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薩摩いろは歌 幕末編4 久光入京 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年1月29日 11時26分の記事


【時代小説発掘】
薩摩いろは歌 幕末編4 久光入京
古賀宣子


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


久光入京・梗概
 切腹を免れた西郷吉之助(隆盛)は、村田新八、森山新蔵とともに天祐丸で帰藩。その後西郷は沖永良部島、村田新八は喜界島遠島へ。
そして、岩倉具視の存在と京の複雑な動きが描かれる。


作者プロフィール:
古賀宣子。年金生活の夫婦と老猫一匹、質素な暮らしと豊かな心を信条に、騒々しい政局など何処吹く風の日々です。新鷹会アンソロジー『武士道春秋』『武士道日暦』『花と剣と侍』、代表作時代小説『剣と十手の饗宴』などに作品掲載。
 当コーナー【時代小説発掘】では、編集担当。



これまでの作品:

薩摩いろは歌 幕末編1 口上
薩摩いろは歌 幕末編2 率兵上京に向けて
薩摩いろは歌 幕末編3 時に到りて涼しかるべし

                       
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【時代小説発掘】
薩摩いろは歌 幕末編4 久光入京
古賀宣子



 一 再び西郷去る 

 蒸気を噴き出す音が大気を揺さぶった。低くもなく甲高くもない。茫漠とした音色が遠のいていく。薩摩藩の天祐丸である。
 与力と足軽数人に護衛され、西郷吉之助、村田新八そして森山新蔵の三名は帰藩の途に就いた。
 文久二年四月十一日、陽はまだやや東寄りだ。
 見送りを命じられたのは、一蔵のほかに、奈良原喜左衛門と海江田武次(信義)。いずれも精忠組の仲間である。
「そいどん、切腹を免れたのは不幸中の幸いだ」
 兎にも角にも命を絶たねばならない事態だけは避けられた。今はそのことを可とせねばなるまい。そういう思いを込めて、一蔵は二人に話しかけた。
 一昨日の夕方、伏見にいたはずの吉之助が、村田と森山を伴って、兵庫の旅宿にひょっこり現れたのだ。自分を取り巻く厳しい状況など、つゆも感知していないといった様子で。
 間に立った一蔵は、大蔵谷では久光への面会も弁明も許されず、苦しい立場に追いやられていた。万事窮す。一蔵は、吉之助を人気のない田圃に連れ出して、刺し違える覚悟だと事態の深刻さを告げる。が、死を超越したような吉之助の言動に、却って一蔵の方が救われて、もう一度助命嘆願してみようと奮い立ったのだった。
「おぬしのこっゆえ、言葉を尽くして、西郷の真意を訴えたのであろうな」
 海江田武次は吉之助が大島謫居の後、ともに郷中の責任者に任じられて、その指導に心を砕いてきた。
 大蔵谷で源助から聞いた話を、一蔵は改めてなぞっていた。
 久光の命を受けて情勢探索に先発していた海江田武次は、淀川を下る船中で、乗り合わせた平野次郎から下関での話を聞いた。平野は、吉之助の言葉を伝え、西郷が同志と共に立ち上がるのだと受け取ったという。驚いた海江田は姫路でこのことを久光に報告している。当然の行為であろう。
 一蔵の懇願から久光は、無断で下関を去ったことへの怒りを、一旦は和らげたかに見えた。あの時こう述べたのだから。
「そうか、そういうことなら宜しい。自分からそう折れて言うなら勘弁もしてやろう。しかし西郷を大坂や京へ連れていくわけにはいかぬから、先ず一応国の方へ帰すようにいたそう」
 これが直後の御沙汰であった。が、吉之助に怒りを覚えている者たちは、それでは収まらない様子が一蔵にも分かった。もともと吉之助に良い感情を抱いていない中山中左衛門しかり。そして堀次郎だ。
 再び源助の話が甦る。
 堀は長州の長井雅楽とともに上京していたため、吉之助は居合わせた若い志士たちに、堀が長井の公武合体説(航海遠略策)に妥協するようならお前たちが堀を討て、とまで言ったという。
 堀も西郷が激派志士たちに同調する考えらしいと受け取り、久光に訴えている。
 しかし堀の心中は、訴えれば済むというほど淡白なものではなかったであろう。吉之助の言動に間接にしか触れていない海江田と違い、堀は痛罵されているのだ。意見の対立という公の立場での感情以外に、私怨も渦巻いていたに違いない。
「ちょうど堀が上京してきた頃」
 兵庫の宿で小松帯刀は言った。
「相前後して江戸藩邸の者たち数名が突出し、大坂魚屋(うおや)太平宅に集まって久光公のご上洛を待っていたのは知っておうな」
「清河八郎等他藩の脱藩者とともに土佐堀藩邸に匿ったと堀から聞きもした」
 匿った背景には、和宮降嫁御礼のため彦根藩主が上京し、警備が厳しくなっていたため、活動が困難になっていた状況がある。また多くの浪士を自宅に潜伏させていた田中河内介(元中山忠能諸大夫)自身も幕吏に狙われており、志士達は薩摩藩邸に保護を求めていた。
「二十八番長屋には豊後の小河一敏主従三十名も」
 そのほか久光の従者になれず、国元を脱けてきた藩士数名もいるらしい。藩邸が拒否したにもかかわらず、久光の国事周旋に差し障りが出ると判断し、一存で留守居役を説得した堀である。
「そんため幕吏は、堀の身柄も拘束しようとしたらしか」
「それ以前から目を付けられておうと堀は申しておいもした」
「水戸藩志士と連絡を取い合い、井伊大老を斃すべく画策すうなど反幕府の行為を繰り返してきておうゆえ」
 その堀次郎を痛罵したのであるから・・。 
 そして、もともとは軍用米買い付けのため下関に来ていた森山新蔵だが、志士たちが大坂へと向かいつつあるというただならぬ空気を察知し、後から来る吉之助に早く来てくれと連絡した経緯がある。森山自身も船の準備が出来ていて出発する直前だった。それだけではない。精忠組は資金面で絶えず森山に支えられてきたし、それがなければ、どれだけ自分たちの意思を貫徹し得たか。特別の感慨が胸をふさぐ。
 また精忠組に新たな亀裂が・・。


