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宿志の剣 七 (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2014年2月9日 14時17分の記事



【時代小説発掘】
宿志の剣 七
鮨廾賚



(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】: 
 上野国大胡の領主上泉信綱は、養子秀胤に城を譲り、兵法流布のため回国の旅に出ようとしていた。そのとき58歳。第2の人生を自らの創始した新陰流とともに生きようと考えたのだ。だが、その頃の上野国は、武田、上杉、北条の争奪の渦中にあった。そしてまた信綱にしつこく付き纏う忍者飛びの段蔵の陰があった。

【プロフィール】:
鮨廾賚此昭和33年(1958)生まれ。平成22年(2010)第40回池内祥三文学奨励賞受賞。現在、新鷹会会員、大衆文学研究会会員、歴史研究会会員、歴史時代作家クラブ会員。


これまでの作品:  

宿志の剣 一
宿志の剣 二
宿志の剣 三
宿志の剣 四
宿志の剣 五
宿志の剣 六



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【時代小説発掘】
宿志の剣 七
鮨廾賚


宿志の剣 第六章 二人の富田一法斎

一 憲元帰る

 その日・・・・。
「憲元様が帰られましたぞ」
 信綱は重臣大胡民部左衛門の弾んだ声を聞いた。
 いつもの朝の稽古をすませて、富田一法斎に立ち会いの日延べを申し出た。その後、朝餉をとってから書見をして、軽く昼寝をしようと思っていた矢先のことである。
「ほう。憲元が」
 珍しいことがあるものか、と思っていると、
「親父殿。ただいま帰りましたぞ」
 声とともに当の憲元が入ってきた。
 手には網代の笠を携えたままである。碓氷峠で富田一法斎の弟子四人を倒した、あの網代の笠の武芸者こそ上泉主水正憲元だったのである。
 こうしたところは、相変わらずの気安さで、悪く言えば傍若無人なところのある憲元だった。
「息災でなによりじゃ。もう二年になるか」
 信綱は顔を綻ばせた。
 憲元が廻国修行に出たのは、永禄七年二月の国府台の合戦で、実子秀胤が亡くなってしばらく経った頃だった。およそ一年半ほど前のことである。
「親父殿。何ゆえ、瀬尾兵四郎を使って甲斐よりの使者を襲わせたのだ」
 憲元もてるに似て直截である。いきなりの問いだった。
「なに?」
「ふむ。やはり親父殿は知らなんだか」
「こなたの言っていることはよく分からぬ。少し順序だてて話すが良い」
 憲元は碓氷峠で見聞したことを詳しく話して聞かせた。
「やはり・・・・」
 信綱は一人肯いて腕組みすると後は無言だった。
「親父殿。いかがいたした。心当たりでもあるのか」
 憲元が何を言っても聞く耳を持たない。
 目を閉じて一心に考え事をしている。ふと見ると眉根が寄っている。険しい表情であった。信綱には珍しいことで、憲元も父のこんな険しい沈思黙考を目にしたのはついぞ記憶にない。
 やがて、信綱の両眼が開かれた。そのとき、すでに信綱の表情は晴れやかであった。何事かを決したようである。だが、
「ときに廻国修行はいかがであった」
 口をついて出た言葉は、いつに変わらぬ屈託のないものであった。
 憲元は信綱の次子でありながら、
 ――戦は嫌いじゃ。わしは気随気儘に諸国を旅したい。
 と言って、諸国を流離う変わり者であった。
 信綱はときにこの次子を羨ましく思うときがある。
「いやあ、なかなか。つくづく世の中は広いと思い知った次第・・・・」
 感に堪えぬといわんばかりに、憲元は自分の廻国修行の見聞を語った。
 そんな憲元の話を、信綱は目を細めて聞き入っている。
「ところで、親父殿もついに覚悟を決めたと聞いたが・・・・」
「いかにも。先夜のご使者から信玄公のお許しを頂いた」
「おお。では、いよいよ新陰流を世に広める旅に出られまするか」
「どうじゃ、こなた供をせぬか」
 信綱の口元は綻んでいる。
「旅に慣れたこなたがいると心強い」
「親父殿の供はご免こうむりましょう。それがしは気儘な一人旅が生にあっておりまする」
「さようか。そう言うと思うたわ」
 肯いたときすでに信綱は笑っていた。
 つられるように憲元も高らかに笑った。
 そのとき、部屋の戸口に秀胤が来ていた。急ぎの用を持ってきたのだが、実の親子の親密な会話を聞き、
(実の親子ゆえの笑いか・・・・)
