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米国のトランプ大統領の側近となるマクマスター新補佐官は相当の切れ者で日本も学ぶ点あり |
[防衛] |
2017年2月24日 0時0分の記事
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米国のトランプ大統領の側近となるマクマスター新補佐官は相当の切れ者であると評判です。 日本も学ぶ点ありでは??
2月23日08時43分にロイターが「アングル:トランプ氏の新補佐官、安全保障上の意見に食い違い」の題で次のように伝えました。 『[ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米大統領は、反対意見をほとんど受け付けようとしない。だが新たに国家安全保障問題担当の大統領補佐官に就任したマクマスター陸軍中将によって、早速度量が試されることになりそうだ。
マクマスター氏はロシア、対テロ、米軍再編などの重要な安全保障上の問題について、ホワイトハウスにおいてトランプ氏に忠実なグループと見解が異なるだけでなく、トランプ氏自身が表明してきた考えとも一致していない。
感情より経験、政策理論より実践、衝動より知性に基づいた思考回路を持つマクマスター氏にとって、政治の舞台は異世界で、かつてのアフガニスタンやイラクの戦場と同じく反感を向けられていると受け止めるかもしれない。
ただ孤立無援ではないだろう。政権内のマティス国防長官や、ダンフォード統合参謀本部議長、上院軍事委員会のマケイン委員長らは、ともに軍務に携わった多くの将兵とともに味方になってくれると期待できる。
スパイサー米大統領報道官は21日、トランプ氏がマクマスター氏に「国家安全保障チームの組織陣容を望むように固められる完全な権限がある」と伝えた、と説明した。
だがトランプ氏は既に、右派イデオロギーの持ち主として知られるバノン首席戦略官を国家安全保障会議(NSC)メンバーに加える異例の人事を行っている。
元陸軍将校で国防総省の中東政策担当者を務め、マクマスター氏とは10年以上も友人関係にあるアンドルー・エグザム氏は「(マクマスター氏が)バノン氏が政権に引き入れた、非常にイデオロギー色の強い人物たちと衝突する恐れがある」と述べた。
それでもトランプ氏が入国制限問題などでつまずいたことは、マクマスター氏ばかりかマティス氏やティラーソン国務長官の立場を強める要素になった、とエグザム氏は話す。 マクマスター氏の影響力が最初に試されるのは、政権のシリア政策と対イスラム過激派政策の見直し作業になるだろう。国防総省高官は21日、見直し結果は来週早々に公表すると述べた。
バノン氏は昨年6月、米国と西側同盟国はイスラム過激派と「世界的に存亡をかけた戦争」を遂行していると発言。しかしマクマスター氏のイスラム教スンニ派過激組織を打倒するやり方はもっと慎重で、過激派と地元の大多数の住民を分離する戦略に依拠するものだ。
マクマスター氏は陸軍大佐だった2005年、米第3装甲騎兵連隊長としてイスラム過激派に占拠されたイラク・シリア国境の都市タルアガル奪回に向けた侵攻に際して、部隊将兵の一部にアラブの伝統衣装を身に付けさせ、アラブ系米国人を募って地元民に扮する役割を演じさせた。また、壁に掛けられた絵を見てその世帯がスンニ派かシーア派かを区別する方法を部隊に伝えるなど、実にきめ細かい準備作業を行った。
さらに部下に対して、イラク人と出会っても、多くの米国人がメッカ巡礼者を軽蔑して使う「ハジ(hajji)」と呼ぶなと命令している。 こうした経験を踏まえ、マクマスター氏は専門誌で、トランプ氏がスンニ派過激派組織ISを爆撃で根絶すると表明しているようなむやみな強硬策は裏目に出る恐れがあると警鐘を鳴らした。
<問われる政治対応>
マクマスター氏にとって次の試練は、ロシア問題になるとみられる。前任のフリン氏やトランプ氏と異なり、マクマスター氏はロシアを潜在的なパートナーというよりは敵対者とみなす。 昨年5月には戦略国際問題研究所(CSIS)で、ロシアのクリミア編入やウクライナ東部における反政府勢力支援に関して、第2次大戦後や冷戦後に欧州で確立された安全保障、経済、政治の秩序を、ロシアの利益が高まる別の秩序に置き換えようとしている試みの証拠の一端だとの見方を示した。
マクマスター氏とトランプ氏は、米軍の規模やあるべき姿でも意見に違いが見られる。
トランプ氏は選挙戦で、海軍艦船を282隻から350隻に増やすことや、空軍に必要な1200機の戦闘機を配備するなどと約束している。
一方、マクマスター氏は2015年の論文で、偵察・諜報・情報収集・精密攻撃能力の向上に基づき、敵の届かない距離で戦闘することで勝利の見通しが急速に開けるという考え方は誤りであり、目標とする敵の組織と戦略を混同していると述べた。
これらの立場の違いがあってなお、マクマスター氏がトランプ氏やその側近が定めた米国の政策を修正する力を持てるかどうかが問題だ。
元陸軍大佐で、イラクとアフガンにおける軍事行動に向けた米軍の緊急展開方針の見直しに携わったジョン・ネーグル氏は、マクマスター氏は戦略論や超大国としての米国の国際的な責任といった問題の対処法は分かっているが、必ずしも米国の国益を後押ししない行動を取る時の政権をどううまく御していくかが試練になる、と指摘した。
(John Walcott記者)』
筆者としては、マクマスター氏とトランプ氏は考え方が違うものの、論理的な思考や型破りな言動の部分には共通点が見られると感じます。 そして、マクマスター氏の軍の実績は日本の自衛隊の考えに近いこともあり、日本も米国も両国の軍隊がこれから変革するに当たっては、彼の考え方にまだまだ学ぶ点があるでしょう。
特に、引用記事にもありました「マクマスター氏は2015年の論文で、偵察・諜報・情報収集・精密攻撃能力の向上に基づき、敵の届かない距離で戦闘することで勝利の見通しが急速に開けるという考え方は誤りであり、目標とする敵の組織と戦略を混同していると述べた。」の点は、極めて先進的であり、むしろ日本的な思考をする方であると、筆者は強く感じます。
米国のトランプ大統領の側近となるマクマスター新補佐官は相当の切れ者で日本も学ぶ点あり!!
新たに国家安全保障問題担当の大統領補佐官に就任したマクマスター陸軍中将(左)と、 米国のトランプ大統領(右) 出典:トランプ氏自身のツイッター
不動産ビジネスでホテルチェーンを築いたトランプ氏が有能なマクマスター陸軍中将を大統領補佐官に任命したのはむしろ当然です!!
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