二 中山中左衛門 

 薩摩国山川港に着船した三人はそこで沙汰待ちとなったようだ。間もなく吉之助は徳之島に遠島になり、その後沖永良部島へ移されることになる。村田新八は喜界島へ流謫。罪案がなお決定しなかった森山新蔵は、憤慨して、ついに山川の船中にて自刃したという知らせが入った。
 一蔵も謹慎して後命を待っていたが、十二日になり、再び勤仕するに至った。その陰には小松帯刀の強い進言があったことは想像に難くない。
「目立った動きをしておう藩士の多くは、おぬしや西郷が率いてきた者達であろう」
 一蔵の謝意を受け、小松帯刀は辛うじて処罰を免れた経緯を語る。
「西郷に帰藩を命ずうに当たっても、志士の激昂を恐れ、秘密に処置したちゅうに」
 一蔵までを排斥すれば、志士達の憤激は益々甚だしくなり、制止できない状況になりかねない。
「久光公はそんごと判断されたのだ」
「恐らく釈然としてはおられぬ、では」
 それを否定はしないまま、小松帯刀は呟いた。
「中山中左衛門がなあ」
「西郷召還にも、どちらかと言えば反対でしたゆえ」
「まあ、日新公の歌を噛み締め、短慮はせぬことだ」
「つらしとて恨みかえすな我れ人に、ですか」
「うむ」

