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宿志の剣 六 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2013年11月17日 11時33分の記事



【時代小説発掘】
宿志の剣 六
鮨廾賚



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】: 
 上野国大胡の領主上泉信綱は、養子秀胤に城を譲り、兵法流布のため回国の旅に出ようとしていた。そのとき58歳。第2の人生を自らの創始した新陰流とともに生きようと考えたのだ。だが、その頃の上野国は、武田、上杉、北条の争奪の渦中にあった。そしてまた信綱にしつこく付き纏う忍者飛びの段蔵の陰があった。

【プロフィール】:
鮨廾賚此昭和33年(1958)生まれ。平成22年(2010)第40回池内祥三文学奨励賞受賞。現在、新鷹会会員、大衆文学研究会会員、歴史研究会会員、歴史時代作家クラブ会員。


これまでの作品:

傀儡子御前宿志の剣 一
宿志の剣 二
宿志の剣 三
宿志の剣 四
宿志の剣 五



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【時代小説発掘】
宿志の剣 六
鮨廾賚



宿志の剣 第五章 風魔小太郎との会話


一 独語想念

「そなたには分かるまい」
 前を向いて、廊下を歩きながら、上泉信綱はふと呟いた。
「は?」
 後ろに従う若い侍が、思わず声をあげたが、信綱はかまわず一人想念の中にいた。
(いや。やがて歳を重ね、己の生を見つめたときに分かることがあるかも知れぬ。そのとき、己の宿志が別にあり、領主として、新陰流の兵法者としての生と異なっていたならば、そのような生を強いた責めはこのわしにある)
 従者は前を行く信綱の背に怪訝な目を向けている。
「許せ、秀胤。だがわしは、領主でもなく、武将でもない、一介の兵法者として生きたいのだ」
「大殿・・・・」
 ついぞない信綱の独り言に、従者は不安を感じている。負け戦、武田への降参から、隠居して廻国に出ようとする信綱に、まさか気が触れたのではないか、というような顔つきである。

