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江戸浅草物語4「徳川吉宗、雌伏して時を待つ」 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2014年3月16日 10時31分の記事


【時代小説発掘】
江戸浅草物語4「徳川吉宗、雌伏して時を待つ」
佐藤 高市(さとう たかいち)


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)

梗概:
 浅草寺に近い浅草花川戸のむじな長屋に住む人たちの物語。
 六代将軍徳川家宣は、将軍在職の三年余りで病没し、新将軍は、数え年で四歳になる徳川家継であった。この時、徳川幕府の最大の危機であった。
 徳川幕藩体制は、まさに風前の灯だった。前将軍の子飼いであった間部詮房(まなべあきふさ)と英名の誉れ高い新井白石(あらいはくせき)が幕政を司っていた。
 家継が将軍になった翌年の正徳四年には、大奥の腐敗が明らかになった。浮上した大奥の腐敗に、一千五百人の者たちが罰せられた。
 事件を起こした大奥年寄の絵島は、信濃高遠に流刑となった。この時、徳川幕藩体制 は、最大の危機を迎えていた。
 江戸では、幼少の将軍を置いた幕藩体制に対して、関ヶ原の戦いの怨念を持ち続けている輩たちの不穏な動きがあった。徳川幕府の中興の祖と言われる徳川吉宗が歴史の表舞台に登場。徳川吉宗の命で動く忍びの者たちが江戸市中を走る。


プロフィール:   
酉年でも喧嘩鳥の生まれ年で単純明快 東京都生まれ 
小説「谷中物語」で茨城文学賞受賞
江戸を舞台の小説「入梅」が韓国の常緑樹文学に翻訳掲載
江戸の歴史研究会会員 
 


これまでの作品:

江戸浅草物語1 「浅草花川戸むじな長屋の住人たち」
江戸浅草物語2「徳川幕藩体制の最大の危機」
江戸浅草物語3「徳川幕府の危機に陰陽五行の天才占い師参上」



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【時代小説発掘】
江戸浅草物語4「徳川吉宗、雌伏して時を待つ」
佐藤 高市(さとう たかいち)



