地球という名の牢獄にしないために 究極的に狂った世界の金融経済構造 | |
2011年10月30日 14時34分の記事 | |
昨日お伝えしたように、ギリシャデフォルト危機の最大の問題点はCDSに集約されました。その他の問題点はEU首脳会議の難産の末での合意でほとんど解決出きる見込みになりましたが、CDSの問題が残りました。このCDSの有効性の結果により、今後の世界金融経済恐慌が起こるかどうかが明確に予測できます。すなわち、今回のギリシャの国債減免処置は金融機関の自主的な減免処置なのでデフォルトに当たらないとの判断でCDSの保険料は支払われないとの結論が出た場合は、CDSの保険としての有効性が失われ、今後政治的判断にゆだねる場合はCDSとしての価値を失うことになり、最大市場の国債へのCDS依存によるモラルハザードは消滅し真っ当なリスクを負担する正常な国債市場になります。これにより金融市場最大の国債への博打投機が成立しなくなります。従って、最終ターゲットであるUSA国債や日本国債への投機は急速に減少されます。この結果正常な望ましい市場へ脱皮することに繋がります。
しかし、ギリシャは金融機関の自主的減免処置であっても実質的に債務不履行であるとの判断でCDSの保険が有効であり保険は支払われるべきだとの結論になった場合は、そのCDSを発行した金融機関は膨大な損失を抱え即倒産の危機に見舞われます。そうなると、ギリシャだけでなくイタリア、スペイン、ポルトガル、アイルランド、イギリス等々膨大な保険債務が発生し、さらに拡散し、それが世界の金融機関連鎖倒産へと波及します。そうなると世界の国々の救済や国際機関の救済なども到底不可能なことになります。 そして、世界金融経済の壊滅的大恐慌が勃発します。 ですから、この度のギリシャデフォルトの判断とCDSの有効性の判断は今後の世界金融経済恐慌を占う極めて重要なポイントなのです。 しかし、それ以前でも狂った金融構造は幾つもあります。 あまりこれらの金融経済構造を深く考えない人々からすると信じられないほどの世界詐欺構造が既に出来あがっています。 金融経済の詐欺構造の主な仕組を上げますと。 1. お金の仕組のサギ 2. 各国政府でなく中央銀行制度の紙幣発行のインチキ 3. 中央銀行と金融機関の信用創造のイカサマ 4. 基軸通貨=米ドルの金兌換停止と無価値化 5. マスコミによる情報隠蔽および世論誘導の強化 6. アンフェアな為替制度 7. 為替制度と先物市場にコントロールされる実物経済 8. エコノミック・ヒットマンによるCDS(金融核兵器)の創造と仕込み 9. 為替・先物市場に翻弄される不当な経済変動と格差の拡大 10. グローバリゼーションの欺瞞を世界に拡大 11. 自由市場制度という世界支配層のための市場 12. 金融支配層の傲慢 13. デリバティブ(金融派生商品)の拡散と偽金融膨張手段としてのレバレッジ 14. CDS=金融核爆弾の金融市場への拡散 15. 金融市場の博打化、モラルハザードの蔓延 16. 金融危機の勃発 17. 世界首脳および国際機関の無能と無作為 18. 世界各国国民の各政府への不満増大 19. CDS(金融核爆弾の爆発)による世界金融経済大恐慌の発生 20. 世界各国通貨、国債の大暴落 21. 世界金融・商品市場の崩壊、金融機関・企業の倒産ラッシュ 22. 世界貿易の凍結、物流・情報の停滞 23. 治安の悪化、食糧危機、暴動、各政府への反乱、内乱 24. FEMA(アメリカ)などの強権組織の市民の投獄と虐殺による強権支配 25. 世界中央銀行の出現、世界通貨の流通とその強制 26. 世界政府の出現と世界統治 27. 世界市民の奴隷化 28. 地球という名の牢獄 このように1〜18までは既に現実化しています。そして、19以降が今後起こり得る世界支配層のシナリオです。どうでしょうか、現実は見事なまでにシナリオ通りになっています。 このように既に世界の金融構造は狂っています。世界支配層はその状態を極力世界市民に悟られないようにマスコミを使いこれらの現実を報道することなく常に他の話題に誘導するか、まったく逆のことが真実であるかのような報道をします。