 この時代に<第二の人生>という言葉はない。
 長年の盟友でもあった長野業正を失い、武田信玄に降ったいま、信綱としては、領主として、武将としての己の人生は、一つのけじめがついた、と思っている。
 振り返って、領主として、武将としての己れの人生は不本意なものだった、という思いがある。それは決して信綱が望んだ人生ではなかったからだ。
 もともと信綱は、上泉家の跡取りではなかった。次男だったのである。それゆえ、若い頃鹿島に出向き、松本備前守から直接兵法の伝授を受けることができた。
 備前守は若く才能に溢れた信綱に期待し、持てるものを全て授けた。信綱もよくそれに応え、剣技は瞬く間に進んだ。
 ――兵法者として生きる。
 という強い決意は、紛うことなく、その頃できあがったものだ。
 だが、信綱の境遇は上泉城からの一編の書状により急変する。兄主水佑の急死により、急遽上泉の家督を継ぐこととなったのである。永禄二年(一五二九)、二十一歳のときのことだった。
 煩悶の末、信綱は師備前守にそのことを告げた。
「はは。わしとて領主ぞ。だが、兵法者としての矜持を忘れたことはない」
 師は一笑の後、あっさりと言った。備前守は鹿島家の四宿老の一人であった。
 目の覚める思いのした信綱は、師のもとを辞して直ちに上野国へ帰った。
 その後の武将としての信綱の活躍はめざましい。長野業正に属し、長野十六本槍とも、上野国一本槍とも称えられた。
 戦場を疾駆するかたわら、兵法修行にも余念がなかった。愛州移香斎に陰流の兵法を学び、印可を得たのも上泉領主となってからである。その後も学んだ剣に対する研鑽を怠ったことはなかった。それは単に戦場往来の嗜みというよりも、自らが学んだ兵法に対する強い思い入れの現れでもあった。
 それ故であろうか、
 ――一介の兵法者として生きたい。
 という思いは、武将として数々の栄光に彩られながらも、埋み火のように信綱の胸のうちに細く小さく、だがずっと燻り続けていた。
 師備前守は、兵法者と領主という二つながらの道をりっぱに生きた。最後は戦場で見事に花と散ったという。それは、師らしい生き方だと思う反面、信綱にとっては何かすっきりしないものが残ったものだった。
 ――師の兵法は、松本備前守の死とともに終わるのか。
 ということである。それに対して備前守は、「終わって良いのだ」と弟子の信綱に言うかもしれない。兵法とは、戦場往来の武芸であるのだから。
 だが信綱は、新陰流を創始したとき、戦場往来の武芸ではなく、何か別な形の兵法があるのではないか。領主や武将としてではなく、一人の武士として兵法者としての武芸があってもよいのではないか、という思いが強くなっていた。それが箕輪落城とともに、一つの決断を迫っていたのだった。
 いま信綱は思う。一介の兵法者として生きる。それこそが自らの〈宿志〉であったと。 にもかかわらず、戦国という時代が、東上野に割拠する上泉の家が、それを果たすことを許さなかった。
 とは言いながらも、ここまでの己の人生に悔いはない。やれるだけのことはやった、と思う。不本意な人生ではあったが、手を抜けば、油断をすれば、それこそ近隣の大小名に攻め滅ぼされて、上泉の家すら消滅していたかもしれなかったのである。
 領主として、武将としての信綱の一所懸命さは、上州一本槍という評価に如実に表れているだろう。それゆえにこそ、武田信玄との出会いがあり、過分な言葉を賜れたともいえるのではないか。
 だが、信綱もすでに齢五十八であった。
 ――人生五十年、下天のうちを比ぶれば、夢まぼろしの如く。
 幸若舞<敦盛>の一節を口ずさまずとも、すでに並の人生は生きた、と思う。長野氏への義理も果たした。子も成長した。いまを置いて己の宿望を果たすときは無いように思われるのだった。
 あるいは信玄公には、わしの思いは理解できぬかもしれぬ、と信綱は思っていた。
 ――京を目指す。
 それこそが英雄武田信玄の〈宿志〉であるとすれば。
 武勇に秀でた武将は、優れた大名に仕え、己の所領を増やしていく。それは戦国の習いであり、男の野望でもあった。仕える主人が大きくなればなるほど、己の所領もまた増えていく。それゆえ、大名はさらに所領の拡大を目指し、最後は京を目指すのである。信玄は、まごうことなくそれが可能だと思われる大名であり、その夢を供に具現しようと言ったのである。高齢といってよい信綱には過分な言葉であったかもしれない。
 にもかかわらず、信綱は信玄の好意を断った。信綱が〈第二の人生〉に選んだのは、新陰流兵法を広める旅だった。
 信玄はそんな信綱の我が儘を許した。ばかりでなく、自らの〈信〉の一字を下賜したのである。それは信綱の積年の〈志〉を認めたことを意味するのではないか。
 ――天下を取るという〈宿志〉を持つ信玄公なればこそ、わしの〈宿志〉を覚ったのだ。
 信綱は、人としての度量の大きさとともに、己の立った位置と、己の生きる〈志〉が一致しているであろう信玄の幸福と〈志〉の成就を心から願うのだった。


