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田中_jack さん |
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ドラマ『VIVANT』に登場した日本の情報機関も中々やる |
[防衛] |
2023年11月26日 0時0分の記事
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TBS系ドラマ『VIVANT』に登場した、「別班」など日本や海外の情報機関。
情報機関と言っても、実は様々で、諜報、防諜、公開情報収集分析など、様々です。
実は、日本の情報機関も中々の働きをやるようですね。
11月22日にPRESIDENTオンラインがmsnにて、「政府は存在を否定しているが…「VIVANT」監修の元公安警察が明かす秘密組織「別班」の恐るべき実態」の題で次のように伝えました。
『ドラマ『VIVANT』(TBS系)に登場した自衛隊の非公然組織「別班」が注目を集めている。『VIVANT』で公安監修を務めた元警視庁公安部外事課の勝丸円覚さんは「政府は存在を否定しているが、別班は実在する。2015年にイスラム過激派組織ISが湯川遥菜さんと後藤健二さんを殺害した時、現地の具体的な情報を日本政府に上げていたのは、別班だといわれている」という――。
(中略)
「別班」は危険度の高い情報収集のため創設された 防衛省は情報本部以外に非公然組織を抱えているといわれている。その名も「別班」。私が公安監修をしていたTBS系日曜劇場『VIVANT』に登場し、話題になっていた。 防衛省では、軍事活動をする上で海外の裏情報を知ることが重要だとされているため、陸軍の軍人だった藤原岩市(1908年生まれ、1986年没)が、普通の情報機関員では手に入れることができない危険度の高い情報を集めることを期待して創設したのが始まりである。
別班のメンバーは主に防衛省から外務省に出向して、外交官として在外公館に勤務しながら情報収集をしている。それ以外の身分では、公用パスポート(政府が特別に公務員に発行するパスポート)で海外に渡っている防衛省の関係者も別班の可能性がある。
(中略) 2015年に、イスラム過激派組織IS(イスラム国)が、湯川遥菜さんと後藤健二さんを殺害した時、現地の具体的な情報を日本政府に上げていたのは、別班だといわれている。公安内部でも、「あのような情報を集めるのは、おそらく別班の関係者が関わっているだろう」との声があった。あのような危険な場所での活動は別班しかできないと考えられる。ちなみに政府は別班の存在を否定しているが、別班が集めた情報は内閣官房長官と内閣情報官に上がるので、把握しているはずだ。
別班の創設にあたり、旧日本軍の陸軍中野学校(東京都中野区)というスパイ養成機関に所属していた人々が関与していたといわれている。彼らは日本を守るという任務のためには、時に邪魔者を排除することも辞さなかったといわれている。
(中略)
日本の情報機関同士は、あまり仲がよくない。私のように、個人レベルで付き合いを維持している人もいるが、基本的にはそれぞれがライバル視をしている。ズバリいえば、公安警察は公安調査庁を下に見ているところがある。昭和時代に活躍した先輩の公安警察官が、公安調査庁の動きはターゲットを「ただ眺めているだけ」と言って批判しているのを聞いたことがあった。現場で鉢合わせすることもあるが、確かに動きの悪い職員もいる。ただそれでも、私は公安調査庁が毎年まとめている「国際テロ要覧」も参考にしているし、個人的に能力が非常に高い人たちがいるのを知っている。
---------- 勝丸 円覚(かつまる・えんかく) 元公安警察 1990年代半ばに警視庁に入庁し、2000年代はじめから公安・外事分野での経験を積んだ。数年前に退職し、現在は国内外でセキュリティコンサルタントとして活動している。TBS系日曜劇場「VIVANT」では公安監修を務めている。著書に、『警視庁公安部外事課』(光文社)がある。 -------』
公安警察、公安調査庁、防衛省・自衛隊、これらがお互いに分担して諜報や防諜を云々、という連携話は、政府中央以外には、筆者にも見聞した事はないですね。
情報機関同士の競争は、米国やロシアを含めて、世界中によくある話です。 そして、筆者は断言しますが日本の情報機関の中で、最も「情報機関らしい」情報機関は、間違い無く、防衛省・自衛隊の情報機関である事は、動かし難い事実です。
更に最近は、ロシアのウクライナ侵略の情勢分析で、日本をはじめ各国に「軍事ブロガー」「軍事分析専門家」が多数出現しており(筆者もその一人にカウントされるのでしょうが(^^;))、彼らが出す情報分析も、SNS等でかなりの力を持つようです。
ドラマ『VIVANT』に登場した日本の情報機関も中々やる
(上下とも)公安調査庁が11月21日夜の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、11月22日に同庁のXで公開した資料
公安調査庁は、冷戦以来、露中朝韓の情報分析などで定評があります。
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