今日はポンタ君の予定だったのに・・・。 | |
[日々の自転車ライフ。] | |
2008年12月21日 21時1分の記事 | |
出がけに用事を言いつけられて それを終わらせてからの出発でした。 良い具合にお腹もこなれていたので 逆に安心をしたんですが・・・。
今日の予定は、元地元(小学2年から専門学校を卒業するまで)の場所にノンビリとポンタ君の予定でした。 目的は ペダリングの状態とパワーの確認 それに持久力の確認だったのですが・・・ いつのまにか ペダリングの速度が上がって 夢中になって漕いでいる わし・・・。 だめです。 完全に当初の目的を忘れてます。 自転車が面白くって、完璧に忘れてます。 ニワトリ頭か わしゃ・・・。 呼吸まで 持久走の呼吸方法になってるし(鼻で2回吸って、口で1回吐く。スッスッ ハァー って奴です)・・・。 元地元に近づいてくると自然とペースが上がっている自分に気がつきました。 懐かしさがドンドンこみ上げてきて、若いときに走った道を思い出してきて・・・。 でもね。年月って否応なく、変化を加えるものなんですよね。 道がよくなっているのは とっても嬉しいんですけれど、まるで知らない町を走っているようです。 同級生の実家が見えてきても まるで違う町のよう。 ちょっとショックでした。 仕方ないことは 判って入るんですが・・・。 住んでいた頃のこの町は、まだ舗装路の方が少ないぐらいで 信号だって必要最小限しかなかったような田舎町でした。 田んぼや畑の中に舗装路があって、その舗装路だって農道みたいな感じで狭いところの方が多いぐらいでした。 屋敷森もいっぱいあって、その分 お店が少ないぐらいで、夜になると星空が光り輝いて、天の川が本当に『ミルキーウエイ』っていう感じで輝いていたんです。 生まれ育った川崎から引っ越してきたときは、『な、なんなんだ?この空???』って思ったぐらいに綺麗で、学校にはしばらくプールが無くって、夏の水泳は川の堰でしていたぐらいの所だったんです。 (引っ越してきたばかりの時には、結核の隔離病棟が病院にあったぐらい空気が綺麗で住んでいるところでした) そんなことを思い出しながら走っていたのですが、新しい道がさほど増えている様子もないし、そうなるとしめたものです。 わたしは、この町で自転車に夢中になって、どこに行くにも自転車で移動。高校時代 みんなモーターバイクに夢中になったときでも、モーターバイクに全く興味が無くって 自転車三昧。しかも長い間住んでいたところです。だからこの町の裏道なんかお手のものです。 多少風景が変わっていても なんとなく覚えている道の先がどこに繋がっているのかがよくわかります。 頭の中にドンドン地図が浮かんできます。 この道をこのまま行くと短いけれどきつい坂があって・・・。 ここは横風が抜ける所なんだよな。 この道をこのまま進むと踏切があるから この坂を上って横断橋を渡るようにした方が 効率が良いな。 懐かしさと楽しさが蘇ってきて なんだかとっても気持ちが良いんです。 懐かしい風景もちらほらと見えます。 JR八高線の線路です。 高麗川までは、電化が進んで複線化をしているんですが 高麗川から先は、単線で気動車運行です。 この線路を見て 変わってないなぁ〜〜〜。 って、ちょっと安心したり こんな風景が点在しているのを見て 安心したり・・・。 出発が遅くなってしまったので、当初の目的を大きく変更して、元地元にいたときに 良く行った『宿谷の滝』だけに行くことにしました。 『宿谷の滝』と『鎌北湖』は 山を挟んで隣同士なのですが 直接行く道は無かったはず・・・。 っと思ったのに 『宿谷の滝』のそばまで行ったら こんな標識が・・・。 り、林道? し、しらんぞ。こんな道・・・ 知りませんでした。 林道で『鎌北湖』まで抜けられるようになってたなんて・・・ でも、ということは 遊歩道(ハイキングコース)が 分断されている場所もあったりするはずで・・・。 便利さを取るのか、自然を取るのか・・・ 私みたいに たまに来る人間にとっては『自然』っていうことになるんでしょうが、地元に根付いた人達にとっては『便利さ』なんでしょうね。当たり前と言えば、当たり前の話ですが・・・。 