二 疑念

 使者の役目を終えると、初鹿野伝右衛門他二名は、上泉の城へ行くと言う。上泉城は大胡城よりも北条高広の厩橋城に近い。
「夜が更けては危のうござる。今宵は当城にお泊まりを」
 信綱、秀胤は代わる代わる進めたのだが、
「ご心配は無用でござる。使者の役目も無事果たしたゆえ、早く上泉城に参って城をお渡ししたい。厩橋城は上泉城の先ゆえ、大事ありますまい」
 と言って、伝右衛門は取り合わなかった。使者の用が済むと、饗応も受けずに、さっさと本丸郭を出て行ってしまったのである。
 信綱は武田に降る際、上泉城を穴山信君に預けていた。信君は城代を置いて上泉城を支配していたが、その城代に、
「明日は共に退去いたすよう申し伝えますでな」
 伝右衛門は、からからと笑って約束した。
「かたじけない」
 信綱はその配慮に感謝し、秀胤とともに見送りに出た。本丸郭を出て大手門の方へいっしょに歩いていく。
 外はすでに暮色が忍びよっていて、大手門には赤々と篝火が焚かれていた。ぱちぱちと薪が勢いよく燃えていた。
 一筆ずつ墨を刷いていくように暮れていく大手門から、伝右衛門一行が出ようとしたとき、
「お頼み申す。それがしは和州牢人富田一法斎と申す。当城の主上泉伊勢守どのに一手ご指南を仰ぎたい」
 大音に呼ばわるしゃがれた声が聞こえてきた。
 ちょうど、伝右衛門一行が出ようとして大手門を開けたときだったので、門を挟んで向かい合う形になった。
「おお、そなたは」
 伝右衛門の声が弾んでいる。
 一法斎は、馬を引き連れた伝右衛門一行を避けて片側に寄ると、大門が開いたのを幸いに、自分は馬から降りて、さっさと門内に入ってしまった。
「無事であったか。して、我らを襲った曲者どもはいかがなされた」
 伝右衛門の問いに、
「はははは。我らが刀の錆にしてやりましたわい。しかし、あの曲者どもの頭は、猿飛の太刀を遣いましたぞ」
 高笑いの後で、一法斎が皮肉めいた口調で答えた。
「・・・・!」
 秀胤の顔色が変わった。みるみる怒気が現れる。
 だが、次の瞬間それは狼狽に変わった。信綱の厳しい眼差しを感じたからである。
「こなたは一人か。他の者はいかがいたしたのだ」
「あ、いや・・・・。とりあえず、それがし一人馬を飛ばして駆けつけた次第でござる」
 一法斎は曖昧に答えた。
 見知らぬ武芸者一人に四人があっという間に倒された、などとは口が裂けても言えないことだったろう。
「さようか。伊勢守どの。こなたの一行に、碓氷峠にて危ないところを助けられたのでござるよ。我らの代わりにこなたを歓待願いたい」
 そう言って伝右衛門は、ひらりと馬にまたがった。他の二名も続けて馬にまたがった。「さらば。つつがない旅をお祈り申す」
 一法斎に言い置いて、伝右衛門は馬に一鞭くれると、いまは暗くなった闇に吸い込まれるように走り去っていった。二騎が続けて後を追う。
 伝右衛門の馬が見えなくなるまで、見送っていた信綱は、
「旅のお方を三の丸の客間にご案内いたせ」
 不機嫌そうに秀胤に命じると、さっさと先に立って三の丸に入ってしまった。
 後に残った秀胤の顔は沈んでいた。だが、養父の命令である。
「こちらへ」
 気を取り直して一法斎を導いていった。
 一法斎は三の丸の客間に案内されると、再び名を名乗った後に、
「それがしは旅から旅へと京流の兵法修行を続けているもの。当城の上泉伊勢守どのは坂東に名立たる剣の達人。さらに、新陰流なる流派を立てられているとか。是非とも一手ご指南を仰ぎたい」
 と、表門と同じ言葉を繰り返した。
 だが、信綱は直接答えなかった。
「富田という姓ゆえ中条流かと思いましたが?」
「はは。よく間違われますが、全く縁故はありませぬ」
 北陸、越前国に朝倉義景という戦国大名がいる。その家臣に富田姓を名乗る中条流の剣客がいるという噂は、坂東の地まで流れていた。小太刀に妙技があるとも聞こえていた。「して、ご指南の儀は?」