 思えば、先年信綱の養子となって以来、そのようなひとときは持ったことがない秀胤だった。養父であるとともに師であり、主君であった。秀胤にとって信綱は、常に仰ぎ見る存在だったのである。気安く語ることなど思いも及ばぬことだった。
「義父上。入ってもよろしゅうござりまするか」
 秀胤の問いに、二人の笑いがやんで、うむ、という信綱の返事があった。
 すでに信綱の後嗣が、妹婿の秀胤であることは、憲元も知っている。風の噂で聞いて、 ――重畳、重畳。
 と、街道で呵々大笑したことを覚えている。
「失礼仕る」
 入ってきた秀胤に、憲元は挨拶を述べて、
「では、親父殿。それがしはこれで」
 まるで、秀胤と入れ替わるように座を立った。
「久しぶりにてるに会うてきましょう」
 そう言いながら、秀胤を見てにっこりと笑った。憲元とてるは実の兄妹である。
「待て、憲元。こなたに頼みがある。当城に滞在し、新陰流と手合わせをしたいという富田一法斎なる武芸者と、明日立ち合うてはくれぬか」
 部屋を出ていこうとする憲元の背に向って信綱が言った。
「・・・・!」
 秀胤の目が大きく見開かれた。
(昨日はそれがしの立ち合いを許さず、今日は何故憲元に)
 屈辱感が広がって行く。
(それがしの剣の腕を信じておられぬのか。それとも、やはり実子ではないからか)
 やがて、それは小さな妬みに変わった。
「ほう、富田一法斎は当城に参っておったのか。碓氷峠では不覚をとったが、ここでの試合であれば彼奴めも逃げようがあるまい。瀬尾兵四郎の仇討ちと参りましょうか」
 その言葉を聞いて秀胤の顔色が変わった。
(なにゆえに憲元が兵四郎のことを知っているのか?)
「ならぬぞ。立ち合いはあくまでも撓えで行うのだ」
 信綱の厳しい声が飛んだ。
 撓えとは信綱が考案したものである。竹刀のことである。太刀と同じ位の長さに割った竹を束ねて革の袋に入れて巻いたものである。剣道で使用する竹刀の原型といわれているが、現在の竹刀と違って、袋の部分が太刀の反り身に相当する。
 信綱がこれを考案したのには理由がある。従来から稽古で用いる木太刀では、いかに木作りとはいえ、打ち合いの際の怪我が絶えなかったからである。中には若いに任せて乱暴な稽古をし、生涯を棒に振るほどの障害を負う者もいた。ひどいときは死に至ることもあった。そのため、稽古のときに思いきった打ち込みができなかった。信綱が考案した竹刀ではそれを可能としたのである。
「親父殿考案の撓えか。まあ、やむを得ぬか」
 不満気な言葉を残して憲元は部屋から出ていった。
「何用か?」
 信綱は目を秀胤に移した。
「ひどく顔色が悪いぞ。変事でも出来いたしたか」
 顔色が変わっているであろうことは秀胤にも分かった。おそらく蒼白になっているのだろう。だが信綱は、あくまでももの静かに問うてきた。
「それが・・・・。先ほど当城を訪ねて、富田一法斎なる武芸者が参っているのです」
 秀胤はそれだけを言うのがやっとだった。
「なに・・・・?」 
 一瞬、信綱はその言葉の意味を解しかねた。怪訝な面持ちである。
「富田一法斎と名乗る人物が、二人当城に現れたということか?」
 わざと確認するように信綱が問うたのは、秀胤は虚言は吐かぬと知っているからである。
 ところが、肝心の秀胤がすでに冷静さを無くしていた。瀬尾兵四郎を使って、甲斐よりの使者を襲わせたことが信綱に露見してしまったかもしれない。どんな叱りを受けるか、と不安にかられていたのである。
 だがなぜか信綱は、そのことには触れず、今日訪ねて来たという富田一法斎の面体、服装、目的などを詳しく訊いた後で、
「今日の富田殿は、二の丸の広間にお通し申せ。わしはもう一度、昨日の富田殿に会うてくる」
 と、言い置いて、三の丸の客間に向った。
 昨日訪ねてきた富田一法斎には、立ち会いを明日に日延べするよう、朝会ったばかりである。
 秀胤は気もそぞろである。とはいえ、信綱の指図もあり、やむなく今日訪ねてきた富田一法斎のもとへ向かった。
 信綱が三の丸の客間に入ったとき、すでに昨日の富田一法斎の姿はなかった。
「誰かある」
 信綱の呼びかけに応じて、若い家臣が進み出て控えた。
「富田どのはいかが致した」
「それが先ほどよりお姿が見えませぬ」
「はて、面妖な?」
 少し考え込むような風情の信綱は、すぐにはっとして、
「城の出口をかためい。昨日の富田一法斎なる者、城から出すでないぞ」
 厳しい声で命じた。
 若い家臣は信綱の厳しい声を聞いて、慌てて伝令に走った。
「ううむ。何者の仕業か?」
 後に残った信綱は、ぽつりと呟いた。


