今日、感じること | |
2012年2月12日 18時20分の記事 | |
私はパソコンを前にして、皆さんに何をお伝えしようかといつも考えています。 今、何をお伝えするのが一番いいのかを考えています。 それで、ロイター、ブルームバーグ、WSJ、日経の記事や20ほどのブログを検索します。 あるいは、ふと思いついた本を読んだりして記事にしています。 今年は色々な面から大変な年になりそうだと、皆さんも感じておられると思います。
このような年でもあるので、極力、毎日お伝えしていきたいと思っていますが、今日は、もう1つ勘が働かず、記事の焦点が絞りきれずにいます。 ですので、今日はとりとめもの無い内容になるかもしれませんが、ちょと気になったことを取り上げます。 その1つが金融経済問題であり、ギリシャのデフォルトのことですが、 この問題は約2年間続いているので、ネットの情報でもあまり取り上げられなくなっています。 当ブログで時折、厳しい見方を記事にしていますが、あと、私がチェックしているグログの範囲では「News U.S.」さんが、強く危機感を持った記事を投稿されているぐらいです。 他にもたくさんあるかもしれませんが、現実的な生活に大きな影響を及ぼしかねない金融経済危機に関する問題にしては、ネット全体での関心が薄い状態になっていると感じます。 現在、放射能や地震、小沢裁判、政局、イラン・イスラエルの戦争、などなどたくさんの問題がありますから、2年も前から言われているギリシャの問題にはあきあきしているのかもしれません。 しかし、このギリシャ・デフォルト問題は今こそ重要な局面を迎えていることを再認識する必要があると思います。 昨年から、度々、警告して来ましたように、この問題からCDSが爆発し、EU、アメリカだけでなく世界中にその影響が及ぶ危険性があります。 最悪では世界同時金融経済大恐慌が発生しかねません。 そして、単に金融経済問題だけに収まらず、各国の治安悪化や暴動、反政府運動の激化、戦争の危機など、世界の人々にとって暗黒の時代と映る事態にもなりかねません。 そうした危険性が高い問題であると認識する必要があります。 このような状況の中で、地元新聞は 「ギリシャ財政法案成立へ」、「デフォルト回避前進」の見出しで報じています。 このような新聞やテレビしか見ない一般の国民は 「ギリシャ・デフォルトの問題は解決する方向に進んでいるんだなあ」と、きっと思うことでしょう。 私が昨日記事にした「ギリシャに死刑宣告;S&P、フィッチ」の認識とは180度違います。 ネットの朝日、読売にしてもこの問題が解決しそうな方向の記事が主体となっています。 ただし、日経は唯一「懸念だ」と報じています。 一方、外電のロイター、ブルームバーグはギリシャ・デフォルト懸念が再燃との記事が主力になっています。 この日本のマスコミの報道姿勢は今までがそうであったように、事実を隠し、国民に正確な情報を与えず、むしろ危機へ誘導する、国民を裏切る姿勢そのものです。 世界のマスコミのほとんどが世界支配層の傘下であるとはいえ、日本のマスコミが報じる、国民の誤誘導や洗脳は世界的に見ても最も悪質であると断言できます。 この日本の現実からも、ネットで事実を出来る限り伝えていく努力をしなければ、と強く思います。 次に、ディビッド・アイクさんの記事を紹介します。 彼の記事はやや難解ですが、2〜3度読み返すとなんとなくわかってきます。 世界中を講演している彼から見ると「狂っている世界」を痛いほど認識されていると思います。 私も「世界は狂っている」と思っていますが、彼独特の視点で狂っている世界の原因を知らせています。 以下、一部転載 狂っているこの世界… その理由を知っていれば動じることはない… みなさん、どうお過ごしですか 私は先ほど、ヨーロッパのツアーを終えたばかりで、数日間視察した限りでは、とても狂っている世界を様している。(訳注:西欧人の場合のジェスチャーは頭を左右に振る動作をする。) 目をつぶって、我慢しながら、それに耐えているよりはなぜ、この世界が狂っているのか知っていると耐えやすい。というのも、レストランかなんかで、気の違っている人や精神病の人が突然叫んだり、異常な事をした場合、”ああ。気が狂っているからしょうがないなあ”と思えば気に止まらないし怒ることもない。 こういった人々は現実の世界を認識する機能に異常を来たしている為に、正常の人間の身体コンピューターで解読されることが、そうではない方法で外に表現されることになるからだ。 http://www.davidicke.jp/blog/ 転載終了 | |
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