どうなるギリシャデフォルト? | |
2012年2月6日 22時14分の記事 | |
ギリシャの大量国債償還期限は3月20日であり、その40日前が事務的手続きを含む期限であるとのことで、2月10日ごろが、ソフトランディングで収まるか、ハードデフォルトに成るかのタイム・リミットのハズです。 そうであるならあと、4~5日しかありません。
しかし、ロイターやブルームバーグニュースからはその緊張感が全然伝わってきません。 「欧州ソブリン債・社債の保証コストが上昇、ギリシャ情勢で−CDS 」 「フランスの2年債が上昇、利回りがユーロ導入後の最低、0.569% 」 このように悪化と改善のニュースの両方が報じられていまが、なにやら通常のニュースを淡々と報じているかのようです。 そして、格付け会社の反応は 「ギリシャが強制措置なら他のユーロ圏諸国でもあり得る−ムーディーズ 」 「フィッチ:ギリシャの無秩序デフォルト、完全にないとは言えない 」 とのことで、距離を置いた評論家のような気の抜けたコメント状態です。 昨年から今まで散々煽り騒いできたギリシャ・デフォルトおよびEU金融危機が収束へ進み始め、その行く先が落ち着いた結果になることが決められたかのように、まるで脱力状態にあるように感じられます。 それとも、嵐の前の静けさでしょうか。 他のネットなどの情報では8割以上がハードデフォルトであるとの諦めの意見が多い状態です。 しかし、ベンジャミンさんの有料メルマガではいたって楽観的で、ギリシャのデフォルトについては触れていませんが、欧米は沈むが、日本は「開放」されており、これからは日本が世界の「経済産業省」の役割を主導するチャンスだと書かれています。 そして、世界支配層Bなどの権力者たちは、既に権力を失っており、FRBは初めて会計報告を発表し、今までに不正な26兆ドルを海外の銀行などに貸し付けている。 などと書かれています。 有料メルマガなのでこれ以上のことは控えますが、NWO計画を企てていた連中は謝罪し、処罰を待つばかりであるかのような表現になっています。 しかし、このような裏の国際状況であることを日本の政財界は理解せず、相変わらず全面的にアメリカ従属状態を続けています。 60年間檻の中でいたから檻が開かれているのになかなか外に出られないのではと言われています。 今日のロイターやブルームバーグニュースから受ける印象は、ベンジャミン・フルフォードさんの楽観的な意見である、ほぼ決着がついていると思われることを表すニュースであると感じられますが。 私の期待感の先走りでしょうか・・・。 以下、参考ニュース 欧州ソブリン債・社債の保証コストが上昇、ギリシャ情勢で−CDS (20:09) http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LYYPXM1A1I4H01.html フランスの2年債が上昇、利回りがユーロ導入後の最低、0.569% http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LYYXSD6KLVR401.html ギリシャが強制措置なら他のユーロ圏諸国でもあり得る−ムーディーズ 記事をメールで送信 記事を印刷する 共有/ブックマーク Share Google チェック Twitter シェア 2月6日(ブルームバーグ):ギリシャの債務再編で民間債権者の参加を強制するため国内法の下で一方的な措置が講じられれば、そうした措置の活用は他のユーロ圏諸国でもあり得る選択肢の一つだと、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが「ウィークリー・クレジット・アウトルック」リポートで指摘した。 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LYYTZ40YHQ0X01.html フィッチ:ギリシャの無秩序デフォルト、完全にないとは言えない 記事をメールで送信 記事を印刷する 共有/ブックマーク Share Google チェック Twitter シェア 2月6日(ブルームバーグ):格付け会社フィッチ・レーティングスは、ギリシャの無秩序なデフォルト(債務不履行)は支払いシステムを混乱させるだろうとの見解を示した。フィッチはギリシャが秩序ある債務再編を実施すると考えているものの、無秩序なデフォルトの可能性も完全には排除できないとみている。 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LYYSAI6KLVRD01.html 転載終了 | |
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