3DSの体験会に行ってきた #3DS
[イベントなど]
2011年1月11日 1時16分の記事
1/8〜1/10という3日間、幕張メッセで行われていた『Nintendo 3DS』 の体験会に行ってきました。 自分はどちらかというと(ここのblogの記事を見てもわかるとおり)現在はPS派 なわけですが、3DSにはある意味期待しています。ただ、不安もあります。3Dというと、最近では映画館などで見ることは出来るわけですが、3D映画を何回か見に行ったものの、やはり疲れたり、違和感を感じたりする部分ってのが少なからずあるわけです。 ちなみに自分が見た中で『AVATAR』 がIMAX で見たと言うことも関係するのか3Dのクォリティ的には最高峰でしたが、一番疲れた(途中ちょっと酔った)作品でもあります。最近では『牙狼』 を見たのですが、実写とCGの合成部分の違和感だったり、スケール感だったりが微妙に感じたりもしました。(作品自体の評価ではないです)。 この3D技術というのは擬似的なもので、脳をだましているわけなのですが、だますにしても上手くだまさないと駄目で、上手くだましていても負担は感じるから疲労するのだろうなと思っております。 そんなわけで3Dに対して完全に肯定的ではない自分は、3DTVは今のところ購入予定にはありませんし、今後もあまりそこに重点は置かないのではないかと思っております。 3DSなんですが、裸眼である ということと携帯機である ということが、映画館や3DTVと異なります。(最近3DTVで裸眼のものも出ましたが)。なので、とりあえず一回自分の目で見てみなければと思い、体験会に行ってきました。 前振り長っ!! これから良いこと悪いこと書くかもしれませんが、私個人の感想なので最終的にはご自分で見て判断してください。参考程度にでもなれば幸いです。 到着したのは14時くらいで、体験したゲームは以下の5つ。 ・Nintendogs + Cats ・パルテナの鏡 ・MGS SNAKE EATER 3D ・バイオハザード リベレーションズ ・戦国無双クロニクル パイロットウィングもやりたかったんですが時間的に駄目でした。 まず全体的に。 3Dについてですが、ゲームによって多少の違いはあったものの、全体的に良い感じでした。特にパルテナみたいな奥に進むのが前提のゲームは奥行きをしっかり認識できて良い感じでしたね。上画面の右側にスライドバーがついていて、これを動かすことにより3Dの見え方を調整出来るのですが、自分は最大よりちょっと下げたくらいでちょうど良い感じに見えました。一番下げると3D表示を切れます。 それからこれも個人差があるとは思うのですが、奥方向は良いのですが手前方向はちょっと厳しく感じる時がありました。MGSなどで手前の方に描かれているものが、あるレベルを超えるとどう頑張っても2重にしか見えませんでした。手前と言っても画面より手前に飛び出すってほどではないのですが…。これはたぶん画面の大きさ(というか視野を占める割合)によるのではないかと思います。 手前のが厳しいというのは映画『牙狼』を見ていた時も気になったのですが、手前に飛び出す方向に関しては、視差的に考えても大きくブレる訳なので、それだけにやりすぎるとうまく見せるのは厳しいのかもしれません。ゲームの中での閾値の問題だと思うのでだいぶ調整が必要だと感じました。 それから意外と3Dに見える範囲が狭いのか、頭を動かしたりしたら結構簡単に3Dに見えなくなったりもしましたね。携帯機だと頭と本体の位置関係が変わりやすいので、そういう意味では辛いのかなと。戦国無双みたいにボタンを連打するゲームは本体も動くので、だいぶ苦しかったですね。無双は奥行き感がでたところであまりゲームに影響がないので、3Dを切ってしまっても問題ない感じでしたが(笑) 短時間だったこともあり疲労とかはあまり感じませんでしたが、3Dになったりそうじゃなくなったりというのがちょこちょこと起こるので、もうちょっと長い時間やると疲れるかもしれませんね。下画面に視線を移した後、上画面を見るとちょっとずれてたりして上手く見えない時とかもありましたし。ま、3Dはいつでも自分の意志でOFFにできるので問題なしですかね。 スライドパッド(PSPのアナログパッドと同じようなもの)の操作性は良好でした。構造的にはPSPとほぼ変わらないのでしょうがパッドが大きくて緩やかな凹んでいるので指が痛くなることもなさそうでかなり良い感じです。今PSPのハンターズモデルを使用しているのですが、購入前の情報を見た時はアナログがへこんでいるのが良さそうに思えたのですが、実際に使っていると小さくてアールがきついので縁が強めに当るのか結構指が痛くなるのですよね…。