二 卓越した忍び

 同じ頃、大胡城の信綱の部屋に一人の男がいた。その男は屋根裏に潜んでいたが、
「ふふ。二人の富田一法斎か。これは愉快じゃ」
 と、小さく呟いた。。呟いた、とはいえ、側に人が居ても全く気づかなかっただろう。ただ、唇がほんのちょっと動いただけだった。
 その男は、深い草色の忍び装束に身を固めていたが、覆面はしていなかった。歳は二十の半ばくらいか。丸顔に痩せた身体つきである。背はそれほど高くないであろう。その男の身のこなしは軽やかだった。
「さて、いま一人の一法斎とやらを見てこようか」
 男は再び小さく呟くと、ひょいと身体を動かして屋根裏を後にした。
 その男が屋根裏に隠れていたことは、憲元も秀胤も、いや当の信綱さえも気づかなかったようだ。恐ろしく忍びの術に卓越した者であるといわねばなるまい。
 しばらくして、その男の姿は大胡城を見下ろす丘陵にあった。
 陽は中天にあったが、冬の日差しには力がなかった。高原を渡る風に、日差し自体も吹かれて消えていきそうな案配だった。
 雑木林が切れて、辺りは一面の冬枯れの草地である。遠く、大胡の城を眺めながら、その男は誰かを待っているように見受けられた。
「むっ!」
 男は何者かが近づいてくる気配を感じたようだ。
 それは待っている人物とは別人なのであろう。懐に手をやって何かを掴むと、そのまま自分の髪を手で梳いた。黒髪が白くなった。さらに、懐から別な物を掴むと、両手で顔を覆うようにして手を離した。そこには齡の頃五十過ぎの老人の顔があった。
 右手で左手を左手で右手を覆うと、両手も干からびたようになった。変装というにはあまりにも見事な変身の術であった。
「怪しい者ではない。風魔小太郎と申す。加藤段蔵殿とお見受けした」
 そう言って現れたのは、六尺を越える背丈、がっしりとした体躯、まさしく北条忍びの総帥風魔小太郎であった。
「北条の忍びが何の用だ」
 男は声のした方を振り向いたが、にべもない答え方だった。そのうえ、声の質も変わっていた。枯れた五十過ぎの老人相応の声というべきものだった。大胡城の屋根裏で漏らした若い男の声とは似ても似つかぬもので、全くの別人といっても良いほどだ。
 だが、小太郎の言を否定しなかったということは、この男の名は加藤段蔵ということになる。
 加藤段蔵は一説によると文亀三年(一五〇三)の生まれだという。とすると、すでに六十を越した老爺ということになる。小太郎はこの人物が、若い男の変装だとは、全く気づいていないようだ。風魔の総帥をも欺くほどの優れた変装の術ということになる。
 ちなみに、この時代に〈世代〉という言葉があれば、永正五年(一五〇八)生まれの上泉信綱と加藤段蔵は同世代ということになる。
「上杉謙信に殺されそうになったと聞いたが・・・・」
 小太郎は両手を組んで仁王立ちになっている。柿色の忍び装束に忍び刀を差していた。相変わらず目だけは、昼間でも忍び頭巾の中で爛々と輝いている。
「陽は高いぞ。被り物を取ったらどうだ」
 段蔵はからかうように言った。小太郎と違って、全体は隙だらけである。目の色も柔らかで、深い草色の忍び装束でなければ忍びの者とは予想もつかないだろう。全くの好々爺然とした感じであった。だが、その口から発せられる言葉は容赦がなかった。
「ふふ。化けるのは不得手でな」
 忍びの者は素顔をやたらに晒さないと言われている。その言葉は、変装をして覆面をしていない段蔵への皮肉ではなく、言い訳のように聞こえた。
「義に厚い上杉謙信にしては非情な扱いよの。我が北条なればそのようなことはない」
「上杉謙信を詰るためにわざわざ現れたか。ご苦労なことよ」
 段蔵は意地の悪い言い方をした。
「だが、あれほど上杉謙信に仕え、幾多の戦場で活躍したこなたを、いかにその術が恐ろしくなったからとはいえ、殺そうとするなど、非道なこととは思わぬか」
 小太郎は段蔵の言をわざと無視した。
 加藤段蔵が長年仕えた上杉謙信のもとを去るにあたって、次のような話しが伝わっている。
 ある日、上杉謙信の命を受けて、直江大和守景綱の屋敷から、秘蔵の太刀を奪ってくることとなった。景綱は上杉謙信の奉行職を勤める重臣である。その屋敷は屈強の武士が不寝番を勤め、さらに猛犬を飼うなど警戒堅固な屋敷として知られていた。
 当然、謙信のその命令は直江大和守にも事前に知らされていて、警戒はさらに厳重なはずであった。にもかかわらず、猛犬を毒薬で即死させ、堅固な警戒の目をかいくぐり、段蔵はあっさりとその太刀を奪ってきた。ばかりでなく、直江家の幼い侍女まで生け捕りにしてきたのである。それを聞いて、謙信は言うに及ばず、豪の者が多い上杉家の武将達も一様に驚嘆したといわれている。とても一人で成し遂げられる技ではなかったからである。