  つらしとて恨みかえすな我れ人に
       報ひ報ひて はてしなき世ぞ 


 下の句は二人声を揃えた。耐えてこそ咲く花もあると日新公は説いている。
 案の定、中山中左衛門は数日の間、ほとんど一蔵と言葉を交わすこともなかったが、気にしなかった。自分は随員として今日にいたっているのだ。帰藩すべしという命に接するまでは随従して上京するのが当然である。一蔵は毅然として動じなかった。
「結局のところ、匿われたのは何人ですか」
 大坂宿舎で一蔵は小松に尋ねた。
「総勢六十人余いだ」
「下関の騒擾からだともっと多くを考えたが」
「兵力としては長州の方が期待でき得る数かも知れん」
 領袖の久坂玄瑞は三百名の動員が可能と豪語しているらしいが。
「しかし核となるのは松下村塾生二十名ほどではないか。但し、大坂藩邸の留守居役や京都藩邸にいる家老が与しているちゅう話だ」
「そうなると、かないの藩邸吏員が動員可能とないもすね」
「それはそうと」
 小松帯刀は久光の諭書を示した。
「十日、大坂にお着きになり、直ちに下されたものだ」
「諸藩士、浪人等と私的に面会をしてはいけないこと。命令を受けずして妄りに諸方へ奔走しないこと」
 万一異変が生じた場合は動揺せず、命令がない内に現場に駆け付けないこと。酒食を慎むこと・・。
 一蔵が読み終えるなり、小松は顔を引き締め、告げる。
「もし違反者が出た場合は容赦なく罪科に処すると、軽挙を厳しゅ戒めておられう」
「罪科に処する、か」
「鹿児島から供奉してきた有馬ら義挙派も一応、諭書に従う素振りを示したが・・」
 小松帯刀は、それ以上は口にしなかったが、一抹の不安が拭いきれないのは、一蔵も同様だった。
 久光の上京は、それほど危うい状況のなかでの出発であったのだ。