 一法斎は再び尋ねてきた。性急な質には見えないのだが、やはり承諾を得ておきたいのだろう。
「心得申した。なれど、夜もだいぶん更けた頃合でもありますゆえ、立ち合いは日を改めて・・・・」
 信綱はやんわりと受けて、
「夕餉を用意致させるゆえ、今宵はゆるりと過ごされよ」
 と言って、早々に客間を退出した。
 信綱は自らの部屋に戻ると、近侍の者に何かを言い含めた。
 夕餉の後、その者から話しを聞くと、すぐに秀胤を呼んだ。時刻は戌の刻(午後八時)を過ぎていた。
 夜になってさらに冷えてきたが、信綱の部屋には暖を取るものは置いていない。鍛えた身体は寒さも寄せ付けないのであろうか、と秀胤はいつも思う。近侍の者は隣の部屋に遠ざけているのだろう、秀胤と二人きりであった。灯り用の百目蝋燭が一本だけ、風のない部屋に真っ直ぐな炎を立てていた。
「何用でござりましょうか」
 秀胤は信綱の用件がおぼろげながら察しがついた。
「瀬尾兵四郎の姿が見えぬが?」
「信濃に使いさせております」
 やはり、と思いながら、あらかじめ描いていた通りに、秀胤は答えた。
「ほう!」
 と言ったきり、信綱は信濃国の誰のところへ、何の使いなのか、それ以上問おうとはしなかった。
 ややあって、
「一法斎どのとの勝負、ぜひそれがしにお申し付けくだされ」
 秀胤は声に力を込めて、自ら立会いを志願した。
 兵四郎が失敗したのは、一法斎と初鹿野伝右衛門との会話で明らかである。
 まさか、兵四郎がしくじるとは思ってもいなかった。大手門での伝右衛門との会話から推し量ると、一法斎に邪魔されて、敗れて殺されたものと思われた。秀胤は兵四郎を信頼し、近い将来、自分を助けて戦場を疾駆する武将になる器だと期待していた。それだけに、前途ある兵四郎を殺した一法斎が許せないのだった。
「考えておこう」
 信綱は気にも留めていないようだ。あっさりとした返事だった。
「義父上!」
「富田一法斎どのは京流と申されたな」
 と、信綱は訊ねた。なおも食い下がろうとする秀胤をかわすかのような問いだった。
「確かに京流と名乗りました」
 うむ、と頷いて信綱は両眼を閉じて瞑想に入った。
 京流とは、源九郎義経が師事した、鬼一法眼なる鞍馬山の天狗が創始した剣の流れだといわれている。あるいは京都において盛んな剣の流れを単に総称して京流と言っているとも聞いている。京流といえば、歴代の足利将軍を指南する吉岡一門が名高いが、さてその実態は、となると良く分からないのが本当のところだった。
「下がって良い」
 不意にぱちりと眼を開けた信綱は、そう命じたなり再び瞑想に入るようかのように両眼を閉じた。
(これ以上は無駄であろう)
 秀胤はやむなく部屋を出た。
「文五郎を呼んでくれ」
 秀胤が退出してしばらくすると、隣の部屋に控えている者に命じた。
「お呼びでござりまするか」
 ややあって、疋田文五郎が現れると、
「近くへ」
 と、命じた。文五郎が信綱の近くに膝行すると、
「そなた瀬尾兵四郎を知らぬか」
 と、耳打ちした。
「はて。瀬尾は若殿付きの者。いかがなされました」
 文五郎も声を落として怪訝な表情で囁き返した。若殿とは秀胤のことである。
「先ほどの初鹿野どのと富田どのとのやりとりが気に掛かっての」
「まさか。若殿が!」
 文五郎の顔が疑惑の表情に変わった。
「すまぬが信濃との国境まで行ってくれぬか」
「心得ました」
「そなた一人で行ってくれ」
「明日までは、掛かろうと思われまするが」
「やむを得ぬ。富田どのはわしが何とかする」
「心得ました」
 文五郎は軽く頭を下げると、信綱の部屋を出て行った。
 信綱はまたも両眼を閉じて瞑想の体に入った。
 静まりかえった部屋には、百目蝋燭の燃える、じじじ、という炎の音がかすかに聞こえるのみであった。
 すきま風が入ったのか、その蝋燭が軽く一揺れした。