(一) 相克(そうこく)の年

 陰陽五行で相克の年は混乱の年となる。陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法は、むじな長屋の角部屋で浅草寺の方角に向かって手を合わせていた。
 正月といっても大家の清兵衛が亡くなり、むじな長屋に住む者たちは、ひっそりと正月を過ごしているようだった。
 清兵衛が亡くなって、最後を看取ったお滝は元気がなかった。お滝の部屋からは、三味線の音も聞こえてはこなかった。
 むじな長屋は、大川に面した船宿近江屋の裏手にあった。どぶ板を挟んで四部屋の長屋が向かい合っていた。
 近江屋では、諸国から集まった荷を積み下ろし、主人の権助や倅の小太郎が人足たちと忙しく立ち働いていた。
 むじな長屋の住人たちは、男たちの掛け声を聞くと戸を開けて顔を出した。むじな長屋の左角に住むあさりのむき身を売る正太は、商いから帰ってきた。長屋の奥にある井戸でざるを洗っていた。
「正太さん、いつもすまないねぇ」
 右奥に住む下総からきた大工の源蔵のおかみさんが正太に声をかけた。正太は、長屋の住人たちにあじの干物を差し入れたのだった。
「少しばかり差し入れです。食べておくんなせぇ。今日もいい天気になりやすよ」
 左奥に住むおかみさんのトラが水を汲みに井戸端に姿を見せた。
「おはようございやす。いい天気になりそうだねぇ」
 トラは、髪に櫛を入れながら、昨晩の旦那との喧嘩の原因をマスに話すのだった。呑兵衛安と呼ばれるトラの旦那は、昨晩も深酒をして帰ってきた。鼻の頭を赤くした亭主の姿にトラが声を上げた。
 取っ組み合いをして、向かいに住むマスと亭主の大工の源蔵が仲裁に入った。二人の喧嘩は、いつものことだった。倅の七歳になる長太郎は、布団にもぐり込んでいた。
 むじな長屋に夫婦喧嘩やいさかいがあるとそれをなだめるのは、大家の清兵衛だった。むじな長屋の住人たちは、清兵衛のおだやかな表情を見るだけで心が安らかになった。
 清兵衛は、店賃の滞っていても厳しい取り立てはしなかった。空き部屋になるのは、物騒であったので安い店賃にしていた。清兵衛は、店子の葬式や夫婦げんかの仲裁まで、何でも引き受けていた。
 その清兵衛は、今はいない。清兵衛は、亡くなって四十九日の間、この世と来世との間をさまよっているはずであった。
 井戸端では、おかみさんたちの笑い声があった。たらいに水を汲み洗濯をする。独り者の洗い物も請け負っていた。
 おかみさんたちは、洗濯物を長屋の空き地に干す。冬の陽が差し、木々の芽もふくらんでいた。
 後二ヶ月もすると浅草三社祭が始まる。三社祭の神輿が浅草界隈を練り歩き、花川戸の表通りは、人で賑わう。ムジナ長屋の住人たちは、ふんどし姿に祭り半纏を身に着けて、汗を流して神輿を担ぐ。
 祭囃子が浅草のいたる所で聞こえる。神輿を担ぐ男たちは、大川を目指す。三基の神輿は、大川に出ると江戸っ子たちに見守られ、やがて駒形に上陸して、三社権現に戻るのだった。
「八卦見の誠治さんのお宅は、こちらでよろしいですかな?」
陰陽五行の占い師の佐藤瑞法は、その声に戸を開けた。そこには、虚無僧が立っていた。大男であった。
「これは・・・・・・」
 佐藤瑞法は、言葉を失った。訪ねてきたのは、四ツ木の八幡宮で見かけた虚無僧であった。その正体は、紀州藩主の徳川吉宗であった。連れの者はいなかった。
 佐藤瑞法は、大男の虚無僧を部屋に入れた。火鉢に炭を置いた。
「鳩が豆鉄砲を食った様じゃな。富士山大爆発を言い当てたお主にしてみれば、わしが何をしに来たのか、分かっておろう。ワッハハハ」
 吉宗は、大声で笑った。
「佐藤瑞法よ、かつて、将軍綱吉公に難題を出されて、大変だったことは聞いておる。わしは、家来に命じて、お主のことを調べさせてもらった。義経公の忠臣である佐藤一族の末裔であることも知っておるぞ。怒るな、ワッハハハ・・・・・・、布川の白隠和尚と食べたうどんの味はどうであった?」
 吉宗は、豪快であった。
 その時、佐藤瑞法は、福島飯坂から吉宗の配下の者によって、見張られていたことに気付いた。鎌倉街道から下総の布川に抜けるときに出会った老婆も吉宗の配下であった。
 目の前にいる男は、ただものではなかった。佐藤瑞法は、吉宗が何のためにここまで訪ねてきたのかを推しはかることができた。
それにしてもこのように大胆に振る舞う吉宗は、佐藤瑞法にとって脅威であった。
「本年は、丙申(ひのえのさる)である。瑞法よ、相克の年であると占っておろう・・・・・・今年の徳川幕藩体制の運気を教えてはくれぬか?」
 吉宗は、真顔で聞いてきた。
 陰陽五行の天才占い師の佐藤瑞法は、目を閉じた。
 佐藤瑞法は、冥界をさまよっていた。暗い闇の中で光を探していた。目の前に現れたのは、不動明王のような圧倒的な存在である吉宗だった。
 吉宗は、目を閉じた佐藤瑞法の後ろにいる武将の姿を見ていた。それは、佐藤一族が身命をかけて守った源義経であった。吉宗は、手に法界定印を結んで座禅を組む。
「お不動様が見えまする。そして、魔王と仏が見えまする。夜叉と髑髏(どくろ)がうごめいております・・・・・・」
 佐藤瑞法は、そうつぶやくのだった。
 不動明王は、激しい怒りの表情をしていた。背には、紅蓮の炎が立ち昇っていた。魔王と如来がその場で交錯していた。
佐藤瑞法は、そのまま気を失ってしまった。
佐藤瑞法は、布団に寝かされていた。心配そうに長屋の者たちが佐藤瑞法をのぞき込む

