くる天 |
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プロフィール |
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飯島浩樹 さん |
シドニー通信員の『豪リークス』 |
地域:海外 |
性別:男性 |
ジャンル:ニュース 世界情勢 |
ブログの説明: オーストラリア在住 某民放局シドニー通信員からの情報。 |
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悪夢かチャンスか?世界経済危機の行方 |
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2011年9月19日 10時51分の記事
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欧州の財政赤字問題や米国のデフォルト危機によりニューヨークの株式市場が急落し、世界同時株安の様相を呈している。そんな中オーストラリアを訪問した世界銀行の総裁が、気になる発言をした…。
◇NY市場乱高下で「ウォール街の悪夢」再来? 「これは“エルム街の悪夢”ならぬ“ウォール街の悪夢”です!」アメリカ東部時間8月8日の午後4時、ニューヨーク証券取引所の取引終了時刻に鳴らされる「クロージング・ベル」の鐘の音とともに、現場から生中継していた女性レポーターが興奮気味に伝えた。 2008年のリーマンショックから少し回復基調にあるかに見えた世界経済であったが、ヨーロッパ諸国の財政危機や累積赤字額が50兆ドル(約4000億円)を超えるといわれるアメリカのデフォルト(債務不履行)不安などから、米国株式市場が8月に入り急落。つられてオーストラリアや日本、アジア市場も続落し、今や世界同時株安の様相を見せていた。
米国オバマ大統領は7月末に緊急会見を行い「デフォルト危機を救うには債務限度額(14兆2940億ドル)を引き上げることへの同意がどうしても必要だ」と、限度額引き上げに難色を示す野党共和党と国民に向け呼びかけた。その後何とか共和党との妥協はとりつけたものの、翌月の8月5日にアメリカの格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が、史上初となる米国債の格下げを発表すると、8日にダウ平均は一挙に634.76(-5.55%)ドル下げて史上6番目の下げ幅を記録、S&P500指数も79.92ポイント(-6.66%)下落した。
投資家の不安心理を示す別名“恐怖指数”と呼ばれるシカゴ・オプション取引所のVIX指数は50%上昇し48となり、2001年9月の米国同時多発テロ発生時につけた43.74をも超え、NY証券取引所から中継で株価の動きを伝えていたTVレポーターも驚愕の声を上げたのである。
翌9日のダウ平均は逆に429ドル高と値を戻したが、10日は再び519ドル安となるなどその後も株価は乱高下し、経済番組の金融アナリストは「こんな値動きは、ウォール・ストリートの歴史上見たことがない」とコメント。1937年に当時世界を襲っていた「大恐慌」の「出口政策」をアメリカ政府が見誤り、戻りかけていた景気を再び悪化させた状況によく似ていると分析した。
◇世銀総裁「世界経済は危険領域に突入!」 世界経済が嵐に巻き込まれているさなかの8月14日、世界銀行のゼーリック総裁がオーストラリアに来訪。シドニーでスピーチをすると言うので、さっそく取材に出かけた....。
続きはオーストラリア最大の邦字紙「日豪プレス」のサイトで http://nichigopress.jp/nichigo_news/goleaks/27891/
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