 だが、その余りの術の見事さに、
 ――もともと忍びに忠誠心は無く、金で動くと言う。もし敵に寝返れば、我が春日山城も難なく進入できよう。さすれば我が首さえ危ないではないか。
 と、逆に謙信は疑心を深め、ついには段蔵を除こうと図った。その意を知った段蔵は、早々に謙信のもとを立ち去ったという。
 爾来、その消息は杳として知れなかったのだが、風魔はその動きをつかんでいたようだ。
「確かに謙信が猜疑心に取り憑かれたのは真のことだ。だが、寝首をかかれるのは一人謙信のみではない。武田信玄も北条氏康も同じ恐怖はあろう。それゆえ、猜疑にかられてわしを殺そうとした、というのは単なる噂よ。謙信はそのように器の小さい男ではない」
「ほう。ならば、なにゆえに・・・・」
「謙信は戦に強い。そのことは広く知られている。それは己の力であることを誇示したいのよ。謙信が戦に勝つのは、飛び加藤の裏の活躍あり、という風説が流れては困るのだ。謙信は自らを毘沙門天の生まれ変わりと自称している男。その誇り高い質は、戦で勝つのが己の力であることを当然のように思っている」
 ――越後に飛び加藤有り。
 という噂は、近在に聞こえていた。
 忍びの者の役目は単に連絡だけではない。情報収集、密偵、暗殺、さらには戦のときの後方撹乱を行い、ときには、流言誹語を飛ばしたり、反間の計を仕掛けるなど多岐にわたる。
 そして飛び加藤はいずれも一流の技術を持った忍びの者として知られていた。上杉謙信が戦に強いのは、裏で飛び加藤が活躍しているからではないか、という噂も一部では、まことしやかに語られ始めていたのである。
「謙信は本当に己が毘沙門天の生まれ変わりだと信じているのか」
「真だ。それゆえ大義ある戦しか行わぬ。大義ある戦ゆえに必ず勝つと信じている。だが、諸国に飛び加藤の名が知れ渡りつつあったのも事実。謙信としてはそれを嫌ったのよ」「ふうむ」
 小太郎は疑わしげに唸った。今度の上杉家退去のいきさつで、さらに飛び加藤の名は高まっている。
(どこまでが真のことで、どこからが風説なのか、真のことは誰も知らぬ)
 それは段蔵が己を高く売るために流した流言とも考えられなくもない。忍びの者は己の術を諸国の大名に高く売ることを常に考えているものである。小太郎が段蔵の言葉をそのまま受け取れないのも無理からぬことだった。
「まあ良い。こなたが上杉のもとを去ったは真のこと」
「わしが居なくなった後は、上杉家では忍び狩りがきつくなっている。戦に忍びがいかに重要であるか分かったゆえにな」
「ほう。それは初耳。どうだ。上杉の内情を北条に売らぬか」
「はっはっは」
 段蔵は高らかに笑った。
「飛び加藤と言われた段蔵殿のこと。その飛びの術を伝えたいとは思わぬか。どうじゃ、余生を北条に仕えては。氏康殿なれば非情な謙信とは違うぞ」
「もう弟子はとらぬ。それに伝えるほどの術でもないわ」
 段蔵はにべもなくはねつけた。
「はっきりと言ったらどうだ。上杉の〈軒猿〉のことが知りたいと」
「ふふ。さすが段蔵どのよ」
「そうよ。あれはもともとわしとは別に謙信が作り上げた忍びよ。元は宇佐美定満が作ったという噂もあるが・・・・」
 上杉の軒猿は忍びの衆の総称である。特に忍び狩りで名高い。段蔵で忍びの力を知った謙信は、その後、上杉家や越後を守るために他国から探りにくる忍びを根絶やしにしようと考えた。そのために組織したのが軒猿と呼ばれる忍び衆だった。事実、風魔もすぐる永禄三年、関東に進出した謙信の暗殺を謀った波多野治右衛門、当麻平四郎が生け捕りにあって以来、幾たびも苦杯をなめている。
 宇佐美定満とは越後国琵琶島城主で、上杉謙信を若い頃から支えた人物だった。知略に優れ、謙信の軍師と目されていたが、永禄三年に野尻湖で不慮の死をとげている。
「だが、わしも軒猿のことはようは知らぬ」
 木で鼻をくくったような段蔵の言だった。
「まあよい。じっくりと考えることだ。老醜をさらさぬようにな」
 小太郎は今までのやりとりから段蔵を味方につけることを諦めたようである。
「ふん。大きなお世話だわい」
 段蔵はむっとしたように吐き捨てた。
「さらば」
 そう言ったときには、すでに風魔小太郎の姿はなかった。
「わしを頼るなど、存外、風魔も甘いの。北条氏康亡き後の風魔は、腑抜けになるのではないか」
 段蔵は憐れむように呟いた。
 それは段蔵の慧眼というべきであったろうか。事実、豊臣秀吉によって北条家が滅ぼされた後の風魔は、単なる盗賊、夜盗と化し、武田家の遺臣向坂甚内に滅ぼされてしまうこととなる。