三 猿御前

 同じ頃、秀胤は寝所で風魔小太郎と対していた。
 宿直の者は遠ざけてある。この間の小太郎との話し合いの中で、秀胤には奇妙な信頼が生まれていた。それは小太郎も同じようで、互いに北条に属するという以上の何か友情に近い感情の動きだった。
 その証拠に小太郎もいまは忍び頭巾を脱いで、素顔を晒している。角張った大きな顔は真っ黒に日焼けし、唇も鼻も造作が大きい。爛々と光る目は普通に開いていても、かっと見開いているかのようである。並の者なら恐ろしくて側にも寄れないであろう。
「上杉謙信どのが三国峠を越えましたぞ」
「ほう、越えたか」
 秀胤にとっては、いまごろ来たか、という感じである。
「六月に越中に出陣していた謙信殿は、増山城攻略に意外に手間取ったようでござる」
 ために箕輪城の長野業盛を救うことができず、結局、西上野は武田信玄の占領するところとなってしまった。
「雪が深くなる前に上野国へ入ろうとの考えでござろう」
「とすると、北条高広どのの寝返りは難しくなるのでないか?」
 高広は謙信の関東代官のような役目にある。そのため、西上野を武田家に浸食され、その責任を謙信に問われるのを恐れて、北条氏康に内応する手はずになっていた。
「何の。すでに北条どのへの疑心は、上杉家中で深くなってござる。いかに上野国に入ったとはいえ、謙信どのが厩橋城に入ることはありますまい」
 おそらく、そのための流言をしきりに小太郎は飛ばしていることであろう。
「ということは・・・・」
「厩橋城を独楽の中心として、上杉、武田、北条の三竦みとなりましょう」
 事実、謙信は上野国に出陣はしたが、北条高広の動向を疑い、この後沼田城に入ったまま年を越すこととなる。
「ところで、碓氷峠ではしくじったようでござりますな」
 小太郎は薄く笑っている。
「義父上は隠居にはまだ早すぎる」
 秀胤はやや不機嫌に答えた。
「いかさま」
「だが、こうなった上はやむを得ぬ。義父上無しで上泉一族は戦わねばならぬ」
「しかしながら、秀綱、いや信綱どのは、お一人で兵法弘布の旅に出るとは思えませぬが」
「うむ。わしもそれを危惧している。だが、義父上とて上泉家の置かれた厳しさは分かっておろう。新陰流の手練れを大勢引き連れて行くことはよもやあるまいと思うが・・・・」
 秀胤の語尾は小さくなった。
 かつて、常陸国鹿島家の重臣であった剣客塚原卜伝の兵法修行は、馬三頭、供回り八十人ばかりを引き連れた大がかりなものだったという。秀胤の危惧もゆえないことではないのである。
「お主の忍びの術で義父上を・・・・」
 探ることはできぬのか、と言おうとして、はっとした。
「風魔小太郎とて信綱どのは怖うござる。気配を覚られず忍び入ることは不可能でござろう」
「そうであろうな」
 秀胤は、ふうっ、と太息をついた。
「義父上の寝所に忍び込める者がこの世にいようか」
「ふうむ。世の中は広うござる。飛び加藤なら、あるいは・・・・」
「加藤段蔵か。そういえば謙信公のもとを去ってしばらく消息を聞かぬが・・・・」
「上野、それも、ここ大胡の近くに来ておりまする」
「何! 何のために」
 秀胤は吃驚して目を剥いた。
 加藤段蔵は、謎に包まれた忍びの者である。常陸国の生まれとも伊賀の忍びとも言われているが、詳細は不明である。上杉謙信に仕えてからその名を広く知られることとなったが、それ以前のことは本人が固く口をとざして、いっさい語らないという。ただ、特に跳躍術に優れ、ために〈飛び加藤〉の異名をとっている、とのみ聞こえている。
 長く上杉謙信に仕えていたが、先年、そのもとを去ってからは、杳としてその消息は知られていなかったのである。