「誠治さんが目を覚ましたよ。よかった・・・・・・」
 おかみさんたちは、目を開けた佐藤瑞法を見て声を上げた。
「一時(いっとき)以上も寝ていたんだよ。大男の虚無僧が金子を置いて、看病を頼むと言われてね。こんなに大金を置いていくなんて、たまげたよ」
 正太は、三十両もの金子を佐藤瑞法の枕元に置いた。権助も小太郎と一緒に駆けつけてきた。
 夕刻になって、四ツ木八幡宮から風の喜八が佐藤瑞法を見舞った。権助の倅の小太郎が喜八に知らせたのだった。
 佐藤瑞法は、火鉢の炭を置いていた。小雪がちらついていた。もうすぐ春だというのに底冷えがしていた。
 佐藤瑞法は、訪ねてきた喜八に吉宗のことを話した。
「恐ろしい経験をしました。義経公や弁慶様のご守護なければ、私は冥界に引きずり込まれていました。吉宗様は、本当に恐ろしい・・・・・・吉宗様の後ろには、非業の死を遂げた者たちの怨念が見えました。まさか・・・・・・由井正雪や丸橋忠弥たちの怨念では・・・・・・ 」
 佐藤瑞法は、これまで感じたことのない恐怖をおぼえていた。
 喜八は、紀州藩のために身命をなげうってきた。
 宝永四年の十月の大地震と大津波によって紀州藩の財政は、疲弊(ひへい)していた。当時の紀州藩は、相次いで藩主が急逝した。莫大な葬儀費用は、幕府からの借財で補っていた。当然、借財は幕府に返さなくてはならなかった。
 その難局に当たって、紀州藩の一大事に藩主徳川吉宗の書状を紀州藩の城代家老に繋いだのが喜八であった。
 紀州藩は、吉宗の命に従って、倹約を第一にして難局を乗り切ったのであった。その後、徳川吉宗は、喜八に感謝をして、四ツ木八幡宮に多大の寄進をしたのだった。
 風の喜八は、徳川吉宗の黒い噂をしばしば聞いていた。御三家筆頭の尾張藩に隠忍を使って、探索をしていたことだった。
 喜八は、服部半蔵の再来といわれる清三から、その噂は真実であることを知らされていた。
 次期将軍と期待されていたのは、尾張藩藩主で英名で名高い徳川吉通であった。
 その吉通が食事中に血を吐いて亡くなった。突然の出来事であった。尾張藩の悲劇はこれで終わらなかった。吉通の嫡男もその数か月後に亡くなったのだった。そして、尾張藩の正統は絶たれた。
 にわかに、次の将軍候補として、名が挙がってきたのが紀州藩主の徳川吉宗であった。それを支えているのが先の将軍の正室であった天英院であった。
 天英院は、大奥にいて、将軍家継の生母である月光院と勢力を競っていた。権勢を誇っていた月光院が奈落に落ちる時が来た。月光院付の年寄絵島が増上寺に代参した後、山村座で芝居を見物し、役者の生島新五郎と遊興にふけたという。そして、江戸城への帰参が遅れたという事件であった。
 その事件から、月光院は天英院に頭が上がらなかった。天英院の後ろには、徳川吉宗がいた。吉宗は、間者を使って大奥にも影響を与えていたのだった。
 徳川吉宗が間者を使うのは、幕府の隠密であれば周知の事実であった。幕閣に命じられた喜八は、吉宗の間者たちの動きを警戒していた。
「お不動様が見えました。そして、魔王と仏が見えました・・・・・・夜叉と髑髏(どくろ)がう ごめいて、すさまじい世界であったのです・・・・・・」
 陰陽五行の天才占い師の佐藤瑞法は、早めに床に就いた。
 蓑を着た喜八は、権助の船に乗っていた。雪が風に舞っていた。
 喜八は、大奥の絵島事件について思いを巡らせていた。
 江戸城大奥の絵島は、将軍家継の生母である月光院の代参で増上寺を訪れて、亡き将軍家宣の廟(びょう)に参詣した。
 絵島たちは、山村座で芝居見物をした後、役者の生島新五郎と宴を共にした。座は盛り上がり、挙句の果てに江戸城への帰参が遅れて、罪人等の出入りをする不浄門といわれる平河門から一行は江戸城に戻ったのだった。
 幕閣は、この不祥事には、さすがに取り調べを行った。腐敗した大奥の世界が明らかになっていく。
 偶然にしては、芝居のような筋立てであった。
 この事件に関して、一千五百人の者たちが処分された。絵島は、将軍家継の生母である月光院のとりなしにより、罪が減じられて信州高遠に流罪となった。絵島の兄白井平右衛門は、死罪になった。そして、利権を求める大奥の御用商人たちも罰せられたのだった。 この時から、栄華の絶頂にいた月光院は、天英院の下に位置することになった。大奥は、次の将軍に口を出せるほどの権力を持つようになっていた。その頂点にいるのは、天英院であることは間違いがなかった。
 喜八は、次期将軍に名が上がってきた徳川吉宗に対して、底知れない恐ろしさを感じていた。
 喜八は、吉宗を信頼してきた。紀州藩の優れた藩主と尊敬の念を抱いてきたのだった。だが、信頼をしてきた徳川吉宗には、魔王のような一面があった。喜八は、佐藤瑞法のように、吉宗に対して恐ろしさを感じていた。


