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世界金融経済大恐慌は避けられない!
 
2011年11月18日 23時27分の記事

NWO(新世界秩序=世界政府)計画の破綻か?(?)

イタリア、スペインの国債利率が危機水準の7%に迫り、フランスも次第に7%に近づきつつある状態で、ECBは「ソブリン債務危機は、まず、各国政府の責任だ。ECBに対応を求めることは可能だが、ECBの責務内においての対応に限られる」(ロイター)とソブリンリスクはまず当事国の責任で対処するように求め、これ以上の各国の国債の買い支えに難色を示しています。これについてはドイツも同意見でありフランスとの違いが際立っています。


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そもそも、ユーロ圏の形成については当初から矛盾を抱えています。
すなわち、ドイツなどの経済力の強い国はユーロ導入で実質通貨の切り下げになり益々競争力が増しより多くのメリットを受けることになりますが、その逆の経済力の弱い国はユーロにより実質通貨の切り上げとなり益々競争力が奪われます。一瞬豊かになったような錯覚を覚えますが、長期的には、そのコストである金利は経済力と財政状況に見合ったバロメータとして次第に上っていきます。そうなるのは自然な流れに過ぎません。まして、ギリシャはゴールドマンサックスの悪知恵により財政のウソの申告でユーロ圏に加盟した訳ですし、公務員天国で徴税率が悪く危機意識の低い国民性でもあり、今後はユーロ圏を離脱して再生を図るしか無いようです。
しかし、ユーロ導入で多くのメリットを受けたドイツの輸出入のGDP比率はこの10年で相当上っており、今後訪れる可能性が高い世界的な経済のリセッションがあった場合は
以前よりリスクを抱えた経済構造になっています。以前のドイツはもっと堅実で慎重な政策を取っていたはずですが、ユーロ圏、EU圏なので安心して輸出入を拡大してしまったのでしょうか。それとも、そのような経済体質へ導く罠だったのかもしれません。
ドイツもギリシャも20年~30年先を見据えた「遠くを見る目」に欠けた経済・通貨政策であったようです。日本も相変わらず「目近の」政策ばかり議論している状態ですので、早晩、彼らと同じ状態に追い込まれるものと思われます。

さて、NWOですが、この計画は1995年ごろにパパブッシュが公表しだしたと記憶しています。そもそも、このNWOは世界支配層第三勢力であるディビッド・ロックフェラー・ブッシュグループの計画であり、世界支配層第一および第二勢力の世界政府計画とは異なる計画だと思われます。第二次大戦後、アメリカの一人勝ちになり、冷戦後に世界はアメリカ一極支配体制になり、そのことに増長した第三勢力グループが暴走しだしたものと思っています。しかし、金融関係は依然として第一・第二グループが握っており、第三グループは色々な不正や略奪で運営してきましたが、2001年9月12日にフレディ債などの期限が迫り追い詰められ「911の自作自演テロ」を実行し、約20兆円相当の債務を揉み消したものと思われます。その後、アフガニスタンやイラク進攻により膨大な軍需費を掠め取ったものと思われます。しかし、サブプライム問題、リーマンショックで膨大な損失を抱え困ったディビッド・ロックフェラーは第一・第二勢力に資金支援を求めましたが拒否されました。そのため、日本に対し100兆円の支援を執拗に求めましたが例の度重なる短期首相辞任により逃げられました。さんざん追い詰められた手負いの「悪魔」は「311人工地震による東北関東大地震・大津波、福島原発爆破による放射能大拡散」を実行しました。それに恐怖し驚いた日銀は3月14日に60兆円を震災名目として3大銀行と2大証券に限定して供出しその後40数兆円を供出しました。しかし、このお金は国内で流通することなく第三勢力グループに流れ、その一部がUSA国債に当てられた結果8月3日のアメリカデフォルト危機が回避されたのではないかと思われます。その後もレバレッジを効かせた為替取引で円高に誘導し、日本財務省・日銀は円高防止策の名目で市場介入し現在までに10数兆円を貢いできたものと思われます。この貢に忠実に貢献した当時の野田財務大臣が唐突に民主党代表に選ばれ首相になったものと思われます。
おおよそ、このようなストーリーを妄想しています。
しかし、このような世界支配層第三勢力のディビッド・ロックフェラー・ブッシュグループの暴走を見ていた世界支配層第一・第二グループはもともとの計画から大きくハズレようとしている第三勢力グループの状況を見て、彼らを排除したスイス政府主導による57ケ国会議をモナコで開き、その後、裁判に掛けるなどと脅しストップさせたものと推測しています。
このようにして、NWO計画は破綻したものと思われます。しかし、世界支配層の第一、第二勢力は世界政府樹立計画を中止したものでは無いと思います。
第三勢力が強引であまりにもミエミエの状態であったため「トカゲのシッポ切り」としてNWOを破綻させたもので、今後はより巧妙で慎重なシナリオにそった世界政府樹立に進むものと思われます。そのため、世界金融経済大恐慌は避けられないものと考えています。

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