個人的にスライドパッドが一番のヒットです。DSの何が駄目だったかというと十字キーによる操作でしたのでね。うちのDSiだとまるで斜めに入らなかったですから。 スライドパッドの下の十字キーについてはほとんどさわっていないのでどうだかわかりません。 下画面のタッチは指の腹でも反応しました。ペンを持つと右のボタンをほぼ使用できないので指の腹で反応するのは良いですね。DSの時にいまいちだと感じていた部分なのでこの修正は嬉しいです。 各ゲームについての感想についても少しだけ思ったところを書いていきます。 ・Nintendogs + Cats 自分は昔犬を飼っていて、今も実家では犬を飼っていて犬は大好きです。が、前作のNintendogsは実際に犬を飼ったことのある自分にとって何かを補えるものではなかったので、あまり好きではありません。というかやっててすぐにむなしくなってしまいました。と言う前提で、そもそも本作自体もまるっきり期待はしていませんし購入するつもりもありません。ただすぐに出来そうだったから並んだと言うだけです。 前作が下画面に直接表示されている犬をさわっていたのと違い、本作は上に3Dで犬(や猫)が描かれていてもタッチするのは下画面というのは、しょうがないとはいえ微妙に感じました。タッチしているところに手のカーソルがちゃんと撫でているように出るのは良いのですが。グラフィックは前作より大幅に良くなっていると思いました。 ・パルテナの鏡 パルテナ様の声が良い。というか一瞬で誰かわかってしまうあたりがなんとも…(^^; それはそれとして、右手にタッチペンを持つことを前提にしているのか左手に基本操作を集中させられているのはいまいち。指で照準を動かしてRでショットでもいい気がします。オプションで切り替えられるなら嬉しい。ま、慣れですけどね。 空中戦は照準を動かせるスペースハリアー的な感じ。メインは地上戦かな?TPSっぽい感じでスライドパッドで移動しペンで照準を動かして撃つ。カメラ操作もペンで行うのですが、はじく感じ(フリック)で操作するのですが、ちょっと慣れが必要ですかね。短時間デモとしてはナレーションの入り方とか実に秀逸な出来でした。 ・MGS 体験プレイというかカメラを動かせるデモだったのですが、前述のとおり手前に描かれている物が2重に見える以外は良いデモでした。しかし3Dになっただけでもう一回やるかといわれるとちょっと微妙かも…(^^; ・バイオハザード 画面の周りに血のりみたいなので枠が付いていて見づらかったです。しかしyoutubeに上がっているステージデモの映像 を見ると同じステージなのにそんな枠は付いてなくてとても見やすい。なんだったんだろう、あれ。最初からダメージ食らった状態だったのか…? 移動時は下画面タッチでカメラを動かせたのですが、いまいち思い通りに動かなかったのはまだまだ調整不足だからでしょうか…ちょっとストレスがたまりました。3Dの奥行き感などは良好でした。 ・戦国無双 前述のとおり、連打すると3Dに見えなくて辛いです。下画面に4人の武将の顔が出ていて、タッチで操作するキャラを切り替えられるのが新しいのでしょうか。やった感じはPSPの無双って感じでした(敵キャラが少なめ)。マップが下画面なので視線を変えてマップを見るのはちょっと面倒ですね。 立体映像展示コーナーというのもあって、プレイは出来ないものの実機映像を見ることが出来ました。ゼビウスやキングダムハーツ、ガンダム、バイオマーセナリーズ、ストIV、Dead or Alive、ウイイレなども見てきました。 ゼビウスは地上と空中がちゃんと奥行きが表現されていて、アレはアレでありかなと。単純で面白い試みかと思います。 キングダムハーツは調整不足なのかうまいこと3Dに見えませんでした。残念。 ガンダムはPSPのガンダムバトルシリーズまんまって感じですね。キャラの周りになんかインジケーター的なものが表示されてましたが…。 ストIVやDEAD or ALIVEもなかなかうまい3D表現をしていましたね。ただ格闘ゲームなので実際やると頭と画面の位置関係が保てなくてうまいこと見えない可能性もあるかもしれません。 と言ったところですか。普通に買えそうなら発売日に買おうと思います。ロンチで欲しいタイトルはあまり無いのですがね(^^; 思っていたより大分長くなってしまいました。ここまで長々とお付き合いくださいましてありがとうございました。(笑)
くる天
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