 早苗ならあるいは知っていようか。今度詳しく聞いてみよう、と秀胤が思ったとき、
「目的は信綱どのでござろう」
 小太郎があっさりと言った。
「まさか? 段蔵が義父上に何の用がある」
「新陰流陰の流れ」
「なに!?」
 秀胤は小太郎の言葉に、一瞬、警戒するように答えた。
「新陰流陰の流れとは本当にあるものでござりましょうか?」
 小太郎の目がきらりと光った。
「う、うむ。わしも噂でしか知らぬことだ」
「ほう。その噂、是非ともお聞かせ願いとうござりますな」
「ふうむ・・・・」
 やや考えていた秀胤は、
「よかろう。わしの知る限りのことを語って聞かそう」
 と答えた。
 それは、風魔を介して自分も真実を知りたい、という思いだった。
 この時代、剣術のことを兵法といったが、正確には兵法とは戦場における総合武術のことである。そのため、剣の流派といえども、刀剣ばかりではなく、槍や薙刀、果ては体術、軍配術まで包含しているものが多かった。なかには、忍びの術を含んでいるものもあったという。
 だが忍びの術は、剣や槍と違って諜報や攪乱のためのものである。どちらかといえば、裏の技芸であり闇の技術である。そのため、忍びの術はそれ単独で独自の発達を遂げてきた。北条の風魔、上杉の軒猿、武田の三ツ者、そしていずれの大名にも属さない伊賀や甲賀などである。
「新陰流陰の流れは、そうした忍びの術とはいささか異なっているのだ」
「それは、信綱殿が学んだ愛州移香斎殿の陰流に伝わるものだからでござりまするな」
 小太郎の言に、いかにも、というように秀胤は大きく肯いた。
 愛州移香斎の陰流は、むろん移香斎が完成させたものである。移香斎の剣は、念流の始祖念大慈恩の高弟猿御前の流れを引いていた。
「猿御前でござりますか?」
「不思議な名であろう。噂では齢八十を過ぎて、なお矍鑠としていたと伝わっている。猿一族の総帥で優れた術者であったともいわれている」
「名乗りからして女でござりますな」
「そうだ。配下の者は、皆親しみを込めて〈おばば〉と呼んでいたらしい」
 本来〈御前〉とは貴人の尊敬語であるが、この頃の時代は、親愛を込めて女性を呼ぶときにも用いていた。源義経の恋人が白拍子の〈静御前〉と呼ばれていたのはよい例である。
「実はのう。この猿御前こそ念流に忍びの術を合わせ、陰の流れを創り出した人物なのだ」
「ほう。齢八十のおばばがでござるか」
 小太郎は不審の面持ちである。
「八十の老人に忍びの術が使えるものでござりましょうか?」
「むろん伝承の域に属する話であろう。すでに三百年近くも前のこと。その頃、忍びの術があったものか、真実はわしにも分からぬ」
 秀胤は、ふっ、と笑った。それは自分も信じていないことを表している。
「だがのう。愛州移香斎が〈陰流〉と称する表の武芸と〈陰の流れ〉といわれる裏の武芸の二つを会得していたことは真のようなのだ。その表裏がどのようなものであるかは分からぬがな・・・・」
「愛州一族は、伊勢、志摩の海賊と聞いております。さかんに唐土に渡り海賊として名を馳せたとか?」
「その頃は、伊勢、志摩に限らず、熊野や瀬戸内の海賊も盛んだったと聞く」
 いわゆる〈倭冦〉のことである。
 彼らは朝鮮や中国に渡り大がかりな交易を行った。ときに武力を用いて略奪まがいのことも行ったため、大陸の者たちは〈倭寇〉と呼んで恐れたのである。
「その兵法は唐土の剣に勝るとも劣らなかったと言われている。否、唐土の名のある武術者で陰の流れの剣に勝った者は誰もいない、という噂さえあった」
「真でござりますか!」
 唐土の武芸者でさえ恐れた陰の流れ。小太郎にはにわかには信じられないことだった。