(二) 泉岳寺に眠る者たちに

 元禄十六年二月四日は、吉良上野介を討ち入った赤穂浪士四十六人が切腹をした日であった。泉岳寺詣では、大勢の江戸庶民が線香を上げに行く。
 曹洞宗の泉岳寺では、しきみを供える。墓に二本のしきみを左右に供えた。
「おう、明日は泉岳寺詣でだ。今日は早仕舞いだぞ。信濃衆と越後衆は、今日で仕事が終わる。湯屋に行って来い、みんな揃ったら座敷で一杯やるぞ」
 冬の農閑期に船宿の近江屋で働いていた人足たちは、雪解けとともに信濃や越後のふるさとに戻る。
 味噌や米を背負って、ふるさとに帰る人たちは、誰もが笑顔だった。江戸っ子たちは、それらの人足たちを椋鳥と呼んでいた。
「雪がとけて椋鳥たちが巣に帰るぜ、お疲れさんよ。達者でなぁ!」
 江戸を離れる男たちは、足早に去って行く。
男たちが故郷に戻れば、暖かい囲炉裏を囲んで、おかみさんや子どもたちの笑顔がある。近江屋の権助と女房のセツは、ふるさとに帰る男たちに、金子の他に薬や土産を持たせた。
「稲刈りが済んだら、また来ておくれ。よく働いてくれてありがとうございやす」
 権助は、そう言うと男たちひとりひとりに酒を注いだ。小太郎も酒を注ぎに回った。男たちの中で、船の荷下ろしで腰を痛めた者がいた。半月も寝込んでいたが、権助と女房のセツが世話をして、ようやく元気になった。その男がうまそうに酒を飲んでいた。
 翌朝、風は冷たかったが、春の陽が男たちを包んでいた。男たちは、大きな荷物を背負って雪が残る峠を越えて行く。
 権助は、男たちを送り出すと船を出す用意をした。喜八を乗せて浜御殿を目指す。船には、小太郎が舳先で水先案内をした。泉岳寺詣では、恒例になっていた。
 喜八は、浅野家再興のために公儀隠密となった。前将軍の家宣の時に、浅野家は、安房国で旗本に命じられた。浅野家は再興して、喜八の長年の願いは、叶ったのだった。
 喜八は、泉岳寺の山門をくぐった。線香の煙が境内に漂っていた。赤穂浪士の命日を弔う人たちの列が続いていた。
 喜八は、女房のお勢が持たせた風呂敷包みを手にしていた。包みの中は、赤穂の塩饅頭であった。赤穂浪士の墓に参拝する人の数は、年々増えている。赤穂浪士は、江戸っ子たちにとって英雄だった。
 娘たちは、大石主悦(おおいしちから)の墓に詣でる。大石内蔵助の嫡男であり、父親以上の逸材と言われていた。切腹の時も預けられた大名屋敷で、最初に切腹をしたのであった。
 娘たちは、大石主税の墓の前で、若くして散った命のはかなさに手を合わせていた。喜八は、大石内蔵助に反発していた江戸の急進派の堀部安兵衛をなだめたのは、大石主悦であったことを知っていた。
 父内蔵助より、早目に江戸に下った主悦は、堀部安兵衛の暴発を防ぐために必死であった。
 堀部安兵衛は、高田の馬場の決闘で江戸の人気者になっていた。その安兵衛が赤穂浪士であり、主君の敵を見逃すはずはないと江戸っ子たちは確信していた。
 大石内蔵助が動かずとも、堀部安兵衛は、ひとりで本所松坂町の吉良上野介の屋敷に斬り込んでいくはずであった。
 喜八は、堀部安兵衛を見張るのも赤穂藩隠密としての役目だった。
 居酒屋では、堀部安兵衛の周りに人が集まっていた。
「吉良上野介は、のうのうと生きながらえている。安兵衛様がそれを黙ってみているはずがねぇ。安兵衛様、そうでしょう?」
 酔客の問いかけに安兵衛は、不敵な面構えで笑いを浮かべていた。堀部安兵衛が単騎で吉良低に討ち入れば、大石内蔵助の大義は露のように消えてしまうのだった。
 大石内蔵助は、吉良上野介の命を確実に奪って、喧嘩両成敗を世間に示す。その上で、浅野家のお家再興をはかることを見定めていた。
「主君が命をかけて斬りつけた相手を見逃しては、武士道は成り立たぬぞ。たとえ、浅野家が再興しても義は立たぬ・・・・・・。吉良上野介の首を亡き殿の墓前に供えることで、我らの本懐を遂げようぞ」
 堀部安兵衛は、江戸にいた赤穂の浪士たちにそう言って、吉良邸への討ち入りを急がせた。
 堀部安兵衛の話は、妙に聞く人の心を揺さぶるのだった。
 安兵衛の父は、越後国新発田藩家臣の溝口家から追われた。安兵衛は、苦しい生活を強いられ、剣で身を立てることが生きる証だった。