三 兄妹

 憲元はてるの部屋を訪れた。
 上泉城二の丸郭の奥の一室がてるの部屋にあてられている。てるは早苗と双六に興じて、華やいだ声をあげていた。
 部屋には香を焚きしめてあるのか、芳しい匂いがした。その香りは廻国修行中の武骨な憲元にとって、何かしらほっとするものであった。
「まあ、兄上。お珍しい」
 のそりと入ってきた憲元に、てるはやや驚いた表情だった。振ろうとした賽の手が止まっている。
 てるは薄緑色の小袖を重ねたうえに竜胆を散らした白地の打掛けを羽織っていた。それがてるを年齢よりもいっそう若く見せた。
「変わらぬな」
 憲元はてるの前にどかりと腰を下ろした。無骨だが卑しさは感じられなかった。
「兄上は陽に焼けてずいぶんお変わりね。なんだか一段と逞しくおなりになったようよ」「こやつ・・・・」
 てるがわざと大仰に言うのを聞いて、憲元が苦笑した。
 気を利かせるつもりか、双六の盤と賽を片付けて、早苗が出て行こうとした。
 今日の早苗は、薄桃色の御所車模様の小袖に、無地の浅黄色の打掛姿である。
「待て」
 憲元が早苗を止めた。声に険しさがある。
「そなた、名は何と申す」
「はい・・・・」
 早苗は戸の前で手を仕えて自分の名を名乗った。険しい声に怯えるように、顔を伏せている。
 憲元は早苗に鋭い眼を向けた。
「見かけぬ顔だな」
「先年、兄上が旅立ってから仕えるようになった者。別して怪しい者ではありませぬよ」 てるが明るく言った。
 だが、そんなてるの言葉を無視して、
「いつから忍びを侍らすようになったのだ」
 憲元は早苗から目を離さずに厳しい声で言った。
「えっ!」
 てるは軽い驚きの声をあげた。それは早苗を忍びと見破った憲元の慧眼に対するものだった。
「そなた、忍びの術を心得ているな」
 憲元の言に、顔を上げた早苗は幾分青ざめている。咎められた、と思ったのである。
「わ、わたくしは・・・・」
 不審な者ではない、と言おうとして言葉に詰まった。早苗が怯えるほどに、鋭く射竦めるような憲元の眼差しであった。
「兄上。早苗は瀬尾兵四郎の妹ゆえ、怪しい者ではありませぬ。とがめ立ては無用よ」
「何! 瀬尾兵四郎の妹と申すか」
「はい。お方様が仰せのように怪しい者ではありませぬ。幼き頃より父瀬尾兵左衛門に命じられて、忍びの修行を積みましたもの。父亡き後、兄兵四郎に命じられてお方様にお仕え申しております」
 幾分声に震えがあったが、早苗はきっぱりと言った。
「そうであったか。確かに昔聞いたことがある。そなたが瀬尾家の娘だったか。だが、早苗とやら、気の毒だが瀬尾兵四郎は死んだぞ」
「えっ!」
 てると早苗、女二人が同時に吃驚した声をあげた。
「昨日、碓氷峠で富田一法斎なる武芸者に斬られた」
 そう言って、憲元は己が見たことを、てると早苗に話して聞かせた。
「それでは、昨夜当城へ参ったあの富田一法斎が・・・・」
「そのようだな。明日、わしが立ち会うことになっている」
「まあ。それでは、瀬尾兵四郎の敵討ちを」
 これはてるの言である。
「はっはっは。兵法者としての立ち会いじゃ。敵討ちではないぞ」
 憲元は信綱から真剣勝負を望んで止められたことを話した。すでに目の険しさは消えている。
 てると憲元が話している間中、早苗は再び顔を伏せていた。その背は何かに耐えているように見えた。
 憲元は退出する早苗を咎めたことをやや後悔していた。意外な成り行きになってしまった戸惑いもあった。
「早苗と言うたな。余計なことをしゃべったようだ。すまぬ。だが、女の身で敵討ちなどを考えまいぞ。剣の勝負は時の運だ」
 憲元は態度を改めて厳しく戒めた。
「はい。よく分かっております」
 そう言って顔をあげた早苗は、まだ幾分青ざめてはいたが、声音ははっきりとしていた。