四 〈猿飛〉の太刀

 我が国では〈剣〉と〈刀〉を厳密には区別しない。本来なら〈剣〉とは、反りのない直刃のものである。左右双方が鋭く鍛えられていて、両方の刃が斬れることになる。対して〈刀〉とは反りのある片刃のものである。一方しか斬れない。
 独自の進化を遂げた日本刀は、美しさとともに、武器としても優れていた。それを認めていたのであろう。明国は、日本から大量に日本刀を輸入していた。例えば、寛正六年(一四六五)には三万余本、文明十五年(一四八三)には三万七千余本という記録が残っているという。余談ながら、当初一刀十貫文したものが、後には一貫文と価値が十分の一に下落しているが、粗製濫造のゆえか、供給不足かその理由は定かではない。人口から考えて、おそらく前者だと思われる。
 それまでの倭寇が無敵であったのは、軽くて反りのある日本刀に、さらに体術を組み合わせることによって、刀の動きを自在に変化させ得たためであろうと思われる。体術とは、すなわち〈陰の流れ〉である。
 次のような話が伝わっている。
 倭寇の一団が将軍戚継光率いる明国の軍勢に大敗したときのことである。倭冦が去った後に一冊の書物が落ちていたという。兵士の報告で戚継光がその書物を広げてみると、そこには太刀を持った様々な猿が描かれていたという。
 その書物こそ陰流の目録で、太刀を持った猿は、陰流の剣の型を描いたものだった。ただし〈陰流〉ではなく、〈影流〉と記されてあったという。永禄四年のことであった。
 早くから戚継光は、日本刀を使う倭寇の〈剣術〉(〈刀術〉といった方が正確かもしれないが)に注目していたという。得た目録をもとに、刀法を生かした部隊を編成(鴛鴦の陣という)し、倭寇を散々に打ち破っている。
「だが、わしは思うのだが・・・・」
 ここでいったん秀胤は言葉を切った。
 しばし考えた後、
「愛州移香斎殿は、略奪の武力と堕したその兵法を恥じたのではなかろうか、と思うのだ」
 永禄四年とは、移香斎が亡くなって二十数年が経っている。
「恥じた?」
「いかにも。己の武術が単に殺戮のために使われるとすれば、いかに異国の民とはいえ、寝覚めの良いものではあるまい」
 小太郎は無言だった。兵法者がそのような感傷に浸るものだろうか、という疑念が顔に浮かんでいる。
「わしは思うのだが、そのような気持ちを抱いた移香斎殿は、改めて修行した後、剣のみによる自らの兵法に開眼したのではなかろうか」
 そう思わねば理に合わぬ、と続けた。
「では陰流は、陰の流れから体術を捨て、新たに移香斎殿が作りあげたものだと・・・・」
「いかにも。陰流の〈陰〉は、陰陽の陰であるとともに、静と動のうち動すなわち体術に頼らないことを意味する陰ではないか」
 改めて日向国鵜戸の岩屋に願を掛けて参籠した移香斎は、満願の日に現れた猿から剣の奥義を示されたという。これにより得た剣、それこそが愛州移香斎の〈陰流〉の剣だったのだ、と秀胤は続けた。
 愛州移香斎は、そのとき三十六歳であったと伝えられている。
「義父上は移香斎どのから直々に手ほどきを受けられた。それにより覚るところがあり、己の流派を〈新陰流〉と名付けられたのだ。鹿島、香取に伝わる古い剣ではなく、まして念流のような上古の剣でもない新しい剣、すなわち〈新陰流〉を名乗られた。そこに義父上の陰流への並々ならぬ思いがあるはず」
 秀胤はそこでいったん言葉を切って、
「だが、わしも憲元どのもその他の高弟も陰の流れを伝授されたものはおらぬ。あるいは常陸介秀胤どのならば」
 と言って、溜息をついた。ここでいう常陸介秀胤とは、国府台の戦で討ち死にした信綱の実子のことである。
 実子の秀胤は特に軍学に優れていた。
「軍学なれば間諜の術がある」
