くる天 |
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プロフィール |
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飯島浩樹 さん |
シドニー通信員の『豪リークス』 |
地域:海外 |
性別:男性 |
ジャンル:ニュース 世界情勢 |
ブログの説明: オーストラリア在住 某民放局シドニー通信員からの情報。 |
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シドニーでアサンジ氏逮捕抗議集会 |
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2010年12月10日 17時46分の記事
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シドニー市内中心部のタウンホール前で、10日、「ウィキリークス」のオーストラリア人創設者ジュリアン・アサンジ氏(39)がロンドンで逮捕されたことに抗議する大規模な集会が開かれた。
オーストラリアの平和運動活動団体などがインターネットの掲示板やフェースブックなどで呼びかけたものだが、直前の告知にもかかわらず、老若男女およそ700人が集結した。
人権活動家や環境保護系団体が主催するデモの場合、参加者のほとんどが学生やヒッピー系というケースが多いものだが、この抗議集会には、結構普通の会社員風の人もいて、女性も多かった。
ある50代くらいのご婦人は、「真実を語るときが到来したわ。インターネットを止めるようなことはしては駄目よ。」と真剣な眼差しで語っていた。
集会に参加したニュー・サウス・ウェールズ州議会のシューブリッジ議員は、「ここにいる大勢の人々が、“オンライン(インターネット)”コミュニティと“現実”コミュニティは別物であるという“神話”を打ち破った」と群集の前で演説した。
つまり、アサンジ氏を逮捕した勢力は、ウィキリークスとアサンジ氏が“オンラインコミュニティ”という“現実社会”とは乖離した世界の住人であると決めつけ、アサンジ氏らを標的にし潰そうとした。しかし、大勢の人々がこのようにアサンジ氏の逮捕を抗議する集会に実際に集まってしまい、仮想現実社会のはずの“オンラインコミュニティ”と“現実コミュニティ”が、実は同じ生身の人間が営む“実在”する社会であり、密接にリンクしていることを証明してしまったのだ。
インターネットが発達していなかった数十年前なら、マスメディアの報道だけで、人々は納得(だまされて..)し、でっちあげられた話を信じ込まされていただろう。
だが、アサンジ氏逮捕後に「ウィキリークス」のミラーサイトが瞬時に何百もできてしまうこの時代、もはや“彼ら”が潰そうとしても、潰せなくなっている。
スゴイ時代になったものだ….。
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