「分かればよい。しばらく二人にしてくれぬか。積もる話もあるでな」
 憲元は、今度は努めて優しく言った。
 はい、と小さく言って、早苗が退出していった。
「辛い話を聞かせてしまったか」
 憲元が一人ごちた。
 てるは何と返して良いのか分からずに黙ったままだった。
 戸を締めてあるために外の様子は分からない。部屋の中には暖を取るためであろう、火櫃が隅に置かれていた。真っ赤に焼けた炭が三つ憲元の目に入った。
 ややあって、
「いつ、帰ってらしたの?」
「先ほどじゃ」
「いかがですか。廻国修行は?」
「親父殿と同じ事を聞くか」
 と言って、憲元は皮肉っぽく笑った。
 すでにいつもの兄妹に戻っていた。二人は元来が陽気な質なのである。
「お聞きになりましたか? 父上も兄上のように諸国修行の旅に出るとか。男の人は気楽でようございますね」
 まるで逆襲するようにてるが返す。
「良いではないか。それが兵法者の定めというものだ。まあ、親父殿はわしと違うて修行ではなく、新陰流を広める旅ではあるが」
 憲元は苦笑するしかない。
(相変わらずの気の強さよ。これでは常陸介殿も堪るまい)
 妙なところで憲元の同情心が動く。
「父上は兵法者ではありませぬ。上泉領の領主です」
「うむ。だが隠居の許しが出たのであろう」
「知りませぬ。兄上は上泉城が、大胡城がどうなっても良いと言われるの。上泉家が滅んでも良いと言うの」
「手厳しいの。それでは常陸介どのが苦労するわけだ」
 てるの鋭い舌鋒に憲元もたじたじである。
 だが、てるの気性を知りぬいているので後には残らない。腹の中に溜めておけない性質なのである。
(性格も剣の腕も男に生まれた方が良かったのではないか)
 というのが、憲元がてると話していて、いつも感じることだった。
 それでいて器量は悪くないのである。父信綱譲りの細面で目鼻立ちの整ったてるは、
 ――鄙には稀な・・・・。
 と、かつて噂されたものだった。
「まあ、失礼な!」
 きっ、となったてるに、
(むしろ、柳眉が逆立つくらいのときが、この妹は美しいのかも知れぬな)
 と、妙な感心をする憲元だった。
「はっはっは。怒るな。親父殿は一介の兵法者として生きるのが悲願だったのだ」
 憲元は父信綱の〈宿志〉を見抜いていた。それは武将になるよりも、気儘な兵法者として生きる道を選んだ憲元だからこそ分かることだったろうか。
「良いではないか。親父殿はすでに上泉城主として十分にその務めを果たしたのではないか。後は常陸介殿が引き受ける番よ」
 憲元は秀胤を常陸介殿と呼ぶ。元来、上泉の一族で信綱の家臣だったのである。それが嫡子秀胤の死と憲元の放浪によって、信綱がてるの夫を養子として指名し、名を秀胤と改めさせたのだった。そのため、憲元は実の兄と区別するために常陸介殿と呼んでいたのである。
「ならば、殿を助けてくださりませ」
 てるの言う殿とは秀胤のことである。
「わしがか。わしは諸国を流離うのが性に合っている」
「暢気なことを。上杉、武田、北条に囲まれて、我らがどれほど苦労していることか」
「ならば、城を捨てれば良いではないか。世の中は広い。新陰流があれば食うに困ることはあるまい」
「兄上。上泉城も大胡城も我らばかりが暮らしているのではありませぬ。家臣もおれば領民もいるのです」
 てるは激しい怒りをみなぎらせて答えた。
「おお、恐や」
 憲元はさっさと退散する風を装って部屋を出ていった。
(ふふ、城主の奥方が様になってきおったわ)
 それは喜びの含み笑いであった。
(親父殿も安心して旅立てるというものよ)
 事実、後に北条方の旗幟を鮮明にした秀胤とてるは、天正七年、武田勝頼によって滅ぼされるまでよく城を保ったのである。