三 伏見へ 

 十三日、久光は藩士を十二組に分け、そのうち四組のみを従士として伏見に向かわせた。有馬新七・田中謙助、藩内および江戸からの脱藩藩士、大坂藩邸・魚屋太平旅宿の志士は残留組となる。しかも薩摩藩士は藩邸内も含め、他藩士との交渉は厳禁され、柴山愛次郎と橋口壮介のみ、藩命によってその任にあたった。
 久光の出立は六ツ(六時)過ぎ。乗船してしばらくは雨が強かったが、昼時分より晴れ上がり、暮れ前に都合よく伏見に到着した。
「義挙派と志士等を置いてきたこっが吉と出うか・・」
 船中で小松帯刀が囁く。小松は留守居役に断り、家僕の一人として源助を藩邸内に残してきている。
「同じことを考えておいもした。有馬等は残留組にされたこっが不満のごとですし」
「凶と出ぬごと祈うのみ」
 二人は同時に嘆息した。
「そいどん京の情勢も、これまでにも増して一筋縄ではいかぬ様子で」
 暫くして一蔵は、堀次郎から入る情報を踏まえて言った。
「それだ。そもそも禁中方御条目によって、朝廷と諸侯の接触は禁じられておうゆえ」
 禁中方御条目とは禁中並公家諸法度のことである。
「こんたびの入京は関白と所司代の了解が必要です」
 関白は九条尚忠。所司代は酒井忠義である。
 二人は伏見から久光入京を実現させるにあたって、これまでの政治動向を確認し合った。
「先ずは島津家と縁の深い近衛家だが」
「一月に拙者が趣意を伝えた時は、明らかに迷惑そうであったが」
「そん直後であろう。坂下門外の変が起きたのは」
「二月初めにそれを知ったと思われます。それで、あの急速々火中々ちゅう態度急変の手紙が届いての帰藩でしたゆえ」
「京でも何が起こるか分からないという恐れが伝わってくる文面であった」
「戻ってみうと、すでに率兵上京が藩内で公にされておい、それはそれで良かったわけですが」
「そして先日、上京途上に届いた八日付の書状だな」
「拙者には上京を差し止める伝言をしたが、すでに上京を開始したからには、ぜひとも面談したいとありました」
 一蔵はその書状を遅れて兵庫で読んでいる。
「京で騒擾が生じぬよう穏当な朝廷忠勤を懇請すうものであった」
「こうなったからには、穏便に入京を認めたほうが、かえって混乱を回避できると判断したのでしょうね」
「だが久光公は、あん書簡では不安を払拭しきれんご様子じゃった」
「続いて姫路滞在中に、岩倉様の書状が堀からもたらされ、初めて喜ばれたと聞きました」
「孝明天皇の意を踏まえて入京を歓迎すう旨の文面であったゆえ」
「久光公入京に進んで賛成の天皇・岩倉と内実慎重な近衛父子。朝廷も一枚岩ではない」「関白と所司代の様子も気になる」
「そん後、堀からは」
 堀は姫路で久光に京都情勢を報告した後、再び京都へ戻り、近衛、両卿(中山忠能・正親町三条実愛)と岩倉に面謁し、久光入京の期日を報せに行っている。
「まだ何も」
 その堀が藩邸に戻ってきたのは、伏見に到着した翌々日の十五日。
「岩倉様のご尽力が有り難い」
 最新の情報をもたらした堀が発した、第一声である。
 実は堀は久光入京に備え、今日、再び岩倉具視を訪問したのちに戻ってきたのだ。明日の建白草稿を説明し、奏聞における順序の確認を要請するためである。
 以下、日時の順をおって、堀は語っていった。
 堀次郎から久光入京の期日を報じられた岩倉具視は、直ちにその旨を奏請したという。「天皇の裁可は」
「両卿とともにそん応接を命じられたそうだ」
「岩倉様はどのようなご返答を」
「願わくは臣をして公然と廷議に参預せしむること勿(なか)れと辞退なさったそうです」「つまり、朝議に与らない員外の身であるにもかかわらず、公然と周旋することは、他の廷臣の誹謗を招くと、そういうこっだな」
「害あっても利益はない」と一蔵も納得。
「それで天皇は、引き下がられたのか」
「聴許を拒まれた」
「岩倉様の周旋力に期待を寄せられておう、ちゅうわけだな」
「久光公にとっては大きな味方ですね」
 そこへ小松のもとに一通の手紙が。
「源助からだ」
 文面を追う小松の視線が厳しくなる。
「平野次郎と伊牟田尚平が余計な振る舞いを致した」
「余計な・・」
「二人は大蔵谷宿で、参勤途次の黒田様に久光公の使者と偽い、浪士が襲撃する情勢にあうと示唆したごとだ」
「それで、黒田様は」
「不穏な空気を察知して帰藩を決められたという」
 黒田家には源助のような優れた隠密が他にもいるであろうに。彼らの分析は参考にならなかったのであろうか。帰藩を決めた姿勢に一瞬、物足りなさを感じたが、すぐに打ち消した。情報が錯綜している京都周辺の状況では無理もあるまいか、と。
「二人は何故また使者と偽ってまで」
「黒田様が、伏見で久光公の入京を諌止するとの風聞をもたらしたのだ。浪士の一人が」「幕府の嫌疑を憚い、直接江戸へ向かうようにと切言すうとでも」
「そん通いだ。志士らにとっては由々しき事態であうゆえ」
「二人はそん阻止のために西下し、大蔵谷で一行と邂逅したのだな。しかし平野は脱藩者であろうに」
「それゆえ拘束され、伊牟田は護送されてきた」
「先ずは吉、と出ましたね」
「いずれ遠島であろう」
 大物二人が抜けた安堵感が、小松の息遣いに漂う。


