犬猫の殺処分廃止の署名運動 | |
2008年11月13日 8時20分の記事 | |
オンライン署名で「犬猫の殺処分廃止の署名運動」というのがありました。 興味があったので内容を読んでみました。 他のジャンルの署名運動でも、必ず問題点に対する改善提案が書いてあるものですが、 こちらは具体的な打開策の提示もなく、殺すなという感情面だけが前面に出てしまった 状態だったので、残念ですが今回は賛同出来ないと判断しました。 殺処分を止めた場合、40万匹の犬猫を喜んで引き取ってくれる人が同数いるのだろうか。 あぶれた犬猫を避妊手術し、良い環境で飼育していく設備、費用はあるのだろうか。 止めた場合に起こってくる問題点も含めて訴えてもらえたらなと思います。 でもこれが切っ掛けで、良いアイデアが沢山出て来るかも知れません。 私もいろいろ考えてみたいと思いました。
以前、農作物を荒らす猿が捕獲され安楽死の決断が下った時、都会の人達から 可哀想だから止めろという苦情が届いたそうです。 私はこの話を聞いた時、外野は黙っとれよと思いました。 農作物を荒らされる農家も死活問題なのに、苦情の主は猿のことしか 頭にないのですから。 「私が引き取りますから処分しないでください。」 「農家の負った被害額を払いますから逃がしてやってください。」 と言うなら別ですが。 トータルにバランスの取れた考えをしないと感情だけが先走りして、 ニュースでお馴染みの過激な愛護団体みたいな思考に陥る危険が生じて来ます。 動物愛護の間違ったところにいる人は、 「可哀想と思う自分に酔っている」と思えてなりません。 | |
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◆この記事へのコメント(投稿順) | |
1. knd_pev77 2008年12月18日 14時14分 [返信する] ブログ主様、こんにちわ。 署名運動を作りました者です。 良い年をして始めて署名運動を作成して見ました。 気持ちだけが先走り、改善点などを盛り込む余裕もありませんでした。^^ 来年はもう少しじっくりと考え作成したいと思います。 また、署名運動の提出先も沢山浮かんでしまい、考える時間が足りませんでした。 今後は良く考えて提出先も吟味して作成したいと思っています。 どうぞこれからも犬猫の殺処分関連の署名に目を通して頂けますようにお願い致します。 2. 山本 2008年12月18日 20時55分 [返信する] knd_pev77様 わざわざ、コメント有り難うございました。 お気持ちは充分理解しているつもりですので、今後の ご活躍、期待しております。 毎日沢山の犬猫が処分されているのに、一方ではショップで販売されている矛盾が悩ましいところです。 殺処分の数を減らす最前の方法は、避妊去勢手術だと思うのですが如何でしょう。 犬や猫を飼う場合、不妊手術にかかる費用を軽減する措置、シェルターから引き取った犬や猫を飼ってくれる人には手術代の満額負担や登録料、狂犬病予防注射の料金を割り引くなど優遇措置があってもいいのではと思います。 手術を勧めると、牡には一度くらい良い思いをとか、牝には一回お産をさせると落ち着く、また、自然に反することだから可哀想という返答をされるケースがとても多いです。 これらに対して、納得のいく説明も必要かと思います。 また良い案が出来ましたらお知らせ下さいね。
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