四 疋田文五郎の報告

 その頃、疋田文五郎は東山道を上泉城に向かって馬を疾駆させていた。
 昨夜、表門での初鹿野伝右衛門と富田一法斎とのやり取りに信綱は不信を抱いた。そのため、高弟でもあり、また自身が最も信頼する家臣でもある疋田文五郎に、事の真相を調べるよう命じたのである。
 夜の明けるのも待ちきれず、疋田文五郎はすぐさま碓氷峠に飛んで調査を行った。狼煙台の狼煙番からも一部始終を聞いた。
(やはり殿のお見込み通りであったわい。それにしても若殿も短慮なことを・・・・)
 文五郎には憮然とした思いがある。秀胤の行動を詰りたい気持ちだった。
 その帰り道なのである。
 彼方に雁が列をなして、北の空へ飛んでいくのが望見された。
 その下に越後との国境をなす、まるで槍ぶすまのように立ち並ぶ三国山系がある。遠く冠雪が望まれた。厳然と屹立する三国山系を背負う上野国は暑い夏が過ぎると一気に冬に突入する。秋が短いのである。
「いつもの年よりも雪が少ないか」
 一人ごちながら馬を疾駆させる。
 安中を過ぎると、厩橋城を警戒して、南に迂回した。
 卯(東)の方角には伊勢崎、新田の地がある。南北朝の頃、南朝方として活躍した新田義貞の本貫の地である。そこから巽(南東)の方角に向かって、一気に板東平野が広がっている。だが、文五郎の目には黄色い靄がかかった空しか望見できなかった。
 陽は中天にあって良く晴れた日だった。こんな日は赤城颪によって、乾燥した畑地の砂が巻き上げられるのである。そのため、まるで空が黄色く染まったように見えるのである。
 当然のことながら風が強い。身を切るような赤城山からの風に震えつつ、高崎城を右手に見てしばらく駆けた頃だった。
 文五郎の前面に激しく疾駆する一騎が目に入ってきた。ぐんぐんと距離を狭めてくる馬上の人物に見覚えがあった。
「あれは!」
 五十からみの真っ白な総髪と胴服を風になびかせて、いっさんに馬を駆る人物こそ、上泉の城に居るはずの富田一法斎であった。
「何故に?」
 こんなところで馬を走らせているのか、文五郎には理解できないことだった。
 やがて、互いに疾駆する二騎は、どんどんその距離を縮めて二間程に近づいた。
「富田どの。いかがなされた」
 文五郎が声を掛けると、一法斎の方も文五郎を認めていたようである。
 だが、一法斎からの応えはなかった。烈しい気が飛んできたのみであった。
「むむ!」
 激しい殺気が寒風よりも冷たく文五郎の五体に突き刺さる。
 無言のまま一法斎は腰の刀を抜くと、すれ違い様に一太刀文五郎に浴びせてきた。慌てず、文五郎も腰の太刀を抜いて応じた。
 ガッ、という鈍い音がして互いの刃が絡み合う。と、それは一瞬のことで、すでに双方はすれ違っていた。
「いかん」
 文五郎は刀を納めて、慌てて馬首を巡らせると、
「待たれよ。一法斎どの」
 言い様、馬に一鞭くれて後を追おうとした。
 そのとき、ぐんぐん距離を離す一法斎は振り向き様、文五郎に何かを投げてよこした。「む!」 
 再び腰の刀を抜いて、一法斎から飛んできたものを払った。
 キン、という乾いた金属音が二回して、左右にジャリッという音を立てて何かが落ちた。
「手裏剣!」
 文五郎の丸い目がかっと見開かれた。それは十字型の十方手裏剣と呼ばれる忍びの道具だったのである。
「まさか・・・・」
 文五郎は再び馬首を巡らせると、前にもまして上泉城への道を急いだ。
 身を切るような風は、もはや全く気にならなかった。
 上泉城に帰った文五郎は、直ちに信綱のもとへ向かった。
「分かったか」
 信綱が待ちかねたように問う。
「はっ。殿のご推察の通りにござりました。瀬尾兵四郎は甲斐よりの使者を襲い、助けに入った富田一法斎殿に討たれたようでござりまする」
