世界支配のシナリオが解ると世界が見えてくる!(世界支配層と宇宙の真理10) | |
2011年10月8日 16時43分の記事 | |
昨日投稿しました。ジョージ・ソロス氏の「お前(世界金融)は既に死んでいる!」は、まさにそのとおりで、世界金融は2007年のサブプライムローン問題で致命傷を負っているのです。その仕組は・・・
先進各国の中央銀行のコントロール=BOE、FRB、日銀など世界先進国の中央銀行をコントロールし世界の金融・経済を支配する。 格付け会社の創設=格付け会社はこの100年余の実績により容易に信頼されてきた 通貨の変動相場制=各国通貨をコントーロールし実物経済をコントロールする。アンフェアーな為替操作により国際競争力をコントロールする。例:1991年〜1995年 中国の元は対ドル比3.5倍安くなって国際競争力が飛躍的に向上した。 グローバル金融・経済を世界に浸透=世界の金融・経済をコントロール可能な体制へ 自由経済市場=世界で最も金融力の高いものがコントロールする弱肉強食市場 デリバティブ商品の開発=高度な金融工学を駆使し開発したと称し容易に理解できない金融商品 レバレッジ=元本の数十倍〜100倍の投機が可能となり商品や為替市場を賭博化 CDS(クレジット・デフォルト・スワップ=債務不履行保証保険)の開発=レバレッジ商品、社債、公債、国債などに付し、その商品が債務不履行になったときその弁済をする保険。これにより各金融債券はリスクゼロと見なされモラルハザードを誘発する。直接の取引に関係の無い第三者がCDSを掛けることが出来るので、その第三者は債務不履行となるよう働きかける、要するに企業・公的機関・国などをつぶす金融破壊兵器 投資銀行(投機銀行)およびSIV(投資銀行のトンネル会社)の肥大化=アメリカを中心とする投資銀行が上記ツールを使い世界の個人、銀行、保険会社、政府機関、大学、企業などあらゆる組織に上記商品を売り込み、その膨大な利益はSIVを通じ闇の世界へ、、アメリカ金融当局はリーマンショック直後に投資銀行を全廃した、証拠隠滅と思われる。 以上のように世界支配層は延々と上記組織や各種ツールを作って世界の金融・経済をコントロールしてきました。 そして、現在は「これに毒は入っていません。格付け会社が「AAA」をつけています。どんどん食べてください。」と奨められた世界は、その毒入り饅頭をたらふく食っている状態にあります。その結果がアメリカ、ギリシャ、スペイン、イタリアなどの金融危機やその影響による先進国の金融不安や不況なのです。 本来、その食べ物に毒が入っていないかどうかチェックすべき機関が、たとえばアメリカではFRBやSECなどですが、故意により放任されてきました。ソロス氏が言うリーマンショック後の金融規制の失敗は、失敗でなくあえて意図し放置されたものであることは容易に想像できます。 このように「世界支配層のシナリオ」を漏れ伝わる情報から推測し予測していかないと世界の金融・経済の動向は見えてきません。 残念ながら、日本の政治家、官僚、企業経営者、経済学者のほとんどは、この視点に欠けた状態で判断しているようです。まるで盲目の道先案内人です。 続く | |
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