このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
くる天
プロフィール
松原雄二のテニス技術解説-ブロくる
松原雄二 さん
松原雄二のテニス技術解説
地域:神奈川県
性別:男性
ジャンル:スポーツ 球技
ブログの説明:
プロのテニスを基本とした松原コーチ独自の理論により、テニス技術をやさしく解説し、指導する。
カテゴリ
全て (193)
フォアハンド (57)
バックハンド (26)
サービス (23)
ボレー (27)
スマッシュ (3)
スライス (7)
リターン (7)
シングルス (9)
ダブルス (4)
技術全般 (16)
メンタル (2)
傷害 (0)
練習法 (2)
選手評論 (0)
ジュニア (1)
アクセス数
総アクセス数: 344436
今日のアクセス: 13
昨日のアクセス: 29
RSS
リターンでこそエースを狙う
[リターン]
2011年8月20日 17時34分の記事

サービスリターンは難しいので
とりあえず、面を作って返しておく。

これが常識だが、ホントにそれでポイントが取れるのだろうか?

確かにリターンでエラーしなければ
リターンで失点したことにはならない。

しかし次のストロークやボレーで一旦優位に立たれると
そこからの挽回は難しいのが現代のテニスだ。

もしかしたら、リターンエースを取れるなら
51%の確率でも、そちらのほうがかなりオトクでは?

しかも、松原が言うには、「リターンこそがいちばん叩きやすい」

今日はその意味を知り、打法の秘訣に迫る。



【PR】Licom高画質ライブ配信・通話システム


これはインパクト直後の絵。
これはリターンの時ではないのだが、要はこうなれば良いということ。



自分で言うのもなんだが
いい姿勢、いいラケット面、当然、エラーするわけが無い。
こうゆう、インパクトにもって行けばいいのだ。


さて、リターンエースが易しいことの理由

その1は
いつもお約束の場所に来るということ。

その2は
いつもお約束のスピードだということ。

その3は
サーブはスピードがあるので
ジャストミートできれば、頑張らなくてもスピードが出せること。
しかも強力なサーブは高く弾んで、リターンの打点が高くなる。

もちろんお約束の場所やスピードといっても何通りかはある。
普通のストロークのようにありとあらゆるボールが来るわけでなく
2つか3つの限定された種類に絞れるということ。

いいサーバーだからこそそうなので、ヘボだと困るのだが ・・



野球なら、直球かカーブか、どちらかにしぼって
1,2の,3,で、ホームランというケース。



3の、スピードについてだが
速いサーブに対しては
こちらも時間のかかるスウィングはしていられない。
先日のフラットとトップスピンの打ち分けの絵でもわかるとおり
トップスピンのスウィング距離は長くなってしまう。



時間がないときは、スウィング時間のかからないフラットだ。


高めの構えから
ラケットヘッドを落とさずに一気に振り出すのだ。

高い打点なので、トップスピンじゃなくても打ち落とすことが可能。


こんなわけで、リターンからいいボールをたたきつけるのは
わざわざ、スピードを殺して打つよりよほど簡単なことなのだ。


もうひとつ、重要なアドバンテージはサーバーの態勢にある。

サーブ後は大抵前のめりになっており
しっかり構えるまもなく、レシーブが打たれることが多いのだ。

実際、試合のときに、「アッ、それだけで」
という、ジャストミートしただけのリターンエースを
見かけることがよくある。

ラリーではエースにならないボールでもリターンならOKなのだ。


そんなわけで、スウィングも腕だけでも充分。

しっかり横向きから身体を回して、なんて思わないで
時間もないことで
フォアならほとんど前向きのまま
バックなら、少し横向きのまま
腕だけで、たたきつけるつもりで充分。

それでも結果的に肩の線はそれなりに動いているものです。

なんか、打てそうな気がしてきましたね。


さあ、これからはリターンエースでオトクに行きましょう。


このブログへのチップ   400pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:



◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。
トラックバックURL
https://kuruten.jp/blog/tb/matsu-tennis/173451

Copyright (c) 2008 KURUTEN All right reserved