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くる天
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松原雄二のテニス技術解説-ブロくる
松原雄二 さん
松原雄二のテニス技術解説
地域:神奈川県
性別:男性
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プロのテニスを基本とした松原コーチ独自の理論により、テニス技術をやさしく解説し、指導する。
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リターンエースの打ち方
[リターン]
2011年8月21日 17時59分の記事

昨日はリターンが何故エースになりやすいのか
エースを狙ったほうが何故トクなのか
といったことを説明した。

今日はさらに進めて
リターンエースを、実際に打つための技術について説明しよう。

リターンの重要な要件は次の4つ。

1、 構えの高さ。
2、 ボールの予測。
3、 上体の回転。
4、 ラケット面をしっかり保つこと。

この4つが通常のストロークと明らかに違う。

3、の上体の回転については昨日すでに説明したので
それについては昨日の記事を参照してほしい。


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1、の構えの高さだが

通常のラリーであれば、相手が打ってから自分が打つまでに
かなりの時間があり
どの高さに構えていても、それほど困ることは無い。

だから割合低く構えていることが多い。



それに対し、サーブのスピードは速いため
余裕を持ってテイクバックする時間が少ない。

その上、高いところに弾んで来る。

だから、高めの構えにする。



モデルは東戸塚松原テニススクール田村コーチ冬に撮影した写真なので着ぐるみパンダ状態だ。


高めの構えからのテイクバックについては
昨日の写真や先日のテイクバック特集を参考にしてほしい。



2、の予測だが

遅いボールを打つ時は、最後までボールを見ても振り遅れないが
リターンの場合はスピードが速すぎて
インパクトまで見ていると、大抵、振り遅れてしまう。

それと、最後までボールを追ってしまうと
ラケット面の位置を動かして
ジャストミートはしても、打球方向がずれて
エラーになることが多い。

私も調子のいい日は、センターをはずしても
打球が入ることが多いのだが
調子の悪い日は、ついボールをよく見て
ジャストミートはするのだが
エラーになってしまうことが多い。

解決法としては、次の写真を見てほしい。



黄色の線まではしっかりボールを見る。

青い線のところは、ボールは心の目で見るのだ。
実際のところ、見えてはいるのだが、観てはいない。

青いところまでボールが来たときは
もうスウィングがとっくに始まっていなければならない。
始まっていなければ振り遅れるからだ。

さらに、ここまでボールが来たら
それにあわせてスウィング方向を変える余裕は無い。
スウィング方向を修正すると違う方向に振ったり
面が狂ったりして、エラーの率が増えてしまうのだ。

つまりこの青い線からの情報は雑音
一切取り入れないほうが害が少なくてすむ。

だから見ない。

自分の才能を信じて、想像したボールに向かって振りぬくのだ。

どこから見ないかは
サーブのスピードと自分のスウィングの大きさによる。

私はサーブのバウンド後、打点までの半分くらいだろうか。



3、ラケット面をしっかり保つ。



これは簡単なこと。
サーブは速い、速い分、運動量が多く、つまり重い。
重いボールがセンターをわずかでも外れて当たると
面が狂い、エラーになる。

ましてボールを見ないで打つのだ。
真ん中をはずすことが珍しくない。

だから、ぶれないようにしっかり握って、がんばる。

力んでいるほうが柔らかすぎよりずうっといい。


インパクトまでしっかり面を保つのはもちろんだが

あのリターン名人、アガシはインパクト後1mくらい

手首の角度を保っている。



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