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くる天
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松原雄二のテニス技術解説-ブロくる
松原雄二 さん
松原雄二のテニス技術解説
地域:神奈川県
性別:男性
ジャンル:スポーツ 球技
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プロのテニスを基本とした松原コーチ独自の理論により、テニス技術をやさしく解説し、指導する。
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両手バックは面を見せる
[バックハンド]
2011年8月28日 16時30分の記事



両手バックでテイクバックしたときに
ラケット面が相手のほうを向いていることに
気づいているだろうか?

昨日、説明したように
両手バックは、上体の回転も90度程度しか使わない。
短い範囲のスウィングで最大速度を出すためには
この面のつくりが、大変に重要な要素なのだ。



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テニスではどのショットを打つときも
ラケット面をしっかり作ることが大変重要なポイントだ。


フォアハンドでは右腕の手首の角度を固定している。
そして大きなスウィングなので、こうなる。



ラケット面は向こう側を向いている。

それに対し、先ほどの写真で、両手バックのラケット、打球面が
こちら側を向いていることを、もう一度確認してほしい。

このラケット面を相手に見せるように引き
小さく鋭く振り切るのが、両手バックの肝なのだ。


それでは、『スジガネ君RB』 に登場願い、テイクバックの見本を見せてもらう。

彼の左手首はアルミアングル、一定角度固定仕様
右手はつながっているだけ、ブランブラン。

両手打ち、徹底して安定志向の第一人者なのだ。


これはインパクトの形。




両手バックでは、左腕の手首で面を感じながらを
手首を固定して引いていくのだが
右手が突っ張ってしまい、うんと後ろまでは引けない。
上体の引き回転が、横向きまでで止まると
両腕を伸ばしぎみでの引きは
左腰の前を少し過ぎたあたりでつっかかる。

そのあたりが最初の錦織君の写真なのだ。

ラケットを寝かせたまま引く、『スジガネ君RB』 だとここ。




彼は不器用なので
ラケットを立ててループするのは出来ないのだ。

  (人間の器用な子は、縦方向にだけ手首を動かす)


そこからもう少し引くためには
右肘が曲がって後に突っ張り
左腕はおなかに近づいていく。




その時、左手首の角度は固定しているので
ラケット面は相手側を向くことになる。




相手にこの、打球側ラケット面をみせたまま引き終わり

そのまま、左手首を固定して振り出していけば

いつでも、安定した垂直面でボールを捉えられるのだ。




そしてそのまま、フィニッシュ。




この後、前向きになって、90度の回転が終わる。


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