四 公家の動き 

 堀次郎の話は、中央政局の執政者である、関白九条尚忠と所司代酒井忠義(小浜藩主)の対応へと続く。
「所司代は、三月以降の西国志士の参集と過激な動きを伴う義挙計画を察知しており」
「蜂起が近いと受け止めておうのか」と一蔵。
「まさしく。この十日に、武家伝奏(広橋光成・坊城俊克)に対して上申書を提出しておう」
「趣旨は、分かるか」
 小松帯刀がすかさず問うた後、付け加えた。
「無論、禁中方御条目についてのものであろうが」
「そん通りで、公家と武家の直接交渉は禁じられておい、万一行違いが出来した場合、戊午の密勅事件の再発になうと」
 戊午の密勅とは、安政五年、朝廷が水戸藩に出し、後に幕府にも出した攘夷の文書をいう。
「和宮降嫁による公武融和実現の渦中でも、あるゆえ」
「所司代もその点に触れ、いささかの異論も生じてはならないと」
 堀は一蔵に向かっていい、更に・・・。
「尊王志士が京で武力蜂起して宸襟を悩ます場合は、所司代として誅伐する覚悟であると、いった内容だ」
「当然のことながら、関白は両役(議奏と武家伝奏)に注意を達した。図らずも役向先で武家と出くわすこともあろうが、親しく会話することは宜しくないと念を押した由」
「建前を改めて言わざるを得ない状況にある」
 誰からともなく笑いが漏れた。
 なぜなら明日、久光は近衛忠房邸に参殿するつもりなのだ。
「近衛様からの書状が届いておうだろう」
「両卿の同席の諾否を至急求め、入京に対して期待感を示したものだが、その一方で、帝都が戦場となっては容易ならざる大乱が勃発するとして、重ねて自重を促す態度だ」
「両卿の同席については、岩倉様の根回しの賜だ」
 そこに至るまでの状況を堀は簡潔に語る。
 久光が伏見邸に達したため、参集していた西国志士たちはさらに気勢を上げていた。小浜藩士たちは、義挙の矛先は酒井忠義であると認識し、所司代屋敷は混乱したという。酒井はこの事態に震撼し、京都警衛諸藩に対して厳重な警備を要請していたようだ。
「岩倉様はこの情勢を鑑みて、所司代に書を発せられた」
「久光公の率兵上京は尊王のほかは他意がない。それは明らかだと記して下さったのだな」
 小松と一蔵は同時に大きく頷く。
「加えて、次のようにも」
 浮浪の徒は身を久光に委ねようとしており、久光をしてこれを処分させなければ、騒擾が起こらないとも限らないと。
「不安を煽られた」
「まだ、ある」
 自分が久光と親しく面談してその処分を議したいが、その行為は禁中方御条目に違反することになるので、了承を請う申し出をした。
「すると、岩倉様の懇請に対して所司代が回答したのだな」
 久光を近衛邸に召し、両卿立ち合いの下での面会を認めると。
「よって岩倉様はその手はずを整えて下さり、久光公は十六日に入京して近衛邸に赴き、建白する運びとなった」
 一蔵が唐人服の男に度肝を抜かれたのは、この一月のことである。公家の輩はどうしようもないと、御所の近くの料理屋で吐き捨てた男。後で公家と知らされ、その仏頂面と近衛家との落差に、一蔵は絶句したのだった。それが岩倉具視である。
 堀も、「凄まじい迫力」と舌を巻いていた。
 その第一印象を裏切ることのない岩倉具視の動きに、一蔵は吸い寄せられていく。尚も、堀次郎の話は続く。
「近衛忠房様の八日付の書状だが」
「おぬしが大蔵谷まで携えてきたあの書状だな」
「面談は望むものの、騒乱回避と宸襟を安んじるよう重ねて自重を促しておったな」
「久光公が過激な尊王志士に同調していないと承知しながらも、不安感は消えず、久光公への信頼もそれほどではない」
「それが伝わったのであろう。久光公もまた、不安が払拭しきれぬご様子だった」
「昨日も、近衛様は正親町三条実愛様、大原重徳様と談合なさり、覆轍大心配と密勅事件再来の悪夢を危惧しておられた由」
「自己保身からくう恐怖心に苛まれておうのじゃなかか」
 一月に接した近衛忠房の感触から、一蔵はその心境を想う。
「談合の目的は無論、面談をうまく運ばすために開かれた、のだな」
 小松の問いに黙って頷いた堀は「正親町三条がやはり昨日」とさらに声を低める。
「九条家諸大夫の島田左近と内談に及んでおう」
「近衛邸での面談を伝えたのか」
 驚く二人に、意味ありげに口元を歪める堀次郎。
「所司代からの命令には背くことはできるが、殿命(関白の命令)には、そのような態度は何があっても済まされないと」
「それゆえ島田左近にこの事実を秘匿すると具陳したわけだな」
「関白にはその旨を事前に具申しないとの決意を漏らした上で、だ」
 二人は同時に唸った。
「それで、狙い通りにことは進んだのか」
 堀は笑みを浮かべて力強く頷いた。
「島田はあえて九条に漏らした」
 その結果、関白は面談追認の一書を、島田を介して正親町三条にもたらしたという。
「一方、岩倉様は」
 直前になって所司代と内談し、禁中方御条目を墨守するとして、久光との面談遠慮を申し出ている。酒井忠義はそれをもっともなこととしながらも、浪士鎮圧は別条としている。
「非常に重要な時節であり、近衛父子や両卿にも、叡慮を安んじられるごと周旋すうことを依頼しておい、この件は充分に了解しておると」
「つまり武家との接触を容認すう態度を示したのだな」
 小松帯刀の応答に頷きながら一蔵は嘆じた。
「公家もなかなかやるのう」
 呟きながら一蔵は、九年前の暮れに届いた順聖院(斉彬)直筆の諭告書をなぞっていた。 あの時は、ほんの字面しか理解できていなかった。と、今になって気づく。どれほど心をすり減らしておられたか。
「もともと政は魑魅魍魎の世。江戸や京を駈けずり回って痛感すう」
「しかし、見失ってならぬのは芯だな」
「言い換えるなら、柱」
「それがなくては糸の切れた凧になう」