 そのため、陰の流れを伝授されていてもおかしくない。そのうえ、亡くなるまで信綱の第一の後継者と目されてもいたのだ、と秀胤は言った。
「だが、その秀胤どのもすでにこの世にはおりませぬぞ」
「そうよ。義父上がわしに伝授する素振りは全くない。それゆえ、わしも噂に聞くのみで、その真偽を疑っていたのだ」
 秀胤の長い話は終わったようだ。
「ふうむ」
 聞き終えて、風魔小太郎は考え込んでしまった。
 そんな小太郎を冷ややかに見ながら、
「ふふ。我が元に風魔の総帥自らが来たわけが分かったぞ。そなたも義父上の〈新陰流陰の流れ〉を追っているのだな」
 と言った。
 小太郎は腕組みを解いた。
「ふふ。ご明察でござる」
 秀胤の冷笑に小太郎も冷笑で返した。
「それがしが聞いたことを申してもよろしいか」
「聞こう」
 小太郎はややずうずうしい言い方をした。
「もともと新陰流〈猿飛〉の太刀は、陰流陰の流れにさらに独創を加えて完成させたと聞こえてござる。新陰流では猿飛を〈えんぴ〉と称しますが、陰の流れでは〈さるとび〉と称し、それそのものが忍びの術の名前であったとか・・・・」
「・・・・」
 秀胤は無言のまま続きを促した。
「猿飛とはまさに読んで字の通り、猿が飛ぶが如く右に左に上に下に斜めに飛んで敵を攪乱する体術と覚えまする」
 跳躍術であるということだろう。
 さらに、猿飛に始まり、猿廻、山陰、月影、浦波、浮船の〈猿飛〉の太刀のそれぞれが独立した忍びの術でもある、と小太郎はやや突飛なことを言った。
「もともと、陰の流れでは〈猿飛〉の術(太刀)と称していたものを、信綱殿が〈猿飛の太刀〉としたのではござらぬか」
 移香斎ではなく、信綱が改めて体系、整理したのではないかというのである。
「では、陰の流れでいうところの〈猿飛〉の術とは何かというと・・・・」
 猿廻は猿回しのように相手を自在に操る術(催眠術か)、山陰とは月が山に隠れるように自らの身を隠す隠形の術、月影とは月の光に映し出された影のような変装の術、浦波とは浦に立つ波のように次々と相手の陣を混乱させる反間の術、浮船とは自分の船をあたかも瀬に浮かぶ小舟のように見せる目くらましの術(幻術)だ、と小太郎は言った。
 ちなみに、念流から別れた中条流口訣には、月影、浮雲の名が見え、同じく中条流から別れた富田流目録には、月影、山陰の名とともに、猿飛語、浮舟返、猿回前、浦浪前の名がある。
「面白い。〈猿飛〉に二つの意味があるとは・・・・」
 初めて聞くことだ、と秀胤は身を乗り出した。
「真偽のほどはともかくとして、良くできた話よ」
「かつて唐土の民を震え上がらせた陰の流れを会得すれば、我が風魔の術も無敵。さりながら、それも信綱どの次第・・・・」
「それゆえ、新陰流陰の流れを欲しているのだな」
「いかにも」
「ふうむ。義父上は新陰流陰の流れをどうしようと思っているのであろうか」
 秀胤もそれ以上のことは分からなかった。
「まさか、陰流から陰の流れを切り離して、新陰流と称したとも思えませぬが・・・・」
「うむ・・・・」
 話はそこで途切れてしまった。二人は言いたいことを言い合ったが、いずれも噂の類である。
 結局、互いに分からないままに夜は森々と更けていった。
 翌日・・・・。
「昨日は遅い時刻に着かれたゆえ、今日はゆるりとして旅の疲れなどお取りいただきたい。立ち合いは明日ということにいたしましょう」
 信綱は朝一番に富田一法斎のもとを訪ねると、前日に続きやんわりと延期を申し入れた。
 それより少し前、朝まだきを待ちかねたように、霜天のなか、疋田文五郎が大胡城の搦手門をこっそりと出て行った。
 朝が早いこともあって、門番だけでなく、その姿を見た者はいなかった。
(続く)








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