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欧米(世界支配層)の日本侵略は466年前から始まった!(2)
 
2011年10月15日 22時50分の記事

第一次侵略は、既に皆さんお気づきのように、その首謀者は世界支配層の第一勢力である王侯、貴族、黒い貴族、ローマ法王、イギリス王室などの中のポルトガル王、スペイン王、ローマ法王でした。そして、欧米(世界支配層)の日本第二次侵略には、当時既にヨーロッパの金融王であったロスチャイルド家が関わってきます。
215年続いた「鎖国」は1858年(安政5年)タウンゼント・ハリスと徳川幕府が日米修好通商条約を締結し、鎖国が完全に終わりました。 しかし、それまでにも1792年ロシアの開国要求はじめ、諸外国からの様々な開国要求があったようです


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その詳細はウィキペディア「鎖国」の「開国までの動きと鎖国の終焉」に20数件の事件等々が載せられています。
ウィキペデイア 参照 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%96%E5%9B%BD
一度、開国すると外国から異人がどっと押し寄せたため、各藩は幕府を責めます。その急先鋒は長州でした。元々、孝明天皇は開国に反対でしたので江戸幕府に外国との条約を結ばないように命じていましたが、幕府はアメリカの圧力に抗し切れず「日米修好通商条約」を締結してしまいました。この条約は非常に不平等な条約であったことはみなさん御承知のとおりです。余談ですが、先日の韓国とUSAの「FTA」はこの「日米修好通商条約」以上に不平等であり、まるで韓国を奴隷扱いしている内容だとのことです。先日、投稿しましたTPP問題の中で、ニュージランドとアメリカ(間違ってオーストラリアと書いてしまいました。訂正します。)のTPP問題担当者のやり取りのメールで「これで韓国と日本を長期的に潰すことができる」とした件がウィキリークスで暴露されたと報じましたが、TPP締結は「トモダチなんて100億年お断りだ!」のアメリカの最悪の社会そのものを受け入れる「売国」行為なので、充分に監視しなければと思います。
で、「天皇が反対しているのになぜ幕府が勝手に条約を締結するのだ」ということで「尊王攘夷論」の激論が日本中で沸きあがります。
以下、「尊王攘夷」から「尊王」、「攘夷」の分離、さらに、「大攘夷」へ・・・
尊王攘夷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
尊王攘夷(そんのうじょうい、尊攘)とは、王を尊び外圧・外敵を撃退しなければならないとする思想。日本では、江戸時代末期(幕末)に朝廷から一般民衆まで熱く論じられ、反体制運動の合言葉として利用された。
概要 [編集]
国家存在の根拠としての尊王と侵掠者に対抗する攘夷が結びついたもの。「王を尊び、夷を攘う(はらう)」の意。古代中国の春秋時代において、周王朝の天子を尊び、領内へ侵入する夷狄(中華思想における異民族。ここでは南方の楚を指す。)を打ち払うという意味で、覇者が用いた標語を国学者が輸入して流用したものである。斉の桓公は周室への礼を失せず、諸侯を一致団結させ、楚に代表される夷狄を討伐した。その後、尊王攘夷を主に唱えたのは、宋学の儒学者たちであった。周の天子を「王」のモデルとしていたことから、元々「尊王」と書いた。日本でも鎌倉時代、室町時代は天皇を王と称する用例も珍しくなかったが、江戸時代における名分論の徹底により、幕末には「尊皇」に置き換えて用いることが多くなった。
なお幕末期における「尊王攘夷」という言葉の用例は、徳川斉昭が弘道館記で東照宮家康公の事績を褒め称える文脈で使っているのがもっとも古い。
尊王論 [編集]
詳細は「尊王論」を参照
攘夷論 [編集]
詳細は「攘夷論」を参照
250年あまり続いた江戸の太平の世において、外国から日本への侵害を受けるといった発想や実感はあまりなかった。ところが、大航海時代以降世界に進出、支配領域を拡大した欧州、続く帝国主義の波に乗った米国によるアフリカ・アジア進出・侵略・植民地化は、東アジア各国にとっても脅威となった。アメリカ合衆国の東インド艦隊司令長官マシュー・ペリーが黒船で来航したときには「泰平の眠りを覚ます上喜撰、たった四杯で夜も眠れず」という狂歌が詠まれた。上喜撰とは緑茶の銘柄である「喜撰」の上物という意味であり、「上喜撰の茶を四杯飲んだだけだが(カフェインの作用により)夜眠れなくなる」とう表向きの意味と、「わずか四杯(ときに船を1杯、2杯とも数える)の異国からの蒸気船(上喜撰)のために国内が騒乱し夜も眠れないでいる」という意味をかけて揶揄している。
中国南部では(1840年)清国がイギリスと戦争(アヘン戦争)となり香港島を奪われ(1997年返還)、日本でも北海道でゴローニン事件、九州でフェートン号事件といった例などの摩擦が起こり始めた。これに対応するためには、「開国」して外来者を受け入れ自らも外へ出て行くか、外来者を追い払って(これまでの)平和を維持するかのどちらかであるが、「攘夷」は後者の発想・考え方である。また、国内では国学の普及にともなって民族意識がとみに高まった時代でもあった。ことは複雑で事態は単純ではないが、大きな流れとしては、江戸幕末では「開国」を主張する徳川幕府や薩摩藩と、「攘夷」を主張する長州藩の対立となった。ところが、欧米列強の圧力により修好通商条約に天皇が勅許を出した (1865年) ことにより「尊皇」と「攘夷」は結びつかなくなった。また、津和野藩の大国隆正らによって、欧米列強の圧力を排するためには一時的に外国と開国してでも国内統一や富国強兵を優先すべきだとする大攘夷論が唱えられた事は、「開国」と「攘夷」という相反する対外思想が「討幕」という一つの行動目的へと収斂される可能性を生んだ。土佐藩の坂本龍馬らの斡旋や仲介もあり、幕末日本の薩摩と長州の二大地方勢力は討幕へと向かっていくことになる。
転載終了