五 入京 

 伏見武田街道は市中に入ると東洞院通になる。烏丸通の一本東の筋だ。錦小路藩邸はその東洞院通に面し、四条通を過ぎて一丁ほどのところにある。
 久光の輿は小松帯刀以下側近を従え、十六日未明、伏見邸を発して七つ半(五時)錦小路邸へ。そこで参殿に備えて着替えをし、先ずは堀川通に出て、所司代邸へ赴いた。
 酒井忠義と直接面談し、入京の挨拶およびその説明をするための配慮からである。しかし、酒井忠義は突如、病気を理由に面談を断ったため、久光は家老に伝言を残して近衛邸参殿へ。
「やはり抵抗があったのだろうな」
 堀次郎が横で呟く。
「抵抗・・。激徒鎮撫の依頼か」
「直接な。それに昨夜の混乱が」
「尾をひき、心の準備も含め整っておらぬ、のかも」
 近衛邸到着は巳刻(十時過ぎ)。
 
 一昨晩の光景が甦る。久光から突然に呼ばれたのだ。
 そろそろ夜着に着替えようと綿羽織の紐に手をかけた時である。
「そちに尋ねたいことがあってのう」
 久光は夜着に羽織という寛いだ姿だった。が、表情はどこか固く、それでいて力がない。昼間の威厳は、すっかり影を潜めている。
 しかし一蔵は思い直した。
 こういう部分があってこそ、昼間の強さだ。そうでなければこの難局は乗り切れまい。そう納得したとき、久光が続けた。
「そちはこの一月、初めて上京し、参殿したであろう」
「京はおろか、肥後城下以北は全くの初めてでござおいもした」
「口上を述べるに際して、心したことは」
 久光公も人の子なのだ。ごく当たり前のことを、今まで意識すらしていなかった。それに気付いた一蔵は、あの日の感慨を率直に言上した。
 政は生ものである。藩政に連なって以来、先ずこの思いを、心底にしっかり落としたこと。そして、前の晩から日新公いろは歌の一首を反芻したこと。
「どの歌であるか」
「礼するは、で始まるあの一首です」
「人にするかは人をまた」
 久光は瞑目して諳んじている。
「さぐるは人を さぐるものかは」
 一蔵も低く落ち着いた口調に重ねる。
「郷中では、どのような解釈を」
 他人に礼を尽くすことは、決して他人のためばかりではない。同じように人を見下げるということは、自分を見下げていることになる。謙虚さと礼儀正しさの大切さを教わった。
「人前で威張るようなことは慎まなくてはならないと」
 そんなことは解かり切ったことだ。そう言いたげで、久光の顔に失望の色が浮かぶ。胸を突かれた一蔵は、出過ぎとは弁えつつ、その後に得心した自分流の解釈を披露した。
「人から蔑まされても怯むまい。相手は己自身を蔑んでいるのだから・・と」
「なるほど」
 久光の眼もとに笑みが戻る。
 そうか。下の者でなくては思い及び難い考えかも知れぬ。久光は上京を控え、初めて下の者の意識を抱いたに違いない。
「しかし、立場を変えて、同じことは自分にもあてはまると気づかされましたのは、当日の朝でした」
「朝、であるか」と、食らいつく視線。
「烏丸通を歩くうちに、京の雰囲気がひたひたと沁み込んできて、あらゆる臓腑を固くさせていたのです」
 久光は和らげた視線を鴨居の辺りに向け、微かに頷いている。
 臓腑が委縮したままでは、相手を見る眼に曇りが生じてしまう。曇れば柔軟な姿勢など取れなくなる。それでは生ものに、どのように対処すべきか、見えなくなるではないか。「改めて日新公いろは歌の奥深さを思い知った次第でござおいもす」
 殿様と家臣。身分の上下に関わらず、歌を通して阿吽の呼吸が整う。これこそ、薩摩藩の強みだ。