あるいは一部の真実を知らしめその中に99%の偽りを混在させガス抜きと同時に思考の錯乱を諮ります。世界市民は日常的に騙され続けています。洗脳され続けています。ですから、リビアの国民を大事にし狂った世界の金融構造から自国民やアフリカ諸国の国民を守るためアフリカ圏内のAIMFやアフリカ中央銀行の創設、アフリカの統一通貨の創設に努力していたカダフィ大佐をリンチ虐殺したのです。そして、カダフィ大佐がその理想の為に蓄えていた13兆円を凍結し略奪したのです。このことは500年余前にコロンブスがアメリカ大陸に到達し、以後、南米をスペインが北米をイギリスやフランスが侵略し平和に暮らしていた現地人を数千万人以上虐殺し土地や財産を略奪した行為となんら変わりありません。日本も466年前の1549年8月15日にフランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸し、それ以来、悪魔の侵略を受け一部のキリスト教に改宗したとされる九州大名が鉄砲の火薬に使う硝石欲しさの為に領民の女子50人を硝石1樽と交換する悪魔に成り下がっていましたが、過酷な戦国時代を生き抜いてきた究極の危機管理に優れた豊臣秀吉や徳川家康および徳川家によりその侵略を防ぎ、世界歴史上稀な2百数十年及ぶ鎖国制度により諸外国に侵略されることなく平和に暮らし日本独特の文化や平和を好む人間としてあるべき資質が醸成されました。そして明治維新を経て、70年前に日本をトコトン追い詰め、戦後の東京裁判の判事でもあったインドのパール判事は「現代の歴史家でさえも、つぎのように考えることができたのである。すなわち『ハル・ノートのようなものをつきつけられれば、モナコ公国やルクセンブルク大公国でさえ戦争に訴えただろう』と東京裁判の判決書より長い独自の「パール判決書」に記録されているように戦争を仕掛けてきました。アメリカの指導者はこのような一方的で相手の存在を許さない不当な文書を突きつけました。そして、フリーメーソンに入会していたと思われる当時の海軍大臣米内光政と海軍長官山本五十六を騙し、日本政府・軍部の内通者により得た情報で暗号文の解析を終え自動解読するタイプライター十数台を配備し日本軍の暗号の全てを解読できる体制を整え、日本軍の不穏な行動を政府に警告したハワイの司令官を更迭し、代わった司令官に空母を退避させ、主な戦艦をハワイ湾に集結させそのままとどまるように命じました。そして、用意周到に準備を整えて日本海軍に真珠湾攻撃をさせたのです。そのアメリカの自作誘導による日本海軍の真珠湾攻撃であったにも関わらず「リメンバー・パールハーバー」としてアメリカ国民を大いに煽って第二次世界大戦に突入していったのです。 このようにターゲット国の売国奴を通じ情報を得て工作し、誘導できる体制を整えて用意周到に準備し事を起こす手口。 売国者を買収し狡猾に騙し虐殺し略奪する悪魔の習性は500年前も今もまったく変わっていません。特に2001年9月11日8:46の自作自演の「911テロ」以来、その本性がむき出しになり、より凶暴になっているものと感じます。 アフガニスタン、イラク侵略とフセインの死刑執行、そして、リビア侵略とカダフィ大佐のリンチ虐殺と13兆円と石油利権の略奪で西欧支配層の人間としての根本的な「愛」が欠落した悪魔性がよりあらわになってきました。 その悪魔性で世界支配を目論んでいますが、「ヤスの備忘録歴史と預言のあいだ」http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-225.html で投稿されている「コールマン博士のマヤの暦」では2011年10月28日でマヤ暦が終わり宇宙の創造が終わり、これから地球も新しい精神の創造の時代に入るとの事ですから、世界支配層のシナリオは金融経済大恐慌までは実施出来ても、その後はシナリオ通りにはならないのではないかと思います。 | |
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