ということですが、薩摩は「生麦事件」の問題からイギリスと戦争し、長州は下関海峡封鎖問題からイギリスおよび外国連合軍と戦争しましたが、いずれも敗戦しました。
薩摩は数十箇所に、大砲の陣地を敷きイギリス艦隊を迎え撃ちましたが、薩摩藩内のイギリス内通者(五代友厚が疑わしい)がその陣地配置をイギリスに知らせたと思われる正確な砲撃によりことごとく撃破されました。
ところが、この戦争を契機に長州と薩摩はイギリスと手を結び「尊王攘夷」から「大攘夷」、さらに「倒幕」へと進みます。
そして、仲の悪かった薩摩と長州を結びつけたのが勝海舟の愛弟子である坂本龍馬でした。そのきっかけは武器が無く困っていた長州に薩摩名義で輸入した武器を提供したことですが、この取引に、イギリス・ロスチャイルド系列のシャーディーマセソン社の長崎代理店であったトーマス・ブレーク・グラバーが大きく関わっていました。その後、グラバーは武器を大量に仕入れ過ぎたり資金の回収がうまくいかず破産しましたが、高島炭鉱の経営者として日本にとどまり、岩崎弥太郎の三菱財閥の相談役などで活躍しました。私生活では五代友厚の紹介でハナと結婚し長女と息子「倉場富三郎」がいる。「倉場富三郎」は1945年8月に自殺している。
ウイキペディア「倉場富三郎」参照http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%89%E5%A0%B4%E5%AF%8C%E4%B8%89%E9%83%8E
このようにグラバーは日本が本格的な内戦になると見込んでいたようです。その情報元はイギリス公使の「パークス」かその部下の「アーネストサトウ」であったと思われます。
薩摩と長州を裏から操るイギリスと幕府を裏から操るフランスが共に両者をけしかけ本格的な内戦に持ち込み、両者が疲弊した時に乗っ取る算段をしていたのではと思われます。
しかし、当時の日本人には多くの賢者がいました。その賢者の中でも「勝海舟」とその愛弟子「坂本龍馬」の活躍により本格的な内戦になることなく「明治維新」が達成されました。
その課程では勝海舟はイギリスさえも押さえ込み西郷隆盛を説得し「江戸城無血開城」を成し遂げました。このことは本格的な内乱を防ぐ象徴的な出来事です。
その後、勝は二度も裏切られた主君徳川慶喜、篤姫、その他多くの幕臣の面倒を最後まで見ました。幕臣を静岡のお茶の栽培につかせたり、多くの幕臣を横浜へ移動させたりしました。また、日清戦争には最初から最後まで反対し、むしろ日中共同して欧米に対抗するべきだと言っていたそうです。勝海舟は欧米の世界支配層の企みを的確に見抜いていた数少ない「賢者」だと思います。そして、「コレデオシマイ」といってこの世を去ったそうです。
参考 ウィキペディア 「勝海舟」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E6%B5%B7%E8%88%9F
この激動の江戸末期、明治維新の際には「孝明天皇暗殺説」や「明治天皇すり替え説」などさまざまの謀略が渦巻いていました。坂本龍馬の暗殺などもそうです。この謀略には深くイギリス(世界支配層第一勢力および第二勢力)が絡んでいたものと思われます。それらのことが後の第三次、第四次の日本侵略に関係してきます。
続く

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