六 久光口上 

 近衛邸には近衛忠房および議奏の両卿と久世通熙が控えていた。対するこちらは、小松帯刀、中山中左衛門そして大久保一蔵が従い、堀次郎の姿はない。
 口上は久光出府の表向き事由から始まる。
 一昨年来の二度に及ぶ藩主茂久の参府猶予の御礼、かつ藩邸焼失後の監督である。しかし内実は公武合体・皇威振興・幕政変革を実現できるよう、建白する所存である。
 言葉をお忘れにならぬ、であろうか。言い間違いをなさらぬ、であろうか。一昨晩の固い表情が、またもや脳裏をかすめる。が、それらの懸念はすぐに打ち消された。
 久光の口上は続く。
 尤もこの儀は一朝一夕の事ではなく、去る午年(安政五年)以来、幕閣の勅諚を無視した条約締結および安政の大獄によって宸襟を悩ませている現状、加えて将軍家による貿易独占と、久光は厳しく指弾していく。
 息を継ぎ、久光は声を改める。
 この状況下、諸国の人心は紛乱致し、浪人どもはいたずらに尊王攘夷を主張し、慷慨激烈の説を以って四方に結び、大老暗殺や夷人殺害を繰り返している。幕府の厳しい取り締まりにもかかわらず、近頃になり増長致し、終には容易ならざる企てに及び、それが実行されると「皇国一統騒乱」の基となり、勤皇の趣意にも適わず、かえって外夷の術中に陥ってしまう。
「外夷の術中」に力がこもり、両卿等が一斉に頷く。
 一蔵からは久光の表情は見えないが、朝廷側の反応には手応えを感じたに違いない。
 そして今回の率兵上京の趣旨へ。
「私儀家督之者ニテモ御座候得共」と藩主ではないことを断った上で、徳川家三百年来の厚恩に報い、特に亡兄薩摩守臨終之節、公武融和の実現の宿志を継承し、精々尽力すべきとの遺託の趣も承っている。よって現状を傍観することは、不忠不孝の罪を逃れ難いと思い詰め、ぜひとも関東に出府し、充分に建白仕まつり・・と、周旋の意思を示した。
 そこには幕閣の横暴および激徒の策謀を阻止し、「皇国復古」に尽力したいという強い決意をみなぎらせた。
 そしていよいよ、奏聞を懇請した建白内容に入る。これは小松帯刀のもと、一蔵等が喧々諤々と議論し、練り上げたものである。
 それらは六項目になったが、大体は、安政の大獄時の処分者の復権、関白・大老・後見職等人事改変による朝廷・幕府改革そして朝廷による浪人対策を求めている。
 また攘夷問題については、先送りされ、明確な主張はなされていない。
 この建白の前日、堀次郎が岩倉具視を訪問。建白草稿を説明し、奏聞に際しての順序の確認を要請していたことは既に記している。
 根回しの結果、内容がどのように変じたか。
 六項目のうち、最初の項目内では、草稿になかった近衛の関白就任、田安慶頼の将軍後見職罷免が加わり、徳川慶勝、山内容堂、伊達宗城の謹慎解除が削られた。
 つまり、条文は次のようになる。
? 青蓮院宮(中川宮)・近衛忠熙・鷹司政通・鷹司輔熙・一橋慶喜・松平春嶽の謹慎解除、近衛の関白就任、田安慶頼の将軍後見職罷免、安藤信正の老中罷免
? 老中久世広周の上京および?の仰渡
? 幕閣有司が??違約の場合、速やかにその行為が道理に適うか否か明確にさせるようにとの二、三の藩に対する内勅による仰渡
? 叡慮内容の浪人等への漏洩およびみだりな浪人言説の信用に対する廷臣の厳重取締り? 春嶽の大老就任および上京、一橋慶喜の後見職就任の勅命
? 開鎖の件は世論によって恒久的施策を制定、皇威の海外で振興

