCDSの保険料は日増しに高くなってきましたので最近にあえて高い保険料を支払うことは減っていると思いますが、そのCDS残総額がこの数ヶ月で激減するなどということがあるでしょうか。 リスク回避の常識から、そんなことはあり得ないことです。 むしろ、危機が高まるほどCDS残が増えるのが当たり前の現象です。 それが、急激に減っている。 これこそが世界を騙す証拠そのものです。 だれがそんなウソの発表を信じますか。 と思いますが・・・ しかし、多分、アメリカのDTCCに登録されているギリシャ国債のCDS残高は発表した通りの額になっていると思われます。 一体どうなっているの? と言うことになりますが。 これは、リーマンショックの時と同じ手口を使っていると思います。 当ブログで何回かお伝えしたように、アメリカの投資銀行はSIV(特定目的会社)などの子会社に詐欺的利益と損失を分けて子会社に「飛ばし」ているものと思います。 1998年に発覚して潰れた山一證券の「飛ばし」です。最近ではオリンパスが「飛ばし」で有名になりましたが、世界支配層配下の金融マフィアはどうも日本人の知恵を盗むのが得意なようです。 先物市場も江戸時代の米の先物相場を流用したものと思われます。 このように、損失と利益を「飛ばし」、その利益を世界支配層に集約します。 そうすると、帳簿上は表面的に損失が出ていないことになっていますが、世界支配層に集約された1500兆円分が実質的に不足します。 そこで、最近明らかになりイギリス議会でもある議員が公表したように、FRBが詐欺的に取得した16兆ドルを無利子で欧米の金融機関に貸し付けていることで、その不足分が補われ欧米の金融機関はさも正常であるかのように装っています。 ギリシャデフォルトによるCDS支払保険額は民間が所有する国債残の3倍の60兆円の8掛け48兆円程度と思われますが、これが裏で爆発し別会社を通じ世界支配層に集約されるものと思われます。 ところで、ECBは昨年12月末と今年の2月末に総額110兆円をEU金融機関に貸し出し、その担保も大幅に緩和しています。 これにより、ギリシャ、スペイン、イタリアのデフォルトに備えたことに成りますが・・・。 イタリアがデフォルトした場合にこの額で足りるかどうか微妙な手当てだと思われます。 そして、そのCDSの保険金支払の8割はアメリカの金融機関が支払うことになります。 その額、推計500兆〜600兆円。 アメリカ内の未処理不良債権やEU、日本へ波及する損失を加え推計総額1500兆円を騙し取る計画が完了します。 このように、金融核爆弾といわれているCDSを深く静かに爆発させ表に出さずに膨大な資金を盗み取り、最終ターゲットである米国債と日本国債にタイミングを合わせ破綻させようとしています。 そして、その一連の行為を水面下で行い世界を欺きます。 いずれにしても、既報のように(12月27日記事「ユーロ、米ドル、円などの主力通貨は既に破綻している」)ドルとユーロは既に破綻しており欧米の金融機関は正に砂上の楼閣状態にあります。 円もアメリカの破綻の影響で破綻する可能性が高い状態です。 これを、ドルの米国内での破綻、ユーロの破綻と欧米金融機関の破綻に押しとどめることが出来るかどうかは、信じられないかもしれませんが、銀河連邦とホワイトドラゴンによる世界的金融詐欺事件の徹底した追及と解明に掛かっているものと思われます。 このように書くとSFチックで「ウソぽく」なり信じられないかもしれませんが、「事実は小説よりも奇なり」、「魑魅魍魎」、「奇奇怪怪」です。 しかし、私はこれが世界の現実だと思っています。 | |
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