 安兵衛は、亡き主君の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)によって、取り立てられて感謝をしていた。主君の代参として尾張家に使わされたこともあった。それは、安兵衛にとっては、無上の喜びであった。
 両親が早くなくなり、孤児になった安兵衛は、雪国の厳しい生活の中で生き抜いてきた。親戚の家を転々として、満足に食べることもできない日が続いた。
 堀部安兵衛の剣は、決死の剣であった。腰を引いて足に重心を乗せた不動の構えから、相手の打ち込んできた剣を外して、ひたすら相手の面を討つ。馬庭念流(まにわねんりゅう)という必殺の剣であった。
 大石内蔵助は、堀部安兵衛が激情に駆られることを憂慮していた。喜八は、大石に命じられて堀部安兵衛の動きを注視していた。
 それに気付いた堀部安兵衛は、根津権現の境内で付けて来る喜八を待ち構えたことがあった。
 喜八は、夢想流杖道(むそうりゅうじょうどう)の達人であった。喜八は、白木の丸木の棒を構えた。堀部安兵衛は真剣を構えた。
 堀部安兵衛は、丸木の棒を捨て身で構える喜八を見ていた。堀部安兵衛は、風の喜八が大石内蔵助に命じられていることを知っていた。
 喜八を斬ることは、大石内蔵助に刃を向けることであった。今でも、江戸っ子たちの英雄である堀部安兵衛は、名を汚すことを恐れていた。堀部安兵衛は、自ら剣をおさめていた。
 喜八は、安兵衛の馬庭念流の底知れない恐ろしさを感じていた。喜八は、夢想流杖道の白木の丸木の棒で真剣に立ち向かう。それは、討ち込んできた相手の剣の動きを見定めて、立ち向かう剣法であった。
 だが、安兵衛の馬庭念流の剣は、守りが先にあった。それは、夢想流杖道と通じるものがあった。安兵衛の長刀の剣先には、これまで生きてきた安兵衛の執念があった。それは、怨念のようでもあった。
 自分は、もう少しで忠義の者として崇められると堀部安兵衛は思っていた。そして、亡き主君の仇討を果たすことにより、自らの名が更に高まることを知っていた。
 喜八は、大石内蔵助の墓の前で手を合わせた。権助と小太郎は、線香に火をつけて浪士たちの墓を回っていた。
 喜八は、浪士たちの声を聞いた。それは、風が木々を揺らした音が人の声のように聞こえるのだった。谷中の寺に集まった浪士たちの顔が次々に浮かんだ。
 その時であった。喜八は、門前にいた隠密廻り同心の高畠十郎に気付いた。高畠十郎は、喜八を見ていた。
 喜八は、権助たちと分かれた。泉岳寺の山門を出ると青々とした月代(さかやき)の朱の房を付けた十手を懐に指していた。
 高畠十郎は、先になって歩いていた。寺町が続き、海からの風が冷たかった。高畠十郎は、梅の花が咲く庭のある寺に入った。
 寺の離れで、高畠十郎と喜八は向かい合っていた。小坊主が炭を起こした火鉢を持ってきた。
「赤穂の方々の命日ではあるが、火急の御用である。根来衆や紀州の隠忍たちの動きが活発である。喜八は、西国からの下り者たちを見張ってくれぬか。配下の者たちにも手伝わせる・・・すでに清三は、目黒不動の辺りを探索しておる」
「はぁ、分かりました・・・・・・」
 幕閣は、幼い将軍が病弱であり、天英院の影響力がますます強大になることを案じていた。
 亡き将軍家宣の正室天英院は、絵島事件の後で大きな影響力を持つようになっていた。その陰には、紀州藩主の徳川吉宗がいた。そして、今では、徳川幕府の屋台骨を揺るがすほどの存在に吉宗はなっていた。
 そして、将軍側用人の間部詮房の権勢には、すでに、影が差していたのだった。
 幕閣は、風の喜八が根来衆たちと知己であることを知っていた。紀州藩の窮乏の時に、藩主綱吉の書状を紀州に届けたのは、幕閣から命を受けた喜八であった。
 喜八の警護をした根来衆たちは、身命をかけて喜八を守った。その喜八が街道を見張れば、紀州の間者たちの動きが鈍くなることを図ってのことであった。
 幕府は、一枚岩ではなくなっていた。喜八は、街道沿いの茶屋にいた。そこで、通る人たちの様子を窺っていた。