昔このあたりは すごく山っていう感じで 緑がむせかえるような場所だったのに、いつのまにかゴルフ場が出来ていたり、町の施設が出来ていたりしているんですから、こういう林道が出来ていても仕方ないことなんだと思います。 でも、こんなものを見つけました。 害獣駆除のための標識です。 イノシシは昔からこのあたりではでていたはずでしたけれど、ハクビシンと言う言葉には正直驚きました。 前はクマも出てたんだよな。 ふと そんな言葉が頭の中に浮かんできたりして・・・。 宿谷の滝へ向かう入口に こんな物も見つけました。 遊歩道(ハイキングコース)の地図と林道の地図です。 へぇ〜。物見山にも抜けられるんだ。 ちょっとだけ、よい情報です。 がっしかし、ここに来るまでに感じていたのは 坂道で全然足が回らない。 最悪です。本当に全然回らないんです。 やっぱり 若い時みたいにはいきません。 パワーも持久力もがた落ちです。 回転が維持できない・・・。 パワーがないから すぐにリアーをインナーに変えてしまって、それでもきつくなって フロントもインナーへ・・・。 気がついたら、ギアーを使い切ってる・・・。 覚悟していたつもりでも、現実をつきつけられると、やっぱりショックでした。 私が知っている宿谷の滝への道は、獣道の様な細くて滑りやすい道を滝まで上っていったのですが、今は整備されてこんな立派な遊歩道ができていました。 こんな遊歩道を進んでいくと 宿谷の滝です。 高さ約12m。 あまり水量は多くはないですが、昔は修験者も来たという話です。 前は 滝壺の脇にお堂があったはずなのですが、それが無くなって という石碑が建っていました。 すぐそばには、不動明王の像もありました。 自分がよく来ていた頃とだいぶ印象が変わってしまいましたが、森林の中にいるとやはり気持ちが良いものです。 冬ですから むせかえるような とまでは行きませんが それでも 木々の香りがして ほっとします。 懐かしい場所をしっかり確認して自転車をとめておいたところまでもどって、暗くなる前に帰りたい(やっぱり暗い道は不安が多い)ので、後はダッシュで自宅まで・・・。 ここまでほとんど上りばかり(ダラ上りの方が多かったですけど)でしたから、帰りは楽なものです。 過去にこの道で 大転倒(その頃は あまり道もよくなかったので、自転車のフレームを折っちゃったのが1回。リムをへし曲げて楕円形にしたのが2回)をやらかしているので、十分気をつけながら でも できるだけハイスピードを保つようにして・・・ いやぁ〜。今の自転車って ブレーキ性能も上がってるんですね。 誰も来ないと思っていたのか 車がコーナーのど真ん中を走ってきていたのですが、ブレーキングとハンドル操作で何とか避けることが出来ました。 調子をこいて コーナーをつっこんでいったら 正面衝突になったかも知れません。 まぁ〜。この道は 行き止まりって言えば 行き止まりですからねぇ〜。 軽トラックでしたから このあたりに住んでいる人の車でしょう。 冬場のこんな時間に 自転車でかっ飛んでくる奴がいるなんて 思いもしなかったんでしょう。 ドライバーさん(おばあちゃんだった)も びっくりしていたみたいでした。 その後は順調に自宅まで・・・。 今度時間がちゃんと取れたら、林道を・・・。 とは思って入るんですが、今の体力だと無理っぽそうです。(爆 でも、トレーニングには良いのかも・・・。(苦笑 実感としては、 乗り続けていれば、何とかなりそう。 っていう感じがしました。 冬場の林道は 路面凍結(昔、これでも転倒をやった。w)が怖いので ちょっと行きづらいですが、その分 色々な場所を走り回って 体力と脚力の回復をするように心がければ、また 楽しいことが出来そうな気がします。 林道が出来ていた分だけ、ヒルクライム楽しめそうだし。 (ヒルクライムの後の最大のお楽しみのダウンヒルもかなり楽しめそうだし・・・。ってまた調子に乗って、こけそうな気が・・・)(爆 走行距離 36.23km 走行時間 1時間43分 平均速度 21.00km 最高速度 49.00km(坂道がありましたから・・・。w) 積算距離 166.2km 積算時間 8時間55分 | |
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