 一蔵は草稿との違いを確認していた。
 ?の内容訂正の他、?がない。
 特筆すべきは、九条関白、酒井所司代の罷免要求が、草稿には付記されていたことである。
 天下の風評および現在大坂周辺に参集している諸浪士の説によると、関白と所司代は民衆の怒りを一身に集め、恨みを買っていることは明らかだと久光は指摘。両者への処置がなければ暴発が起こることは目に見えており、人心一和を獲得するには必須であると訴える。しかし、建白からは割愛された。
 九条については、孝明天皇との確執もあり、近衛の関白就任による事実上の罷免となるであろう。酒井については、今の時点では、朝廷にとっても将軍家との唯一頼れるパイプであり、天皇側近廷臣との関係も濃密であり、失脚回避が企図されたのだ。
 また最大の相違点は、草稿にはなかった四番目の項目であろう。
 当面の久光への最大の期待は浪士鎮撫であり、勅命への布石でもあり、所司代の了解事項でもあった。
 これを基に久光は、側近の者たちと近衛忠房・両卿および久世通熙と面談し、建白内容について更に議論を交わした。

「五項目の内容であるが」
 近衛忠房が遠慮気味に切り出す。
「松平春嶽の大老就任および上京の項ですな」と小松帯刀。
「続く一橋慶喜の後見職就任の勅命も同様だが」
たとえ勅命でも幕府は受けないであろうとの認識を近衛忠房が示した。
「それに三番目だが」
 これも朝廷側からの意見だ。
 それは、?にかかげられた謹慎解除や罷免者などを、?では老中久世広周が上京し、仰せ渡すよう促しており、?には違勅の場合の処置がしめされていた。
 その処置までを明記するのは差し支えがあるとして取り上げないこととした。
 久光の建白書を受けた両卿はいったん孝明天皇に復命し、久光への勅命案を協議し、天皇の内命で岩倉具視へ諮ることになる。
 このように岩倉具視を介在して、朝廷(両卿・岩倉)、薩摩藩(堀次郎)、所司代(藤田清)は綿密な連携の下に、事態をすすめていく。
 そして、久光に対して建言嘉納および勅命がもたらされる。
 その趣意は、浪士たちが不穏な企てをしており、京地で騒擾を起こした場合は、天皇の御心は深くお悩みになるため、滞京して鎮静するようにというものである。
「岩倉様の周旋なくして、久光公の中央政局への参画は、覚束なかったであろうな」
 後に堀次郎がしみじみと述べた。

 




 

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