(三) むじな長屋の大事件

 なじな長屋の大家の清兵衛が亡くなって、大地主である伊平が選んだのは、大店の番頭であった金六であった。
 むじな長屋から上がる店賃は、少なかった。金六は、張り切っていた。
「店賃が滞っている者は、立ち退きを迫ります。地主様の大切な長屋を守ってまいります」
「まぁ、ほどほどになぁ・・・」
 浅草界隈の大地主である伊平は、金には不自由はなかった。金六の誠実さは、嬉しかったが、厳しい取り立ては性に合わなかった。伊平は、金六の様子をしばらく見ることにした。
 金六は、酒が好きだった。行きつけの浅草今戸の居酒屋でむじな長屋の図面を見ていた。店賃は、満足に上がってはいなかった。
 特にひどいのが左手の二軒目に住む浪人の久米平介であった。今年になって一銭も納めてはいなかった。
 翌朝早く、大家の金六はむじな長屋に足を踏み入れた。奥の井戸端では、いつものように、呑兵衛安のおかみさんのトラと大工の源蔵のおかみさんのマスが賑やかに話をしていた。
 小太りで頭の禿げた金六を見て、おかみさんたちは怪訝な顔をした。見たことのない顔だった。それに、挨拶もせずに怒ったような顔をしていた。
「大家の金六であるぞ。朝から、賑やかだな」
 おかみさんたちは、顔を見合わせた。金六が久米平介の戸を叩いた。
「嫌な男だね、大家だって・・・嫌な感じだよ」
 トラの言葉にマスは頷いていた。
「無礼者が!」
大声と共に金六が外に叩き出された。
 金六を睨んでいたのは、仁王のような顔をした久米平介であった。
 事の重大さを感じた長屋の住人たちが顔を出した。
「どうしたんだい? 久米様が怒るのは、珍しいんだよ。どうしたのさ?」
 トラは、久米平介をなだめた。
 陰陽五行の天才占い師の佐藤瑞法は、眠そうな目をこすりながら部屋から出てきた。
「失礼な奴だ・・・・・・侍に向かって・・・・・・」
 金六は、久米平介に会うや否や、金が払えないなら長屋を出て行ってくれとぞんざいに言った。
「物事には、順序ってものがある。江戸に住む者は、粋じゃなくちゃならないぞ。大家殿」
 佐藤瑞法は、金六の身体を起こしながら諭すようにそう言った。
 久米平介は、東北の小藩の首切り役人だった。ある日、罪人の首を斬ることができなくなった。久米平介は、藩を脱藩して死を覚悟して江戸に出たのだった。
 久米平介は、浅草寺にお参りをした後、大川に身を投げようとした。その時であった。大家の清兵衛が久米平介に声を掛けた。
 助けられた久米平介は、これまでのことを洗いざらい清兵衛に打ち明けた。
「お侍様、つらい思いをしてこられましたね・・・・・・むじな長屋に住む人たちもみんな一度や二度は、大川に飛び込もうとしたことがあります・・・・・・」
 その後、久米平介は、むじな長屋の住人になった。久米平介は、今までの罪業を悔い改めるために、浅草寺の参道の近くに自分の姿を彫った像を埋めた。
 参拝客に木彫りを踏みつけてもらって、自分の罪業が軽くなることを願ってのことだった。それは、陰陽五行の天才占い師佐藤瑞法の指南によるものだった。
 金六は、逃げるようにそこを立ち去った。だが、金六は、まむしのような男だった。人が不幸になることを喜ぶような心があった。
 夕刻になって、浅草今戸の居酒屋に金六の姿があった。金六は、やけ酒を飲んで、憎しみの炎を増幅していた。