「不憫な。これからであったというに・・・・」
 その後の言葉は出なかった。沈鬱な表情であった。
「ですが、その後、富田殿は憲元さまと立ち会い、従者四名を失ったご様子」
「憲元とか」
「はっ。富田殿は敵わぬと見て逃げたようでござります」
「なるほど」
 そうか、と信綱は合点したように頷いた。憲元が帰ってきたことを、文五郎はまだ知らない。
「ところで、殿。帰り際に富田一法斎殿に会いましたぞ」
「なに!」
 文五郎は富田一法斎と出あったときの模様を詳しく語った。
「ううむ。彼奴め、やはり忍びであったか」
 信綱は今日富田一法斎と名乗る兵法者がもう一人、仕合いを求めて訪ねて来たことを話して聞かせた。
「では、昨日の一法斎は偽者?」
「間違いあるまい。だが、わしも先ほど会うてきたが、今日の一法斎どのと真に瓜二つ。二人列べばいずれが偽物か見分けがつくまい。その者、見事な変身の術よ」
 信綱は感心したように言った。
「左様ですか。では、昨夜の一法斎はいずこの忍びでありましょうか?」
「うむ」
「何故に当城に来たのでありましょうか?」
 文五郎の問いに、信綱は腕組みしたまましばらく思案を重ねていたが、ややあって、
「上泉の城を出て西に向かったのだな」
「はっ。あの様子では厩橋城に寄ることはあり得ぬことと」
「ということは・・・・」
「まさか・・・・」
 あっ、と声を上げて文五郎が驚きの声をあげた。慌てて声を潜めた。
「武田殿が・・・・」
 信綱はこくりと頷いた。
 期せずして師弟の考えが一致した瞬間だった。
 いっとき思案に沈んだ信綱が、
「すまぬが憲元を呼んでくれぬか」
 隣の部屋にいる侍臣に声を掛けると、
「えっ! 主水正様がお帰りなのですか」
 文五郎が弾んだ声をだした。主水正とは憲元のことである。
「こなたが帰城する少し前に戻ってきたようだ」
「それは重畳。それがしも早く会いとうござる」
 憲元が小さい頃から文五郎は仲がよい。かつては竹刀を交えた仲でもあった。
「親父殿。お呼びか」
 ややあって、信綱の部屋に憲元が入ってきた。
「おお、文五郎。久しぶりじゃな」
 信綱の前にいるのが文五郎と知って、憲元は懐かしそうに声をかけた。信綱の近くに寄って腰を下ろした。
「お久しゅうござります。また、一段と逞しゅうなられましたな」
 陽に焼けた憲元の顔を見て、文五郎が嬉しそうに顔を綻ばせた。
「もう、そなたには負けぬぞ」
「何の。では、これから一汗」
「よし、久しぶりにやるか」
「待て」
 逸る文五郎と憲元を信綱が制した。
「憲元に少しばかり話しがある。そなた先に行っておれ」
 と、文五郎に命じた。
 文五郎の退出を待って、信綱は先ほど文五郎から聞いた話を憲元に語った。
「これは面白い。富田一法斎が二人いたとは」
「明日立ち会う一法斎殿は、そなたが碓氷峠で会った人物とは別人だ。それゆえ、明日の立ち会いは無用じゃ」
「お気遣いは無用でござる。いずれが本物か分かりませぬが、せっかくの機会ゆえ」
「いや。わしに考えがあるのだ」
「ほう。ならば無理にとは申しますまい。廻国修行の成果を親父殿にとくとご披露しようと思いましたが」
 憲元は一法斎との立ち会いに若干の未練があるようだ。
「それは、そなたの挙措動作を見ておれば分かる。早う行け。文五郎が待っていよう」
 信綱が微笑んで言った。
 では、と短く言って、憲元が部屋を出ていった。
 一人残った信綱は、何かを考えるように目を閉じた。
(続く)








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