金融核兵器(CDS)の爆発が迫っている | |
2011年9月5日 22時35分の記事 | |
世界中でセッティング完了した、金融核兵器(CDS)の大爆発がせまっているようだ!
先進国の金融機関のリストラが急激に進められている。 ジョージ・ソロス始めアメリカのヘッジファンドの撤退が増加している。 FSB(G20金融安定化理事会)がSIV(投資銀行の影の金融を担当するトンネル会社)等、影の金融の調査取締りを強化する。 アメリカ金融当局の調査、取り締まり、訴訟が多発している。 金融機関間の住宅担保証券での訴訟が頻発している。 FRBがQE3の実施が出来ないか、実施してもほとんど効果が無い。 USA政府も景気浮揚策が米国債上限問題に絡み実施できない。 英国の恐慌は1930年代を上回ることがほぼ確定している。 ギリシャの2年国債の利回りが額面額を上回った。 西欧の金融債と国債のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ、債務不履行保険)コストが過去最高となった。・・・ 先進国、特にEU、USAの金融市場、金融機関、国債、通貨は末期症状を呈しています。 金融当局、金融機関、FSBなどの調査、取締り、訴訟などはあまりにも遅すぎる対応です。金融末期現象の今になって急に始まったこれらは、当局と金融関係機関は調査、取り締まり、訴訟をちゃんと実施しましたよとのポーズをとっているように見えます。 ということは、金融恐慌の大爆発がそろそろ始まると思われます。 以下、今日のブルームバーグニュースより転載 9月5日(ブルームバーグ):ギリシャ2年債利回りが5日、債券価格の額面に対する割合を初めて上回った。ロンドン時間午後0時4分現在、利回りは265ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して49.85%。価格は額面の49.82%となっている。ブルームバーグ集計データが示した。 9月5日(ブルームバーグ):5日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、欧州のソブリン債と金融債の保証コストが過去最高となった。 JPモルガン・チェースによると、西欧の国債15銘柄のCDSスプレッドから成るマークイットiTraxx・SovX西欧指数はロンドン時間午前11時現在、9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の319bp。銀行・保険25銘柄の優先債のCDSスプレッドに連動するマークイットiTraxx金融指数は18bp上昇し264bp。いずれも終値ベースの過去最高となっている。 ドイツのメルケル首相率いる与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)陣営が首相の地元であるメクレンブルク・フォアボンメルン州の州議会選挙で敗北したことが影響した。さらに、国際通貨基金(IMF)エコノミストがギリシャの「ハードなデフォルト(債務不履行)」の来年3月までの発生を予想したと米紙ウォールストリート・ジャーナルが報道し、投資家のリスク意識を高めた。 ウニクレディトの信用ストラテジスト、マルクス・エルンスト氏(ミュンヘン在勤)は「緊縮策の実施とその結果や救済措置について、不確実な点が多い」と語った。 CMAによると、ギリシャ国債の保証コストは100bp上昇し2450bp。イタリア債のCDSスプレッドは24.5bp上昇の427bpと過去最高。ベルルスコーニ首相が緊縮財政案を後退させたことが響いた。 ポルトガルは33bp上昇の1013bp。スペインが17bp上昇し409bp。ドイツは4bp高い83bp。フランスは13.5bp上昇し過去最高の185bp。 | |
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