「大家の私に向かって、狼藉を働きやがって・・・・・・許さねぇ・・・・・・」
 隣で飲んでいたのは、この店で知り合った浪人の白波一馬であった。白波は、ずるがしこい男だった。
「大家の金六さん、どうしたんだい、そんなに酔って珍しいな」
 白波一馬は、金六に酒を注ぐ。金六は、酔った勢いで恥をかかした相手を少し脅して欲しいと白波に頼んだ。
 酔った勢いというのは、恐ろしかった。金六は、懐の財布から小判を出して、白波一馬に渡した。白波の表情が変わって、不敵な笑みを浮かべるのだった。
 白波一馬は、西国から流れてきた浪人だった。人に言えない仕事をしていた。それは、刺客だった。これまでに、何人もの人たちを亡き者にしていた。その剣は、血を欲しがる魔剣であった。
 白波は、金六に恥をかかせた久米平介を調べた。久米平介は、浅草寺裏の田地に面したお堂で、子どもたちに習字を教えていた。
 その日、久米平介は、子どもたちを家に帰して、いつものように、参拝客が木彫りの像を踏みつける様子を見に浅草寺に向かった。
田地の道の向こうで、長身の男が久米平介を待ち伏せしていた。近づくとあばた面の男は、ふいに魔剣を抜いた。夕暮れの光が魔剣に吸い込まれていくようだった。
 久米平介は、血の匂いがするのに気付いた。魔剣が血を吸い、そして血を吐く光景が久米平介には見えるのだった。
 白波一馬の魔剣が久米平介に襲い掛かった。この時、久米平介は、自らの剣を抜くこともできなかった。首切り役人として、多くの罪人の首をはねた罪の意識がそこにあった。 久米は、人を斬れば、又、首のない幽霊に悩まされる。久米は、相手の魔剣が近づいてもその場に立ち尽くすだけだった。
 白波一馬の魔剣は、久米平介の額をめがけて振り下ろしてくる。その時だった。白木の丸木の棒が白波一馬のみぞおちを突いた。白波は、一瞬きょとんとして、その場に倒れ込んだ。
 佐藤瑞法が丸木の棒を突いたのであった。
「喜八殿に教えて頂いた夢想流杖道の稽古をしておったのじゃ、久米殿、何故、死のうとしたのか?」
 佐藤瑞法は、久米平介の顔を見た。
 久米は、罪人の首をはねた自分の業を死んで償いたかった。
 佐藤瑞法は、涙を浮かべる久米平介の肩を抱いた。
 久米平介は、倒れ込んだ白波一馬が起き上がるのに気付いた。白波は、魔剣を大上段に構えて、奇声を発して佐藤瑞法に斬りかかってきた。
 久米平介は、思わず刀を抜いて、白波一馬の魔剣を握った腕をはねた。目にも止まらない剣の動きであった。血が久米平介の顔に降りかかった。
 町奉行所の役人たちが、駆けつけた。腕を落とされた白波一馬は、うめき声を上げていた。そして、殺人をそそのかした大家の金六も捕まることになった。
「殺してくれとは、頼まなかったんです・・・ただ、少し脅してくれればと思って・・・」
 金六は、役人に縄をうたれて連れて行かれた。
 白波一馬は、久米平介を殺すことによって、金六から大金をせびろうと企んだのだった。
 むじな長屋の住人たちは、この事件でさすがに意気消沈していた。金六の所業は、悪いことであったが、店賃の払いを滞らせたのが今回の事件の始まりであった。
 浅草界隈の大地主である伊平は、番屋で取り調べを受けた。伊平は許されたが、金六のような男を大家にしたことは、自らの誤りだと自分を責めた。
 伊平は、新しい大家を近江屋の権助に頼んだ。権助は、青天のへきれきで驚いたが、むじな長屋の住人の顔を思うと伊平の申し入れを引き受けることにした。
 久米平介は、さすがに意気消沈して寝込んでいた。自らの抜刀術が恐ろしいと思っていた。体が自然に剣をあやつった。まるで、本能のまま剣を使って人の首をはねることができた。電光石火の早技であった。
 久米平介は、すぐにでも出家をしようと思っていた。浅草寺界隈には、寺が立ち並んでいた。武士が出家することは、珍しいことではなかった。
 久米平介は、まるで幽霊のように、ふらふらと井戸端に座り込んで、ため息をついていた。
「平介様、いわしでも食べておくれよ。桜が咲いたら花見でも行きましょうよ。楽しいですぜ」
 あさりのむき身を売る正太は、いわしの丸干しを久米平介に渡した。むじな長屋の住人たちは、落ち込んで気力のない久米平介を見守っていた。
 陰陽五行の天才占い師の佐藤瑞法は、久米平介の抜刀術を目の当たりして、その凄さに驚いていた。
 このまま、久米平介の抜刀術が埋もれることは、武士道にとって大きな損失であった。本物の武士は、久米平介のように心優しく、いつも行く末を案じながら人のために剣を生かすことであった。
 佐藤瑞法は、郷里の福島飯坂に宛てて書状を書いた。たぐい稀な剣士がいることを藩の重臣に知らせたのだった。佐藤瑞法の頼みとあれば、藩の重臣はすぐさま殿様に言上するはずであった。
 おかみさんたちは、久米平介におかずや握り飯を運ぶ。ひげ面の久米平介は、やがて雄藩が迎えに来ることを知る由もなかった。
「八卦見の誠治様。八百屋の三太でございやす。子ができました」
 待乳山聖天社の門前で八百屋を営む三太が姿を見せた。三太は、青菜を乗せたざるを佐藤瑞法に差し入れた。
「これはこれは・・・おかみさんの月の物がありませんか?」
「月の物がありません・・・できたんですよ・・・産婆にも診てもらいやした」
 三太は、満面に笑みを浮かべていた。
「先生、男か女か占ってほしいんですが・・・」
「三太さん、八卦は当たるも八卦、当たらぬも八卦という。子どもが男か女かは・・・八卦では、至って難しいのだ・・・・・・ワッハハハ」
 三太は、むじな長屋の住人たちに祝福された。
 その頃、徳川吉宗は、赤坂の紀州藩邸にいた。吉宗は、祖父の徳川頼宣の肖像画を見ていた。
 徳川吉宗は、根来衆や紀州藩の隠忍を使って、幕府の動きや譜代大名たちの動きを調べさせていた。火薬を扱うお薬込め衆も側近としている。
 神君家康の子であり、駿府城で家康の下で育てられた徳川頼宣は、当時の幕閣から一目を置かれていた。頼宣は、豪放磊落であり、南海の龍とも呼ばれていた。
 徳川頼宣は、中国の鄭成功への援軍要請にも積極的であった。頼宣は、海の向こうを見ていた。
 徳川吉宗は、由井正雪と親交のあった徳川頼宣が巻き込まれた慶安事件は、幕府の陰謀であったと疑っていた。
 何故なら、幕政の安定を図るためには、将軍を脅かす者を追い落とす必要があった。
 徳川吉宗は、真実が知りたかった。そして、吉宗は、祖父徳川頼宣の肖像画に向かって、静かに手を合わせていた。







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